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なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

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2023.06.12
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カテゴリ:定期列車


今年度の国鉄車の陣容がほぼ固まりましたので、3月以来の動向を追いました。追加情報が出ましたら逐次アップデートをしていきます。6月度は車両数に変化のあった形式について取り上げます。

※7月6日にアップデートを行いました。

1、103系
和田岬線の6両が引退し、残る49両は全て2両から3両の短編成のみとなってしまいました。網干の18両、加古川の16両、唐津の15両はいずれも編成が少ないので、置き換えが決まったら一気に車両が総入れ替えになる可能性があります。特に播但線、加古川線はリニューアル改造から20年~25年以上が経過しているので、JR西日本の財務状況が改善傾向にある中、突然の227系投入があってもおかしくはありません。

2、105系
奈良、和歌山の車両が全廃となったところで、ここ3年間は動きのなかった形式ですが、下関の余剰車の廃車が2両発生しました。残りが他の形式と比べて少ないだけに、今後も変化が少なそうですが、福塩線に使われている14両は、227系の置き換えと睨んでいく必要がありそうです。あくまでも置き換えの優先度が高いのは117系、113系、115系ですが、105系も新造から40年が経過しているので、広島のようなパターンでの置き換えも否定できない状況ではあります。一方で宇部線、小野田線で使われている車両は、路線の経営実態が厳しいだけにまだまだ残る気配です。

3、113系
草津線、湖西線の定期運用から外れたことで、昨年の415系同様、大量64両が一気に離脱しました。残りは福知山の12両と岡山の52両を合わせた64両のみとなり、岡山の車両については227系の投入と同時に一部が置き換えとなる模様です。227系は7月22日から投入が始まりますが、113系も4両が手始めに入れ替わる予定で、今後は経年車から順に引退が進むことになります。

3、117系
113系と同様に京都にいた車両は定期運転を終了し、残りは岡山の12両とウエストエクスプレス銀河の6両、静態保存前提で車籍を有しているトップナンバーの1両を合わせた19両だけになりました。その19両についても、岡山の12両は7月に227系の運行開始と同時に定期運用から離脱する予定です。しばらくは臨時運行で残る見込みですが、実質的にウエストエクスプレス銀河の1編成が、流電の流れを組む車両として命脈を保つことになります。

4、211系
315系の増備が継続しており、神領にいる車両の離脱が進んでいます。3両固定編成は全て置き換わり、次は4両固定編成の引退が始まりました。総車両数についても500両を切り、7月に入って廃車のペースが上がってきている状況です。今後についても年間50~60両ペースでの廃車が進行することになります。

5、115系
7月にデビューする227系500番台(Urara)は初めは16両が運行を開始しますが、増備車が出るタイミングで一部が入れ換えになるのが確実です。また、広島の227系(Red Wing)は現在、新山口まで運行区間が伸びていますが、Red Wingの運用が拡大すると、下関の3000番台の廃車も進むことになってきます。また、3000番台の中間車として走っている3500番台は、117系からの改造編入での車両で、7月に定期運用を終了するオリジナルの117系の面影を辛うじて残すことになってきます。

6、205系
鶴見線で走っている編成は2両2編成が新潟からのE127系で置き換えられます。また、3両編成についてもE131系の投入が確定しているので、あとは半導体の供給量次第で導入時期が早まる可能性があります。E131系は鶴見線の次は仙石線と見込まれているので、仙台にいる68両の動向も見ておく必要がありますね。

7、キハ40
北海道にいる車両については、737系電車の室蘭線導入やH100の富良野線投入、留萌線部分廃止など玉突き廃車の要素がいっぱい出てきているため、数を減らすことが確実です。東北では、クルージングトレインが引退するなど、JR東日本の観光列車として残っている車両は9両のみとなりました。

JR西日本の車両についても、余りのキハ47が僅かですが廃車になるなど、安泰とはいかないようです。ただ、電車と違って廃車のペースが鈍いため、総車両数に関してはしばらくは211系よりも多く残る時期が出てくる見込みです。明治のカールと同様に、西日本だけにしか残らない気動車にほぼなりつつあるのが現状です。

【まとめ】
昨年からの1年間で引退や廃車になった国鉄車は、今年度も300両を超えるなど、淘汰のペースは衰えるところを知りません。来年度は201系や381系の完全引退が予定となっている他、113系や115系、211系についても撤退の車両が続々と出てくる見込みなので、来年の5月、遅くとも再来年の3月までには国鉄型電車の両数は1000両を割るペースについになってくるのではないかと見ています。

また、統計として各都道府県の国鉄車の割合は、新車導入とともに全体的に減少の一途を辿るのみとなっています。国鉄車の牙城だった岡山でも新車が広島に続いてようやく大量に入ることになり、JR車の割合がより進んでいくことになりそうです。例外なのは山口県。山口県に関しては、自治体がお金を出さないこともあってか、唯一、国鉄車の割合がほぼ90%中盤と非常に高く、気軽に国鉄車に乗るならば、九州や岡山ではなく、山口に行くのが一番確実と言えます。





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最終更新日  2023.07.06 20:57:34
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