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なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

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2023.12.30
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カテゴリ:観光列車


今年最後の乗車記です。テーマはずばり”ヘルシー”。体の調子を整えるなら是非とも乗って食べる価値のあるのが、明知鉄道のじねんじょ列車です。乗車記は3回に分けて年内にまとめていきます。先ずは乗車前と食事について詳しく述べていきます。



明知鉄道は岐阜の恵那~明智間を結ぶ25.1kmの第3セクターで、平成の大合併に伴い、全線が恵那市内を走ります。列車の始まりは恵那駅から。名古屋から中央西線の快速で向かいました。中央西線の一般車(ホームライナー瑞浪を除く)は全車が315系に統一されたばかりで、3月からは130km運転も始まってスピードアップも図られる予定です。



当日のじねんじょ列車はラッピング車両が充当されました。おでこには見たことのあるマークが。そうなのです。明智家の家紋、桔梗が入ったものです。沿線は明智家ゆかりの地を巡ることから、NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」放送時に装飾をされています。明智光秀つながりというと、3年前に乗ったくろまつもそうなんですよね。



種別サボにはしっかりと「食堂車」の文字が。種別は急行で、定期列車に増結の形で最大4両で運転されます。増結される車両はお客さんの数によって変わります。



車内に入ると既にお重がセットされていました。発車10分前に列車が入線するので、じっくりと撮影する時間は恵那駅ではほとんどないとお考え下さい。



料理はこちら。素朴ながらも豪華な品が並びます。当日提供された料理の詳細は以下になります。

【お品書き】
・鮎の甘露煮
・いなごの佃煮
・筑前煮
・酢蓮根


揚げ物
・自然薯の磯部揚げ
・むかごの素揚げ
・山芋の天ぷら
・かに風味蒲鉾の天ぷら
・野菜天

・鶏天

・寒天胡麻酢和え
・特製玉子焼き
・茶碗蒸し
・煮豆

香の物
・大根漬け
・ずいきの梅酢漬け

・かんてんかん特製水菓子
・季節の果物(うんしゅうみかん)
・自然薯のとろろ
・麦飯

食事の提供元は山岡駅に隣接の「かんてんかん」さんで、寒天列車の料理も提供をしています。寒天を使ったおかずや水菓子が入っているので、プチ寒天列車の要素も入っています。実は茶碗蒸しにも寒天が使われていました。寒天以外にも鮎の甘露煮は骨まで柔らかく煮込まれているので、頭からかぶりついて食べることが出来る柔らかさです。鮎料理は去年の人吉での鮎寿司以来でしたが、これ絶品でした。他にも珍しい食材としてはいなごの佃煮が入っています。昆虫食、苦手な人が多いですが、カルシウムやビタミンB1が豊富とのこと。意外にも栄養価は高いんですよ。おかずは全体的にしっかり調製されているので、バランスよく食べられます。麦飯ととろろを合わせて全部で20品。1日30種類の目標のほとんどをこの食事で賄うことが可能です。



メインとなる自然薯のとろろと麦飯は何とおかわり自由です。麦飯は少な目でも自然薯の粘り気でとにかく進む進む。とろろが濃厚で美味いんですわ(^~^)。おかずが豊富なことから、3杯はペロリといけました!



入口付近にはおかわりの準備が。業務用の炊飯ジャーと奥にはすりおろしたとろろが並びます。



自然薯って地味なイメージを持たれている方がほとんどだと感じますが、希少価値の高い高級食材であることをお伝えしておきます。栄養価が高いだけでなく、抗がん作用や滋養強壮、精力がつくので肉や魚以上の効能があったりもします。昨年は年明けに体をいきなり壊してしまったので、今年は養生をしたいと思います。そういう観点では美味しく体をいたわる食事として、最適解になるのではないかという内容でした。

各地の観光列車の傾向として、食事の豪華さや地産地消、他では食べられないものを提供しているところがあります。じねんじょ列車は山の幸や里の幸を売りにしていますが、健康を売りにしてもよいぐらいヘルシーな食事が楽しめるので、これについては、栄養価や効能を数値化してもっとアピールすべきでしょう。





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最終更新日  2023.12.30 00:15:40
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