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カテゴリ:定期列車
旧国鉄の花形特急車両である485系が、いよいよ12月に全車が引退をすることが決まりました。485系は最初の東京オリンピックが行われた1964年から製造が始まり、最盛期には1000両以上が全国の主要幹線で特急として走るなど、華々しい活躍を見せた名車です。 JR発足初期には、スピードアップの旗振り役としても抜擢され、スーパー雷鳥の130km化やはつかりの140km運転など、在来線の高速化にも大きく貢献をしています。また、ジョイフルトレインやリゾートトレインに改造された車両も多く、半世紀以上に渡り活躍を続けてきたことは、日本の鉄道史に残る存在であったと言えるでしょう。 その生き残りである高崎の華とリゾートやまどりの12両が運転を終了し、一つの歴史に幕が下ろされます。管理人はあと2年ほどは走るのではないかと予想していたのですが、そこはJR東日本。突然の発表をよく行うことは盛り込み済みであったので、ある程度の覚悟は持っていました。最後に485系に乗ったのはこのブログでも取り上げたきらきらうえつで、もう3年前です。もう少し乗るチャンスがあるかなと思ったのですが、車体も古くて寄る年波には勝てず、臨時列車についても置き換えられることになりました。 国鉄型で運行される特急電車は、残りはJR西日本のやくもだけとなります。そのやくもについても再来年に273系に置き換えられることが決まっているため、現役で見られるのもあとわずかとなりました。やくも置き換え後に再来年度以降も見られる国鉄型の特急は全てディーゼルとなり、四国と九州でのみ見られることになりそうです。 【来年3月以降も見られる国鉄型の特急(キハ40などの改造車は除く)】 ・やくも(2024年度まで) ・うずしお(1往復のみ) ・むろと ・剣山 ・伊予灘ものがたり ・四国まんなか千年ものがたり ・志国土佐時代の夜明けのものがたり ・あそぼーい! ・A列車で行こう ・ゆふ ・あそ ・九州横断特急 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.10.29 22:43:38
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