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なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

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2023.03.05
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カテゴリ:定期列車


今年もダイヤ改正の時期が近づいてきました。春のダイヤ改正は3月18日。JRは大阪の一部(うめきた新駅開業とおおさか東線の延伸など)を除いて例年よりも小幅な改正となりましたが、来年は北陸新幹線の敦賀延伸が控えるなど、大きな改正が控えています。その影で国鉄型車両については、今年も数を大きく減らしています。485系が形式消滅し、残る国鉄型電車は14形式、気動車は5形式となりました。ダイヤ改正前後の車両の入れ替えが激しくなる時期ですが、動向をまとめていきたいと思います。

※3月16日に一部アップデートを行いました。

【来年引退がほぼ確実な車両】
1、185系
廃車が進行し、残りは復刻塗装車の編成を含めて12両が残るのみとなりました。今年は団体列車や臨時列車(足利の大藤まつりや谷川岳ループなど)として最後の活躍をすることが見込まれており、昨年の485系のような感じで引退となりそうです。

2、201系
疎開中の編成を除くと、奈良に残る両数は8編成48両のみとなっています。これらの車両も来年には221系に置き換えられるため、全車、今年がラストイヤーとなります。主に大和路線のJR難波~王寺間の短距離普通列車に用いられているので、撮影は早めに済ませておきましょう。

3、381系
国鉄型最後の特急形車両で、全車やくもに充当されていますが、273系新型振子特急車が導入されるため、新聞やメディアで既報の通り、最後の活躍を見せている状態です。おそらく来年のダイヤ改正では、総入れ替えの上で若干のスピードアップ(最大でも5分程度?)も図られる可能性があるので、国鉄塗装やスーパーやくも復刻塗装が出ているように、お名残乗車や撮り鉄の撮影も過熱している状態です。今年は奥出雲おろち号が運行終了となることから、秋以降は指定券の入手が段々と難しくなっていくものと思われます。時間が出来て乗る機会があれば、本当にこの車両は早く乗って頂きたいです。管理人はやくもで381系に乗ったのは2回ほどですが、GWは本格的に検討したいと思います。

【ダイヤ改正後も残るが、乗るチャンスが大幅に減る車両】
4、103系
比較的オリジナルに近い状態だった和田岬線の6両が来週引退することで、残りは播但線、加古川線、筑肥線の49両だけになります。ダイヤ改正後はこの3路線でしか乗れなくなるので、確実に乗りたいときは是非足を運んでください。和田岬の103系は、国鉄型車両の訓練車として重用をされていた他にも、1日あたりの走行距離が他の路線と比べて少ないため、最後まで残ると見込んでいました。ところが、この6両を廃車にするということは、国鉄車を出来るだけ早く一掃するというJR西日本の隠れたメッセージでもあることが伺えます。播但線、加古川線の34両については、207系の改造車もしくは227系の新規投入が始まると、雪崩的に撤退が進むことが予想できるため、現在の状況は危ういと言っても過言ではありません。筑肥線の15両については、来年から始まる福岡市交の新車投入を見ての判断となりそうですが、いずれにせよ、先行きは長くないと見てよいでしょう。

5、113系
225系の増備に伴い、221系、223系の転属が進んでいることから、経年車の廃車が再び出始めました。おそらく来週のダイヤ改正では、日根野から転属した223系が湖西線や草津線で走るため、特に京都でさらなる廃車が出そうです。岡山にいる車両も、227系500番台(うらら)の投入が始まるので、115系と合わせて廃車が出ることが見込まれ、乗るチャンスは少なくなりそうです。

6、115系
227系が101両入ることから、一部の編成の廃車がダイヤ改正後に始まることが確実です。岡山では長らく通勤輸送に113系、115系が主力として大手を振って走っていましたが、広島の227系Red Wingと同様、うららも継続的な増備が図られるものと予想されます。そうなると、確実に狙って乗れるのは岩国~下関間で走る3000番台になるので、この形式も短期的~中期的な運用は山口県を中心に残ると予想されます。ところが、下関の3000番台も廃車が徐々に始まっていて、廃車分の穴埋めを岡山からの3扉車で埋めることもあり得るかもしれません。そうなっても全体の車両数は確実に減っていくことになるので、やはり乗っておきべき車両の一つです。

もう一つ、広島のRed Wingの運用範囲が昨年から新山口まで拡大をされていますが、徳山から西側での運用が増えていくことが今後見込まれます。

7、117系
流電の流れを組む名車として、京都、岡山に残る40両ほどの車両も、223系や227系に置き換えが予定されているので、ウエストエクスプレス銀河を除き、段々と乗れなくなる車両になってきます。今度のダイヤ改正では、最悪の場合、定期列車から外れる可能性も覚悟しておく必要がありそうです(あんまり考えたくはないですが・・・)。

【今後廃車が大量に進むため、乗れる路線が今よりも限られる車両】
8、205系
今年度中に南武支線の4両は新潟から転属のE127系に置き換えられることが決まりました。鶴見線の27両については、E131系の置き換えが決まっている他、仙石線に残る68両についても近いうちの更新が見込まれています。3年から4年後にはJR線内では、奈良線のみになるかもしれません。

9、211系
国鉄型電車の中では一番の残存数を数える形式ですが、JR東海にいる車両は全車315系に代わることが決まっています。静岡や神領にいる車両も少しずつ廃車が進行しているので、東海地区での乗車は早めにしておきましょう。まだまだ多く残る高崎と長野の編成については、当面は走ると見てよいでしょう。

10,213系
211系と同様に、JR東海で走る28両については、315系の増備に伴って、廃車になることが確実です。
この28両は全車が飯田線で走っており、315系の置き換えによって、他の車両区から転属の313系が代わりに走ることになります。岡山で走る28両は、アコモ改良工事を受けているため、そのまま引き続き使われます。

【今後の動向に注意が必要な車両、その他】
11、105系
12、123系
105系は広島、奈良、和歌山にいた車両が廃車になってからは、14両が福塩線、22両が宇部線、小野田線を中心に走り続けています。福塩線の14両については、227系への置き換えの優先度はおそらく低いと思われるので、そのまましばらくは残るのではないかと考えられます。また、山口に残る22両と123系は、宇部線、小野田線の経営状況が厳しいことから、新たな車両を入れることが難しいので、これについても現状維持が精いっぱいなところです。特に宇部線と小野田線は、前宇部市長がBRTの導入と引き換えに廃線を示唆したことから、鉄道の存続に暗雲が垂れ込めているのも事実で、テコ入れを図るのであれば、これらの車両の置き換えや合理化を図るべく、単行でも走れる125系のような車両を入れたいところなんですが。

13、415系
昨年の西九州新幹線開業に伴う秋のダイヤ改正で、鋼製車84両が一気に運用を外れる驚きの事態が起きました。現在はステンレスの1500番台が56両大分に残るのみで、そのうちの4両(JR東日本から譲渡された編成)は運用離脱中です。ダイヤ改正後は主に小倉~下関間の関門トンネル運用に専用車として走っていて、交直流電車の代替車がないことから、当分は走ることになるでしょう。また、一部は大分や鹿児島本線を長躯走る運用も残っており、福岡や北九州を中心にまだまだ乗れる機会は十分です。

14、713系
4両が運用を離脱し、現役で走るのは僅か4両のみとなってしまいました。日中は1編成の運用のみで、現在はこの形式が一番JRで乗ることが難しい車両と言えるでしょう。製造から40年が経過するのと、修理用の部品が枯渇したらその時点で運行終了となりそうなので、宮崎で遭遇したらすかさず乗りましょう。

【気動車】
15、キハ40
北海道のキハ40については、H100が引き続いて増備される他、737系電車が苫小牧に5月に配属になることから、廃車がさらに進むことになりそうです。また、富良野線が全車H100に置き換えられるのと、留萌本線の留萌~石狩沼田間の一部廃止に伴い、キハ54やキハ150の運用に余裕が出てくることから、玉突き廃車が出るものと予想されます。そうすると残りは、函館本線の函館~長万部間、日高本線、根室本線の滝川~富良野~東鹿越間、石北本線の遠軽以東の大部分など、より乗れる区間が限られていきます。

また、東日本管内では、クルージングトレインが今月に引退をすることから、残る車両は僅か9両のみとなります。ただ、西日本、四国、九州では目立った動きはないので、今年も現状で推移するものと考えられます。製造から46年。残存率は驚きの50%に達しますが、老朽化との戦いに今後はなりそうです。

16、キハ183系
北海道に残る車両は、ノースレインボーエクスプレスを含めて全車が4月までに退役します。残るは九州で走るあそぼーい!のみとなり、D&S列車で走る1編成のみが豊肥本線と日豊本線の一部(大分~別府間)を駆け抜けることになります。

17、キハ32
18、キハ54
19、キハ185系
これらの3形式は、事故等がなければ今年は話題はほとんどないと思います。

【まとめ】
昨年のペースまではいかないまでも、今年度も200両以上の国鉄車が運用離脱ないし退役となりました。来年度はJR西日本の車両を中心に引退する車両が多く発生するので、比較的容易に乗ることができた西日本の区間でも、キハ40を除き段々と乗ることが難しくなってきそうです。国鉄車の桃源郷だった岡山の車両が特に入れ替わるので、全国的には国鉄車の営業本数は各都道府県とも少なくなってきています。その中でも国鉄車の割合が9割を超える山口県は、置き換えがほとんど進んでいないので、じっくり堪能するなら足を運ぶこともよいかと思いますね。





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最終更新日  2023.03.16 22:32:08
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