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カテゴリ:JR九州D&S列車
西九州新幹線の開業から2か月。ようやく長崎に弾丸行軍ですが行くことができました。仕事のヤマを一つ越えたので、何とか鉄分の濃い年末年始を送ることができそうです。長崎への目的は新幹線もそうですが、新幹線以上にJR九州が観光・集客の鍵として力を入れていた新D&S列車のふたつ星4047乗車が一番の目的になります。この列車、予想以上の人気で切符がなかなか取れず、スケジュールも組むのが難しかったのですが、ようやく難産の末に取ることができました。今回の行軍は、みんなの九州きっぷと合わせて行ってきた記録です。
ふたつ星4047は武雄温泉~長崎を結ぶD&S列車で、往路は有明海、復路は大村湾に沿って走ります。往復で経路が違うのが特徴です。管理人は往路乗車をチョイス。始発の武雄温泉から乗り込みます。写真は発車15分前の入線の様子で、車体は白をベースに金の帯がアクセントとなっています。 種車は列車名のとおりキハ40と47で、元々は、はやとの風といさぶろう・しんぺいで使われていた3両です。小倉工場で再改造の上リニューアルされたものを使っているので、車体中央のサンルーフが大きな特徴となっています。 2号車はいさぶろう・しんぺいの増結車から改造されているので、標識灯横に付け加えられた補助前照灯がそのまま残されています。 水戸岡さんデザインのロゴはとても凝ったものが特徴で、ななつ星によく似た意匠に仕上がっています。高級感を演出する上で、今までのD&S列車のノウハウが蓄積されていますね。 そしてこれもお馴染みです。いろんなロゴが側面に散りばめられているのも、最近のD&S列車の特徴となっています。写真撮影のときに違った雰囲気を出せるよう配慮したものです。 2号車はラウンジを兼ねたビュッフェ車に改造されたので、キハからキシに車両番号が変更されています。食堂車の「シ」は、乗車する上で旅の楽しみをそそります。4047の番号は、3両とも共通です。 車内に入ります。車内には高級感満載の号車札が掲示されています。3両とも共通のデザインです。列車名が示すように2つの星は、長崎と佐賀の2県を表したものです。 1号車と3号車は、はやとの風時代の座席やレイアウトがほぼそのまま踏襲されました。改造期間が5か月と短いことや予算が従来のD&S列車よりも削減されていたので、この2両の改造は、内装のリフレッシュなど小幅なものにとどまっています。そのため、はやとの風時代の面影が色濃く残った車内なのです。 こちらは3号車。座席もそのまま流用されています。 3号車のカウンター席です。セミコンパートメント仕様になっているので、オープン座席よりも個室感が若干あります。かわせみやませみの雰囲気に少し似ています。 1号車のデッキ部分。スタンプや記念乗車証は左側のスタンプ台に置かれます。右奥はトイレ。リニューアルはされていますが、残念ながら改造期間が短いこともあってか、ウォシュレットはついていません。 トイレの対面は大型の荷物スペースが置かれていて、比較的大型のキャリーケースも入れられるサイズです。 天井部分や側扉付近は焼付塗装が再度行われていて、その上にオリジナルデザインのステッカーがいろんなパターンで貼られています。 停車駅案内です。往路と復路で停車駅が違っていて、大村線を走る復路の方が停車駅が1つ多くなっています。 #2では沿線の様子などを綴っていきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.11.25 20:55:19
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