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カテゴリ:観光列車
SAKU美SAKU楽の乗車記も最終回になります。来週は恒例の人吉遠征、再来週から会津・日光行軍に行ってきます。その前に旅のtipsとまとめです。 【tips 1:津山まなびの鉄道館】 鉄道系の博物館としては小規模になりますが、キハ181系やDF50など、レアな車両や機関車が保存されています。転車台の回転も行われるなど、短時間でも楽しめる施設です。入場券は硬券で発行されますので、旅の記念としてもうってつけです。場所は津山駅からは歩いて10分ほどですので、管理人もSAKU美SAKU楽に乗る前の約2時間弱を楽しんできました。イベント時には保存車両に入れる機会もありますので、是非行ってほしいスポットです。キハ58の車内に入ることができるのは、全国的にもなかなか珍しい経験でした!入場料は大人310円、小・中学生は100円と手頃ですよ。 【tips 2:ホルモンうどん】 B級グルメの実力派として名を馳せた津山のホルモンうどんですが、市内にお店が20店以上あり、食べ歩きもおススメです。特に有名店の橋野食堂は昼どきになると行列ができる程ですので、時間に余裕をもって行きましょう。焼肉屋さんのホルモンうどんは絶品です(^~^)。 【tips 3:片上鉄道】 柵原鉱山の硫化鉄の輸送で賑わったかつての片上鉄道が、保存鉄道として吉ヶ原の柵原ふれあい鉱山公園内に残っています。土日祝日に1日4往復津山駅から出ていますので、お昼どきに保存鉄道を楽しむことも旅の醍醐味です。津山駅からは高下(こうげ)行きに乗って約30分強。吉ヶ原が最寄です。 (※展示運転は現在休止中です。) 【tips 4:北条鉄道のはしごができます】 津山線と同じくキハ40で町おこしを行っている北条鉄道へも、高速バスを使えばおよそ2時間でアクセスが可能です。津山駅からは大阪駅に向かう高速バスが駅前のバスターミナルから出ていて、北条まで1時間40分。そこから北条町の駅までは歩いて20分ほどで行けます。終点の粟生からも加古川線と神鉄粟生線が接続しているので、姫路や神戸市内へも負担なく移動ができます。乗り潰しの周遊ルートとしても面白いですよ。 【tips 5:湯郷温泉】 美作三湯の一つとして「美肌の湯」としても知られる温泉です。湯郷温泉は中国自動車道の美作ICから近いので、車で行くのが定石ですが、姫新線の林野や高速バスの美作ICからタクシーで行くこともできますので、温泉が欠かせない方にとっては絶好のオプションとなります。路線バスも岡山駅から出ていますが、1時間40分はかかりますので、スケジュールに余裕をもって行くことをお勧めします。 【まとめ】 イタリアンばら寿司はヘルシーな内容で十分満足でしたが、ハード面の環境を何とかしないとリピーターの獲得は正直、難しいと感じました。特に乗車記の1回目でも触れましたが、椅子がとにかく・・・。 一般車に毛が生えたような内装で観光列車は頂けないなと。確かに他の鉄道会社でも一般車を簡易改造して観光列車に仕立てているケースはありますが、JR東日本のおいこっとはロングシート部分にも小型テーブルをしっかりと装備していることや、昨年の春に乗った島原鉄道のしまてつカフェトレインでも、固定式のテーブルを置いてきちんと食事ができる環境は整っています。これはテーブルすら着脱式にしていないので、「手抜き」と言われてもおそらくは反論できないと思います(パイプ式のテーブルは子どもが走って蹴飛ばしてしまったときに、事故やトラブルの原因にもなりかねません)。それならば、津山工業高校の生徒さんによるコンペを行って車内デザインを決めるなどした方が、まだ地域の活性化に取り組むこととして理解できます。JR西日本岡山支社のみでやるのではなく、こういったものこそ地元の人たちとの連携がより必要なのです。WEST EXPRESS銀河とかでデザイナーの川西さんとの繋がりがあるなど、やれないことはないはず。これじゃあ、京阪や阪急の一般車の方がよっぽどサービスのグレードが高いと言えます。同じ形式の観光列車でもetSETOraや〇〇のはなしなどを津山線に走らせたら、お客さんはみんなそれらの方に乗ります。スマホのアンケートでも厳しいコメントを書かせてもらいました。早急なアップデートの要望は他のお客さんもしているだけに、岡山支社の英断を待つところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.26 20:08:09
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