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カテゴリ:JR東日本のってたのしい列車
乗車記2回目は、酒田発車後から鶴岡発車前までの様子になります。鶴岡までは約30分。いなほだと僅か18分で抜ける区間を少し抑え気味に走ります。HB-E300はハイブリッド車で、走り出しはモーターを使って加速するのでほとんど感覚は電車でした。時速45km/hあたりからディーゼルに切り替わり、ここはいつものサウンドになっています。 最上川を渡ると、このような田園地帯が。庄内平野は国内有数の米どころで、つや姫や雪若丸といったブランド米は山形で主に生産されています。その前にははえぬきやどまんなかといった奇抜なネーミングの米も。生産量は減りましたが、たまにお目にかかることができます。 鶴岡に到着後、30分の長時間停車があるので、立ち寄りと撮影タイムに。 鶴岡駅は駅舎の改装が行われ、レトロな雰囲気の外観に衣替えしました。酒田、鶴岡は山形の主要都市であることから、特急が全列車停車します。嘗ては、トワイライトエクスプレスを除く寝台特急も全列車停まっていた駅です。 オリジナル駅名板もホームにあります。 こちらは四季島が来たときに使われる臨時出入口です。ドア左側には四季島のロゴが。 停車中は駅近くのビルにある「フーデェヴァー」にも行くことができます。フーデェヴァーは鶴岡市の食文化を伝える発信拠点となっていて、色々なお店がビルの1Fに集結。実は鶴岡市はユネスコの食文化創造都市の1つに数えられていて、独自の食文化が発展した地域でした。明治初期に学校給食が初めて誕生した場所であるのは、偶然ではなかったことが頷けます。 そのお店の一部にはバルもあり、料理を楽しみながら地酒などが堪能できます。 散策後、ここからは旅行商品で申し込んだ4号車ダイニングカーに移動。展望スペースは1号車のレイアウトと若干異なり、飲み物などを置けるスペースが広めに確保されています。写真は酒田停車中に許可をもらって撮影。 4号車はパテーションがついたボックスシートになっていて、ベースとなるレイアウトは、同じHB-E300を使ったひなびやSATONOの改造のときに活かされています。SATONOは海里の次の乗車記で掲載します。 4人掛けシート。ダイニングカーの中身は、食事を楽しめるよう機能は最小限のものとなっています。 こちらは2人掛け。よく見ると片方のパテーションが高くなっていて、プライバシーに配慮した構造です。 2人掛けシートは海側に向いたものも。ひなびとSATONOでは、ここが1人用のシートに仕様が変更されています。 ダイニングカーを一通り撮ったら、次の3回目はメインの食事です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.07 22:23:03
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