なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

乗り鉄にとって、食事や休憩ができるスポットは、旅程に関わらず必要になってきます。その際に上手に使えばめちゃくちゃ重宝するのが、スウェーデンの家具のお店であるIKEAです。

IKEAは家具だけでなくレストランも併設しているのが特徴で、目的によっては1日まるごと楽しめたりもします。特に鉄道ファンにとって効果的に活用してもらいたいのはレストランで、食事や休憩、スマホの充電など、一つのチェックポイントとして使うことができます。

【場所】（※常設店のみ、ポップアップストアを除く）
IKEAは主に3大都市圏と仙台、福岡に店を構えています。場所と最寄り駅は以下の通りです。

仙台＜太白区＞（長町：東北本線、地下鉄南北線）
埼玉＜三郷＞（新三郷：武蔵野線）
千葉＜船橋＞（南船橋：京葉線）
東京（原宿、渋谷、新宿）
立川（高松：多摩都市モノレール）
港北＜横浜＞（新横浜から無料シャトルバス、大倉山：東急東横線、中山：横浜線）
名古屋＜長久手＞（公園西：リニモ）
大阪＜大正区＞（なんば、大阪、ドーム前千代崎、大正からシャトルバス）
神戸（南公園：ポートライナー）
福岡＜新宮町＞（新宮中央：鹿児島本線）

この中でも鉄道駅に近く、利便性が高いのは仙台、新三郷、南船橋、東京都内の各店舗、立川、長久手、神戸、福岡になります。これらのお店は駅から徒歩5分くらいで行けるので、途中の立ち寄りスポットとして重宝します。

【食事】
レストランは1000円あれば、そこそこのものが食べられます。おススメはサーモンのマリネで１つ490円です。これに290円の野菜カレーを組み合わせても780円と、ファミレス並みの価格で楽しめます。写真で確認をしていきましょう。



レストランで食べる場合は、プレートを先ず取ってからお目当てのものを選んでいきます。初めに置かれているのはスイーツ。アップルパイなど割とバリエーションはある方です。



これがIKEAの看板商品のサーモンマリネ。お値段は490円と味と品質の割に廉価な方なのです。サーモンは無添加なので安心して食べられます。



IKEAではベジタリアン向けのメニューが充実をしていて、プラントカツカレーはカツが豚肉ではなく、大豆由来の代替肉を使ったソイミートのカツカレーなのです。590円と豚のカツカレーよりも手軽に食べられます。しかも味もそこそこいいので、肉を控えたいときには最適です。



肉が食べたい方もご心配なく。ソーセージやローストビーフなど、肉もちゃんとあります。



焼き立てのパンは1個100円程で廉価ですが、味は確かなものなのです。これは人気のシナモンロールで、冷凍でも売っています。



ドリンクバーはコーヒーやソフトドリンクが飲み放題で120円と、これだけでも利用する価値は十分です。休憩スポットとしては贅沢すぎる仕様となっています。コーヒーは本格的なドリップ式で、専門店と同じ豆から挽いて抽出するタイプなので、味はいいんですよ～（＾～＾）。



勿論、お茶類も飲み放題です（＾～＾）。



こちらはマスタードとケチャップのサーバー。揚げ物やホットドッグを購入したときに使います。



レストランを使う予算がないときや時間が限られているときでも十分に使えるのがIKEAで、何とベジドッグが80円で食べられます。これに飲み物をつけても200円と、急な腹ごしらえもお金を節約して賄えます。肉のホットドッグでも100円。ソフトクリームは何と50円で食べられます。IKEAにレストランやフードコートを併設している理由として、創業者のIngvar Kamprad氏の考えがあり、空腹の人とビジネスをするのは難しい。お腹を満たした人と行うのが成功の秘訣と割り切ったからだそうです。これがIKEAが世界的な企業になった所以とも言えますね。



管理人が選んだランチです。肉がなくても結構なボリュームで、十分に楽しめました。

IKEAは日本での店舗数が少ないので立ち寄る条件が限られますが、料理の味がいいので是非使ってほしいですね。食事の後はチョコレートやポテトチップスなどのお菓子も買えますので、長旅に欠かせないアイテムも調達することが可能です。18きっぷを使った旅行では特に貴重なスポットになると思います。