|
カテゴリ:観光列車
乗車記も5回目に入ります。上越妙高を折り返した列車は、一路糸魚川に向けて走りますが、車内の様子の残りについて取り上げていきます。雪月花は改造車ではなく純然たる新製車ですので、製造時のこだわりがふんだんに盛り込まれているのです。
デッキ部分にはのぞき穴がいっぱい設けられていて、中を覗いたら沿線の様子を表した絵画などを見ることができるようになっています。遊び心満載の演出です。 のぞき穴の中はこのようになっています。 のぞき穴の中はこんな賞も。経済産業省のグッドデザイン賞に輝いた車両です。 さらに製造翌年には鉄道友の会のローレル賞も受賞しました。車両デザインは、ウエストエクスプレス銀河を手掛けた川西康之氏が担当しており、水戸岡デザインや奥山デザインとは一線を画すポップかつカジュアルさの漂うデザインが特徴です。 遊び心はこんなところにも。車内デッキ部分をよく見ると、月の満ち欠けと雪だるまが表現されています。車両ごとに異なる演出になっているところもこだわりの一つです。月は1号車。雪だるまは2号車で見られます。 乗降口の隣には、沿線の俯瞰図が置かれていて、日本海と妙高の山並みを確認することができます。 記念スタンプは2号車のさくらラウンジにあります。 ラウンジには車内販売で売られているお土産が。コーヒーや紅茶など、車内で飲める一品も購入可能です。 カートはオリジナル感が出すためにロゴが入ったシールが貼り付けられたものです。 妙高高原からは約40分。直江津に到着です。直江津では停車時間を利用して、立売で駅弁の特別販売が行われます。人気はやはり鱈めし。さけめしやにしんめしも購入できます。管理人は上越妙高で事前に予約していたので使わなかったのですが、立ち売りの販売員さんから買って食べるのも醍醐味なんですよね。 ※写真は掲載許可済みです。 直江津では妙高高原と同じく13分停車し、方向を変えて糸魚川へ日本海沿いを今度は走ります。筒石での途中停車やお土産については次回の紹介で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.09.25 20:52:31
コメント(0) | コメントを書く
[観光列車] カテゴリの最新記事
|