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カテゴリ:車内販売
半年ぶりのご無沙汰です。この弁当はふたつ星の乗車記とは別に項目を分けて取り上げます(^~^)。
昨年11月に紹介をして大きな反響を呼んだ特製ふたつ星弁当は、この列車の乗車率を上げる陰の主役となっていて、連日満席が続くのも、この弁当をめあてとする乗客が管理人を含めてたくさんいるからでもあります。 何といってもこの弁当の目玉は、佐賀牛のステーキとローストビーフ、メンチカツの豪華3点セットです。価格は西九州新幹線の開業キャンペーン期間が終了したので、2800円に戻っていますが、風呂敷の値段の550円を加味して考えると、2000円台前半で佐賀牛がこれだけ食べられるのはホンマ、太っ腹なのです。物価高騰で全国各地の駅弁が軒並み値上げをしている中で考えてみても、良心的だと思います。 初めに、弁当は肥前浜停車中のビュッフェが空いているときに受け取りました。受け取った弁当は・・・あれ?風呂敷の色が変わっています。半年前に乗ったときには青でしたが、6月の色は緑になっていました。 実は弁当の風呂敷は3か月おきに色が変わります。今年に入ってからホームページに詳細がアップデートされていましたので、こちらを先ずは載せておきます。前に乗ったときは、11月でしたから青い風呂敷を持って帰っています。 9月~11月:水(acqua<アクア>) 12月~2月:実(frutti<フルッティ>) 3月~5月:花(fiori<フィオーリ>) 6月~8月:葉(foglie<フォーリエ>) ふたつ星は西九州新幹線の開業と同じ9月に運行開始しましたから、丁度緑の風呂敷が出揃い、4色一巡することになります。ちなみに色彩がイタリア語で表現されていますが、水戸岡さんはデザイナーの駆け出しの頃にイタリアに留学をしていた経験を持っていて、ここで培ったセンスを色に当てはめているわけなのです。季節によって小物が変わる工夫は、四国まんなか千年ものがたりの飲み物のコースターや、○○のはなしの記念乗車証に導入されています。ですので、4色コンプリートしようと思ったら、3か月おきに定期的に乗らないと集まらないわけです。これ、リピーターを増やすための簡単な方策なんですよねえ。 ちなみに36ぷらす3についても、旅行商品のランチプランで提供しているお弁当の風呂敷の色を、茶色から各ルート毎の色に変えています。 風呂敷を開けると、二段重がお目見え。掛け紙は前回の乗車のものと変わっていませんが、風呂敷の色が変わったことで、季節ごとの印象が加わった感があります。 お品書きについては、前回のふたつ星の乗車記のものと変わりませんが、豪華な内容です。 【お品書き】 <一段目> ・佐賀牛出汁漬けローストビーフ ・鬼おろしポン酢 ・ほうれん草の胡麻和え ・がんも・里芋・椎茸・人参・きぬさやの炊き合わせ ・有明海産真海老の南蛮漬け <二段目> ・佐賀牛ステーキ ・有明海産焼きのり・おかか ・蓮根の磯部揚げ ・佐賀牛メンチカツ ・煮卵 ・青高菜 ・さつま芋のレモン煮 ステーキの枚数については牛肉の重量によって5枚~7枚に変動します。これは仕入れ先の牛肉の大きさによるものですので、カットについては仕方のないところです。味については本物。ローストビーフのサシの脂の乗り方は本物の佐賀牛の証です。ステーキもメンチカツも牛肉そのものの旨味をしっかりと味わうことができる満足度大の逸品です。 ふたつ星は復路も焼き立てスフレが好調で、現在も切符の取りにくい人気の列車となりました。人気の秘訣として佐賀牛効果は絶大です。リピートしても味わいたい佐賀牛の二段重。これは行かなアカンでしょう(^~^)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.06.15 20:47:32
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