|
カテゴリ:駅弁
恒例の人吉遠征、4年目になりました。今年は突然のスコールに加え、日向灘での地震で避難誘導を行うなど、ハプニングの色々あった遠征に。駅弁のやまぐちさんは遠征時に必ず晩御飯の仕入れ先として立ち寄るお店で、今年もお世話になりました。 4年目のチョイスは栗おこわ。栗めし、鮎ずしと並ぶ主力の一品です。肥薩線が不通になる前は瓢箪を模した容器に桜の風呂敷で包まれた特製仕様でしたが、環境に優しい木製の容器に変更されていて、スリーブが付いたシンプルなものに変わっています。 中身は栗めしがベースですが、小豆のはいったおこわがたっぷり。おこわの上には代名詞の大粒の栗が5個並びます。おかずは鮭の塩焼き、きゃらぶき、椎茸、蓮根、高野豆腐、卵焼き、ちくわと素朴な内容です。小豆のおこわはやや塩味が効いていて、これが栗の甘みを引き立てる役目を果たしているのです。赤飯よりも粘り気が薄いので食べやすくなっています。 使っている栗は甘みの強い特産の山江栗。おこわの塩味と相まってより甘みを感じることができます。遠征中はこってりした食事になる傾向がありますが、こういったあっさりした内容の弁当は胃に優しいので有難いですね(^~^)。素材の味が活きた実力派の弁当は健在です。栗が甘く美味なのは◎。おかずはあくまでもサブで、栗がメインのおこわですよ。 鮎ずしも1000円と手頃な値段で入手できるので、球磨焼酎の友にどうぞ(^^)。尚、駅弁については前日までの予約が必要になります。日程が決まったら必ず予約を入れて下さい。 来年はくま鉄が全線戻ってくる予定になっている他、肥薩線も八代~人吉間の鉄路復旧が合意になり、球磨地方に鉄道が帰ってくる目途が立ちました。ただ、肥薩線は2030年代前半まで待たなければいけないので、本当の闘いはこれから。人をどうやって集めていくか、都市部にはない魅力をどんどん発信していってほしいなと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.08.16 22:26:59
コメント(0) | コメントを書く
[駅弁] カテゴリの最新記事
|