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カテゴリ:定期列車
今年の遠征の本編に入ります。お盆に台風は勘弁してほしいですね(汗)。当初、4泊5日で計画していた遠征を2泊3日に短縮せざるを得ず、9月のシルバーウィークで私用後にずらしました。当初、グランクラスは長野まで14日に乗る計画でしたが、2日前倒しして12日に乗った記録です。乗車記と提言、使い方の tips については、4回にまとめて載せていきます。雪月花はこの次にアップします(9月上旬から)。 今回は長野から大宮まで乗ってきました。時間にして1時間弱の短距離乗車です。 グランクラスは宿泊先の上越妙高から乗ることも可能でしたが、東北新幹線のグランクラスの乗車記で記したように、シートサービスのみでは本来の付加価値が得られないので、敢えて長野からかがやきを使いました。北陸新幹線の車両はE7系、W7系の12両編成でE7はJR東日本、W7はJR西日本の所有です。どちらも共通運用で同じ諸元で製造されているので、普通の旅行者にとっては見分けが難しいのですが、JR西日本車は側面のロゴに「W7」と記載されていること、また、車内メロディに谷村新司さんの「北陸ロマン」が使われているところで判別することができます。 グランクラスは12号車。金沢寄りの先頭車になります。 デッキ部分は煌びやかな沿線の四季をテーマとした色彩で、E5系、H5系よりも豪華さや絢爛さが漂います。 入口です。全体的に黒系、茶系がふんだんに使われているので、どっしりとした雰囲気です。 車内はこちら。1+2の大型のシェルシートが全部で18席並びます。東北・北海道新幹線と共通です。 2人掛けのシートです。ピッチは1300mmで、これは近鉄のひのとりや国内線のファーストクラス、国際線の短距離ビジネスクラスとほぼ同等の間隔です(JALのA350国内線ファーストクラスは1340mm)。 シートはE5系、H5系がレカロ製ですが、こちらはトヨタ紡織のものが採用されています。レクサスで培った技術は航空機や鉄道のシートにも採用されていて、長時間の移動でも疲れにくい設計です。シートの表地は本革製で、格子状の凹凸が入っています。 トヨタ紡織HP https://www.toyota-boshoku.com/jp/ シェルの裏側には製造元をアピールする銘板が。川崎重工(現:川崎車両)と共同で作られました。 リクライニングを倒す前です。シートピッチはE5系、H5系と同じ1300mmですが、シェルの後方部分の設計で、レカロのシートよりも背面の角度が大きいため、座席に入るときにやや窮屈な感じもします。細かい部分では結構差異があるんですよね。ただ、リクライニングは45度まで倒れますので、グリーン車よりもゆったりと過ごせます。 こちらはリクライニングを少し倒してみた状態です。フルに倒すと、国際線のビジネスクラス並みになります。大宮まではあっという間でしたが、体を休めることは十分にできました。 次はグランクラスのサービスについて、全体像を整理したものを改めて示していきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.08.23 20:05:00
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