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カテゴリ:JR九州D&S列車
食事の後は少し沿線の様子を見てみましょう。 食事中、湯平を過ぎるとアテンダントさんが写真のような巻物を持ってきてくれます。久大本線の特徴の一つである「一六曲がり」。我田引鉄とも例えられるエピソードで、衛藤一六の運動によって、由布院一帯に線路が敷設された歴史を物語るものです。これはNHKのブラタモリでも紹介をされましたが、当初の計画では真っすぐに線路を引く計画だったそうです。一六の運動がなければ、由布院は国際観光地になっていなかったかもしれないですね。一六曲がりは由布院までは急勾配をゆっくり登っていきます。 大分から1時間強で由布院に到着です。食事の時間があるため、定期列車よりもゆっくりしたスピードで走ります。由布院では本来の停車時間は5分ほどですが、乗った日はSL人吉の客車を使った臨時快速の運転の関係で、2分この日は停車時間が伸ばされました。若干伸びた停車時間を使って撮影タイム。逆光だったことから撮影は困難な状況に。あんまりいい写真はここでは残念ながら撮れませんでした。由布院は駅構内に足湯がありますが、5分から7分の停車時間では短過ぎるのでおススメはしません。。あっという間の停車時間は撮影とちょっとした運動で過ぎていきます。 由布院発車のときには、別府に向かうゆふいんの森3号と行き違います。この日も外国人観光客で盛況でした。 由布院を出発し、2駅先の豊後中村で行き違い停車。ここで50系を使った快速ゆふいん号とすれ違いに。50系、撮り損ねました(><)。ただ、快速ゆふいん号は鉄道ファンでギッシリだったことや、SL人吉の記録を残していたこともあり、切り替えは早かったです。 しばらくすると恵良を通過。いちろくは通過となりますが、往路のかんぱちでは、この駅でおもてなし停車があります。 実はこの駅は最寄に麻生観八ゆかりの八鹿酒造があり、かんぱちのおもてなしで振舞酒や物販が楽しめます。蔵開きなどのイベント開催時には、この駅に特急が臨時停車する便も。八鹿のお酒は次の回の車内販売で取り上げますが、車内で楽しめるお酒がありますので必見です。駅のホームからも八鹿の蔵と社屋がはっきりと分かります。 由布院を越えると、日田まではほぼ下り坂になります。機関庫のある豊後森では、多くの家族連れが手を振ってくれていました。豊後森からはスピードがやや上がり、快調に走ります。 沿線の見どころの一つ、慈恩の滝です。近くなるとスピードを落としてくれるので、車内から撮影が十分できます。慈恩の滝は最寄は杉河内下車です。 慈恩の滝から約5分。いちろくのおもてなし駅の一つ、天ヶ瀬に停車します。天ヶ瀬では9分の停車時間の間、物販や地元の温泉宿によるおもてなしが行われ、タオルが無料でもらえました(^ー^)。駅の外には手湯や足湯がありますが、物販やスタンプに行列が出来ていて、あんまり行く人はいませんでした。できればもう少し停車時間を長く出来たら手湯や足湯を楽しめるんですが・・・。 物販は主に、地元の特産品を購入することができます。ということで、かりんとうを入手。柚子胡椒味のかりんとうは地元ならではのレアな味なのです。 停車駅では発車の3分前になると、アテンダントさんが鐘を鳴らして知らせてくれます。これは36ぷらす3やふたつ星でのおもてなし駅でも行っていて、分かりやすい合図でした。間近での撮影はこの車体は難しいことがよ~く分かります。黒に光沢を交えたメタリックブラックですので、快晴時の光の反射が思った以上に強く、薄い黒になることがよくあります。撮影の技量を図る上での目安にはなりそうですね。 ここまで、キハ125改造のラウンジのことに触れていませんでしたが、次に車内販売と合わせて入っていきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.12 08:07:42
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