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なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

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2023.09.18
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カテゴリ:観光列車




雪月花の今年の乗車記も4回目になりました。本編はこれで一旦終わり、5回目は番外編の紹介とします。最終回の今回は旅のtipsとまとめです。

【tips 1:特別地域貢献プラン】
雪月花は昨年の10月から料理やサービスのグレードをアップデートしたことで、価格が24800円とJR九州の36ぷらす3よりも高額の観光列車に変貌しています(昨年の乗車記で紹介していますが、確認のために再掲しました)。さらに、地元のお土産がつく特別地域貢献プランは29800円と、或る列車並みの価格になっています。この特別地域貢献プランは、地元の特産品を詰め合わせた数種類のセットから1つを選ぶと、自宅まで届くようになっていて、いわばふるさと納税の簡易版とお考えになられたら分かりやすいかと思います。新潟のアンテナショップは東京と大阪にしかないので、地元でしか味わえないものを首都圏や関西以外で楽しみたい場合は使うのも手です。車内でお土産のリストも確認をしましたが、数種類あり、コシヒカリや味噌の詰め合わせ、かんずり、地元のお菓子などが楽しめるようになっています。

【tips 2:季節限定コース】
雪月花は通常の午前便と午後便以外にも不定期に季節限定コースがあります。定期便では味わえない料理が楽しめるので、席の埋まり具合は本当に早いです。その分、定期便よりも値が張りますが、結構な人気で攻めるトキ鉄を体現しているように感じます。この季節限定コースは、基本的にはトキ鉄線内での運行になりますが、過去には大糸線でも走るなど、JR線内も走るコースもあります。今年は6月にJR東日本とタイアップして只見線を走行し、長躯会津若松まで足を伸ばしています。値段も8万円以上と非常に高額のプランだったのですが、全て席が埋まる人気ぶりだったそうです。軍資金に余裕のある方、人生の節目を祝いたい方にはうってつけのコースですので、こういった機会に乗ってみるのもいかがでしょうか。

【tips 3:3大都市圏から日帰りで利用できます】
午後便は糸魚川発が遅めのため、中京圏や関西圏からでも日帰りで使うことが可能です。特に関西圏からは日本旅行の日帰りプランが金沢や富山まで販売されていますので、これに糸魚川までの往路と上越妙高からの復路のきっぷを追加すれば乗ることが可能です。

【tips 4:アルペンルート、キャニオンルート】
雪月花はアルペンルートのきっぷと絡めて乗るのも手です。来年からはアルペンルートに加え、宇奈月温泉~欅平~黒部ダムに抜けられるキャニオンルートが一般開放されるので、このルートと絡めて乗る楽しみが増えてきます。キャニオンルートは長らく、安全上の問題から設備を管理している関西電力が難色を示していたのですが、人数を限定した公開を経てようやく観光ルートとして開放されることになりました。管理人も来年はこのルートは夏の遠征の候補にしていて、絡めることができれば雪月花もというプランがあります。富山地鉄や黒部峡谷鉄道の乗り潰しを兼ねて使うのも楽しみになりそうです。

【tips 5:百年料亭宇喜世】
この乗車記の2回目で取り上げたお店です。老舗のお店ですが、低予算でも大丈夫なメニューがあります。ランチ営業で1580円で食べられる「高田ひめ御膳」(限定10食)や2500円のおまかせ御膳がありますので、気軽に足を運んでください。

【まとめ】
去年よりも大幅に値上げをしたので、軍資金の面でバランスが取れるかなあ?と考えていたところがありましたが、出来立ての鰻の釜めしを車内で出されたら文句は出ないでしょう。トキ鉄の観光列車の戦略は多彩かつ多様であることが、この列車に乗ったらお分かりになるかと思います。鳥塚社長は他では得られない付加価値をここで追求しているなと感じますね。ブリティッシュエアウェイズでサービス戦略について学んできた経験を持つだけに、これについては他の鉄道会社でも参考にしてほしいなあと。

ちなみに、ブリティッシュエアウェイズのサービスについては、ライバルのヴァージンアトランティックに負けない高付加価値なものを国際線で提供していて、実はビジネスクラスのフルフラットシートやプレミアムエコノミーを他社に先駆けて採用したのも、この会社なのです。そのDNAを前任のいすみ鉄道やここトキ鉄でも引き継いで鉄道の生き残りを真剣に模索しているわけで、リピーターの多さがその満足度を反映しています。今度はいつ乗れるかは分かりませんが、皆さんにおススメできる列車であることには変わりありません。その良さは乗ったら分かりますので、皆さん新潟にどんどん足を運んでください。





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最終更新日  2023.09.18 16:33:32
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