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カテゴリ:観光列車
2024年が始まりました。本年も宜しくお願いします。 初めに、1日の能登半島地震ならびに2日の羽田空港事故で犠牲になられた方のお悔やみを申し上げるとともに、被災もしくは事故に遭われた皆様へお見舞い申し上げます。 新年初めての投稿は、急遽、能登半島の復興の願いを込めて取り上げるものです。能登半島は8年前に輪島の朝市や和倉温泉の湯治で訪れたことがあり、今度の北陸新幹線延伸では、今夏の遠征の候補に挙げていた場所でもありました。元に戻すまでには時間がかかるかもしれませんが、朝市で買ってきたいかの塩辛の美味しさは忘れられません。その復興への願いを込めた当時の乗車記です。 花嫁のれんは金沢~和倉温泉間の七尾線を2往復します。電化区間ながら車両はキハ48を改造した2両で運行されます。敢えて気動車を改造した理由は当時、七尾線以外の非電化区間での運行も視野に入れていたからです。キハ48は現在、JR東日本の観光列車を含め、キハ40や47よりも残っている車両が少なく、非常にレアな存在です。 ホームには列車名の通り、花嫁のれんが。能登半島の婚礼時の風習で、花嫁の幸せを願って据えられるものだそうです。特別感の漂う演出が金沢駅で味わえます。 ロゴは水引をあしらったデザイン。縁起を担いだものとなっています。 車内は非常に豪華なものになっています。金箔があしらわれた和の内装で、さながら「走る旅館」といっても過言ではありません。 和倉温泉までは長くても1時間20分ほどなのでシートはリクライニングはしませんが、ホールディングのよい座席が入っています。 この座席は回転が可能で、隣の人と対面で座ることもできます。通常は外向けにセットされています。 管理人が乗車したときは、ボックスシートでした。ちなみに個室から埋まっていきますので、七尾線が復旧して運行が再開されたときは、早めに押さえておきましょう。 車内にはイベントスペースがあり、沿線自治体の観光PRや各種イベントが行われるときに使われます。 続きは舞鶴遠征後にアップする予定です。何故「走る旅館」なのか?そのあたりも説明していきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.01.04 15:20:47
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