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• もう風邪で３週間

  良くなったかなあと思うとぶり返す、今年の風邪はなんてしつこいんでしょう。流行っているというノロウイルスでは無いらしく腸にはこないんですが、咳のせいか胃のむかむかはとれません。やっと声は出るようになりましたが、たまった家事をやり出すと咳がひどくなります。もうこれは怠け病じゃないだろうか・・・とはいえ、だいぶ良くなって来たと思ったら、お手伝いをしてくれていた娘が喘息でダウン。風邪がうつるならとっくにうつっていそうなのに、軽く済んでいたのですが、今更か～～！！そういえば本家本元、一番最初に風邪を持って来た主人もまだ、ちょっと咳してます。で、「あれ、お母さんからうつったかな？」だって。バカおっしゃい。飛び交う風邪菌の中、いまだに無事な息子が超人に見えます。いや、単にバカなんだろうか。年末が近くなってきます。ああ、大掃除しなくちゃと焦ってます。しかし、今年は良く風邪ひきました。私もそうですが、娘の治っていた喘息がまた出てしまってちょっとショック。カティの抜け毛がひどくて、お掃除しても、ブラシをかけても、家中毛だらけです。柔らかい毛なので舞い上がります。やっぱり家の中で動物を飼うのは喘息の子には悪いよなあ、ブッチは若い時は外にいましたし、毛が粗く薄く、アンダーコートと呼ばれる細かな下毛が無かったので比較的始末が良かったのです。カティの入れる場所は決めてあって家の一部、玄関周りにしかいさせてないのですが、毛はどこにでもついてきます。傍にカティが居る方が可愛いし、今になって外飼いにするのはカティも不安だろうし、可哀想です。女の子だから、発情期は外飼いだと子犬を生んでしまう心配もあります。もっとしっかりお掃除するしかないかなあ。

  2006年12月12日

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• 庭の花

  なぜか風邪がなかなか治らず、２週間過ぎたと言うのに、いまだに声が枯れています。良いあんばいに食欲も戻らないので、体重も戻らないまま。しめしめと思いながら、ここでダイエットしてやろうとほくそえんでいます。しかし、いい加減、家にばかり居る生活に飽きてきました。なんとか家事をしてはいるのですが、家の中も何時にも増して雑然としてきてしまいました。やっぱり健康が一番、またやりかけていた大掃除に戻らなければとだんだん焦ってきました。近所への犬の散歩と買い物以外家にばかり居て、ぼんやり庭を見て暮らしている毎日です。家の庭には１本の山茶花の木があり、赤い花をつけています。今年は例年になく見事に咲いて木全体が赤く見える程です。その木に毎日小鳥が来ます。以前はひよどりが来ていたのですが、最近はつがいのメジロが来ています。そういえば、今年はどこでも良く山茶花が咲いています。農道のへりなどに植えられているお茶の木の花も、例年はぽつりぽつりとしか咲かないのに、今年は見事に沢山の白い花をつけています。お茶の花は黄色のおしべが密集した花芯を白い丸い花弁が取り巻くように咲いて、小さいけれどよく見ると山茶花に似た可愛らしい花で、なるほど同じ仲間なんだなあと思わせます。山茶花もお茶も今年は花芽の分化の時の気候が良かったものか、とても良く咲いています。花芽って何時頃分化するのかなあ、夏かなあ。・・・今年の夏はどんな気候だったかなあ、・・・などとぼんやり考えて暮らしています。風邪をひいたと言っては、ぼ～っとしていられる、我ながら呑気な暮らしだなあと思います。

  2006年12月07日

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• 今年の紅葉

  今年は紅葉がとても綺麗です。風邪をひいていてほとんど外出していなかったのですが、娘の運転する車に乗って買い物に出かけ、急に色鮮やかになっていた風景に驚いてしまいました。まだ、風邪が治っていないんですが、あとで散歩に出てみようかな、あっという間に終わってしまいそうな晩秋の装いが惜しまれます。去年は紅葉が汚くて、特に欅の木は腐ったように縮れて茶色くなってしまいました。３０年この地に住んで、こんな色になったのを見るのは初めてだと、残念がっておられた水墨の先生に今年のこの綺麗な紅葉を見せて差し上げたかったなあと思います。先生は生前、先生のお宅の二階からまっすぐ見える玉川上水の大きなコナラの木を自分の木と決めておられて、「私が死んだら、あの木を私のお墓と思ってね。私はあの木と共に上水に居て、いつでも皆を見守っているわ。」と、おっしゃっていました。ですから、きっとこの綺麗な紅葉も見ていらっしゃるのでしょう。先生の木の隣にもう１本、同じ位の大きさのコナラの木があります。ちょうど、道を挟んで先生の家と向き合う私の家からまっすぐの所にある木です。あの木を先生の真似をして、心密かに私の木と決めようかしら。勝手に上水の木一本を自分の木と思い定めるだけで、何だか上水への思いが深まった気がします。

  2006年11月30日

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• だいぶ元気になりました

  ご心配をおかけ致しましたが、だいぶ風邪が良くなってきました。普段の４分の１くらいですが、ご飯も食べられるようになりました。ご飯がおいしくいただけるって、ありがたい事ですね。2kgほど痩せたのでちょっと嬉しくなって体脂肪率を測ったら、なんと体脂肪率は２％も増えていました。痩せたと思ったけど、落ちたのは脂肪じゃなく、筋肉！！これでリバウンドするとますます脂肪だけが増えていく～～～！ひえええ～～～～っ！！気をつけなければ、それにしても、これくらい食欲が無ければ痩せるのは簡単だなあと思います。もう案外美味しく食べられるのですが、すぐにお腹いっぱいになります。このままだと理想なんですが、完全に治ったらもりもり食べてしまいそうで怖いです。一番ひどい時、娘が洗い物など、家事をしてくれて本当に助かりました。今回、普段風邪に弱い娘が元気で、いつもは風邪などひかない私がダウンするという珍しいパターンになりました。どうも私と娘は体質が全く似ていなくて、弱い風邪のタイプも違うようで、不思議と一緒に倒れる事がありません。一番はじめに主人が持って来た風邪ですが、主人は割と軽く済んで治ってしまいました。娘は風邪にかかってはいるようですが、鼻をかむ程度、息子にいたっては、今だに無事です。私だけが寝込む事になりましたが、家族皆がぴんぴんしてて良かった。私はまだ声が全然出なくて、無理にしゃべるとドラえもんそっくりの声です。「タケコプター」とか「どこでもドアー」なんて言ってみると、面白い程、ドラえもんに似ているんですが、「ゲホゲホしながら、何やってるの」と、家族に突っ込まれています。

  2006年11月26日

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• 風邪ひきました

  風邪をひいて、二日程ご飯が食べられませんでした。料理を全く作った事の無い娘が買い出しに行き、家族にご飯を作ってくれました。メニューは鍋物。これだったら刻んで煮て、売ってる鍋物のたれで食べるだけ。娘でも作れます。食べられない時ご飯を作るのは辛くて、とても助かりました。本人はあと、オムレツとロールキャベツは私が留守の時作った事があるので作れると言っています。あとはクッキーとスコーンしか作った事の無い娘。年頃の娘がこんな事で良いのだろうか。一人暮らしをしていた息子の方がまだ料理のレパートリーがありそうです。風邪が治ったら娘に料理を仕込もうかな。

  2006年11月24日

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• 犬のため息

  犬がため息をつくって、ご存知でしょうか、私は今の愛犬カティを飼う前は犬がため息をつくなんて思ってもいませんでした。１６年間もブッチという初代の愛犬とつきあってきたにもかかわらず、ブッチは生涯ため息なんてつく事が無かったからです。海に行くのに、車に乗って長旅をしなければならなかった時、カティは大人しくシートの所定の位置に身を横たえていましたが、「ふぅー」と人間のようなため息をついたのです。長旅に余程あきあきしたのでしょう、少し車に酔ってもいました。聞き間違えかと思って思わずカティを見ました。それほど犬のため息は意外だったのです。カティは続けて、たまらないという感じで「ふぅー」と、人間のようなため息をつきました。思いおこせばブッチは、車に乗せられた瞬間からじたばた暴れて騒いで、乗っている人間はおろか運転手にまでちょっかいを出し、窓から逃亡を謀り、クンクン訴え、大騒ぎでした。疲れ切るまで騒いで、後はぐったりしてのびていましたが、決して我慢なんてしない犬でした。お風呂でも何でもそんな風に大暴れで、何かに我慢したとすれば死の間際の苦しい数日間だけだったでしょうか。死を目前にしたブッチの忍耐強さは、生き物って立派なものだなあと思わせる見事さがありました。カティは甘えん坊ですが、普段からとても従順で、何事も我慢しているように見えます。べったりカティを抱きしめて可愛がってもじっとしています。ブッチだったら大暴れで逃げた事でしょう。カティも喜んでいると思っていましたが、ある時「ふぅ」と小さなため息をつくのを聞いてしまいました。カティ、嫌だったのに我慢していたのか・・・・ちょっとショックでした。

  2006年11月06日

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• お人形達

  亡くなられた先生のお宅に時々電気が点いています。息子さんのご家族がいらして、整理しておられるようです。生前、「少し整理しておかないと、私が死んだら全部捨てられてしまう」と、心配なさった先生が、私に「整理を、手伝って」と、おっしゃるので少しづつ片付けている最中でしたが、先生は全ての物に愛着を持っていらしたので、なかなか進まないでいました。１０年乗って、錆だらけになってここ１、２年は転倒が危ないと使っていなかった自転車の行方まで心配しておられましたから、片付けがはかどるはずもありません。溜め込んだ古い綺麗な写真のカレンダー等も仕方ないので戴いて来て、陰でこっそり捨てるような有様でした。自分にとって何が意味があるもので何が無用な物なのか、決めるのはその人の心次第、誰にも推し量りようがありません。先生のお宅はだいぶお手伝いして整理しましたが、後は時間切れ、ご家族にお任せする事になりました。毎日のようにゴミが山になって出されています。先生がご存命だったら、「これは・・・」と一つ一つに長い説明がついて、再びしまい込まれた事でしょう。ゴミの山を見ながら、つくづく人の一生ってはかないものだと感じます。それにつけても気になって来るのが我が身の事です。私も先生と同じように人から見て価値の無いようなつまらないものも大切にしまい込む癖があります。それらは私が死んだ時は先生の遺した物と同じように捨てられてゆくのでしょう。それも、いたしかたない事だとは思います。でも、コレクションのお人形はどうなるのだろうとちょっと気にかかります。アンティークドールと言っても、そんなに希少な物は持っていません。古い時代に買ったものは今と比較して高価でしたが、その時代のせいで、今の価値に照らしてみればそれ程の物ではありません。高価なお人形をいくらでも自由に買える程金銭的に恵まれた人生を送って来た訳では無いので、持っている人形はもし売るとなると、たいした資産的価値も無いものだろうと思います。買う時は清水の舞台から飛び降りるような思いで買った人形でも、買った金額の半額にもならない物もあるかもしれません。私は金銭感覚があまり無いもので、余裕があれば貯金して備えると言うような堅実な所はありません。幸いと言うか何と言うか、無ければ借金してもローンを組んでも使ってしまうと言う所も無いので、お金があれば全部使う、無ければ使わず我慢すると言うしごく単純な生活を送ってきました。結果、私にとってはかけがえがありませんが、人から見たらたいした事の無い人形達が沢山集まりました。憧れのブリューなどには生涯手が届きそうもありません。それはそれで、遺される者の事を考えると良かったのかなとも思える最近です。

  2006年11月01日

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• 象のハナ子さん

  良いお天気だったので絵が描きたくなり、スケッチのセットを背負って井の頭公園に行きました。公園には絵画教室のメンバーなのか、水彩スケッチと油彩の２つに分かれた中高年のグループが居て、てんでに絵を描いていました。やっぱり、良い気候になって絵を描きたくなる季節なんですね、芸術の秋なのかな？風景も良いけど、動物を描くのも楽しそうなので分園の動物園に行きました。幼稚園の遠足でいっぱい・・・のどかな眺めです。たまたま空いていたので人気者の象のハナ子さんのところで描きはじめました。象を見ながら描くのって生まれて初めての事でした。当然動物は動きますし、見慣れていない動物なものですから、知ってるようで、間接の位置などの体の構造が全然分かっていない事に気がつきました大急ぎで仕上げたんですが、手こずっているうちに幼稚園児の集団に囲まれました。「すげえ、上手い」「芸術だ」「絵描きさんだ」幼稚園児が口々に褒めてくれるので、いたたまれない気分になりましたが、逃げる訳にもいきません。幼稚園児の遠足のお邪魔をして人気者のハナ子さんの前を陣取って描くにはやっぱり覚悟が要ります。その他にも、山羊、アムールヤマネコ、七面鳥、シャモ、等を描いたのですが、山羊も猫も良く動くのでほとんど描けませんでした。動物を描くのは面白いので、また描きに行きたいと思います。

  2006年10月31日

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• 新たに始動

  水墨画教室の仲間からハガキが届きました。先生のことを思い出しては涙してしまって、寂しくて仕方ない、これからどうしますか・・・と言うものでした。いつまでも悲しんでばかりはいられないと教室の仲間に電話しました。何と来月のお稽古日に、地域センターのいつもの部屋が予約してある事が分かりました。先生のご存命中に仲間が入れていた予約です。その日に皆で集まって、お稽古かたがた、お茶でも飲みながら今後の相談をする事になりました。電話でお話したかぎりでは、折角続けて来た水墨画、先生が下さったご縁は大切に、指導者が居なくなっても、勉強会のような形で続け行きたいと言う方が大半でした。私もそう思います。中に一人、まだ水墨画を始めたばかりの方がおられます。数回、先生から竹の描き方を教わっただけで終わってしまいました。道具を揃え、初めての展覧会に初めての作品「竹」を出品し、感激して、やる気満々でした。その方が「先生は、あなたがいいわ」と、おっしゃいます。水墨をはじめてまだ１年の方もいらして、「教えていただかないと描けないので、教えてもらえる？」とおっしゃいます。水墨画をはじめてまだ５年の私に先生に代わる資格も技量もありませんが、「勉強会」の中で、お手伝いが出来る事があれば、力になれるよう努力して行こうと思います。１１月１３日に皆で集まりますが、それが新たな始動になるように、先生の遺志を継いで皆で努力して行きたいと思っています。

  2006年10月27日

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• 主人のお父さんが退院しました

  胆嚢の切除手術を受けた主人のお父さんが無事退院の運びとなりました。病院生活を嫌って早く退院したがっていたので、とても明るい声で、「これから退院だ」と報告の電話をくれました。思ったより早い回復で、本当に良かった。お母さんもお姉さんも皆明るい声です。やっぱり病気は嫌ですね、本調子に戻るにはまだ時間がかかるかもしれませんが、大事にして欲しいと思います。

  2006年10月24日

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• 菊の酢の物

  母が山形県出身なので、子供の頃から菊の酢の物を食べました。と言っても、食用菊が今のように東京で流通している時代では無かったので、観賞用の菊を「おいしそう」と言って、むしって酢の物やおひたしにしてしまう母でした。菊の花を見て、「おいしそう」と思うのは山形生まれの人間だけかもしれないですね。たまたま主人も同じ山形県の出身なもので、当然この季節我が家の食卓には、菊が登場します。また、「あけび」も山形では皮の部分を味噌と冥加やネギや豚肉、キノコと炒めて食べます。栗ごはん、松茸、と同じく菊とあけびは季節を感じる食材で、シーズンに食べないと何か忘れ物をしたような気分になります。今晩のメニューは菊の酢の物と餃子。菊は薄紫がかったピンク色の「もってのほか」「もって菊」と呼ばれる種類です。黄色い菊より甘みがあって、香りに癖が無く、美味しい品種です。綺麗な「もってのほか」をむしりながら、ふとこれを先生にお届けしたいなと思ってしまいました。先生が召し上がれそうなものを作った時はお届けするのがいつの間にか習慣になっていました。何せ玄関を出て斜めに道を横断してドアを開ければ先生の家、スープのさめない距離に住んでいます。今も菊の酢の物と餃子を喜んでくださる顔が見える気がします。ああ、先生はもういらっしゃらないのだと、しみじみと寂しくなりました。

  2006年10月23日

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• はがきを作っています

  先生はご自分の描いた絵が絵はがきになるのをとても喜んで下さり、私もそれが嬉しくて、ここ１ヶ月ほどで何種類も何百枚も印刷しました。お見舞いに来てくださった方や展覧会に来て下さった方に礼状を描いたり、数枚組みにして送ったり・・・「私の告別式にも、会葬御礼代わりにしてね」と、おっしゃった先生。今日のお通夜と明日の告別式の為に２００人分、数枚組みで欲しいとご家族にも言われ、せっせとはがきを作っています。家族では無いのですが、教室のメンバーなどあちこちに連絡したり、悲しいと思う暇もないほど、忙しいです。

  2006年10月18日

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• 先生が亡くなられました

  先生は、今朝６時半頃、ご家族に看取られて、お亡くなりになりました。海外留学にいらしていたお孫さんも間に合い、息子さんご一家が揃って見守る中、静かに息を引き取られたそうです。最期まで毅然としていらした先生。死の５日前、救急車で運ばれる前の日まで、散歩がてら歩いて近所の畑に野菜を買いに行き、行き会った顔なじみの近所の人と立ち話していらした先生。まさに大往生だったと思います。心よりご冥福をお祈りいたします。

  2006年10月17日

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• 先生の願い

  先生のたっての希望で、今日３時にご家族につきそわれて先生は家に帰っていらっしゃいました。決して良くなったからでは無く、「死ぬ時は家で死にたい」と言う先生の願いを叶えようと、途中の車中で急変する事もあり得るのを覚悟で、ご家族が退院の決断を下されたのです。先生もご家族もご立派だと思います。私は家族では無く、ただの教え子で、近所に住むというだけですから、お手伝い出来る事は限られています。先生とご家族の大切な時間をお邪魔するつもりもありません。でも、ちょっと他人の手を借りたいという時には、近所なのですぐにお役に立てます。先生を尊敬する教え子として、恵まれた境遇だと思っています。電気の点いた先生の家の窓が我が家から見えます。あの窓の中に先生がいらっしゃる、・・・胸に迫るものがあります。

  2006年10月14日

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• 先生が救急車で・・・

  朝６時に玄関のチャイムが鳴ってとび起きました。毎朝６時１５分に起きているので眠りは浅くなっていたのですが、何ごとだろうといぶかりながらインターホンに出ると、近くに住む先生の息子さんのお嫁さんでした。「朝からすみませんが、鍵を貸して下さい」と、お嫁さん。先生が無くした時や非常時の為に斜向いの先生の家の鍵をお預かりしているのです。お嫁さんも勿論、合鍵を持っているのですが、慌てて忘れて来たのか、開いていると思ってきたのか、・・・寝ぼけ眼で寝間着のままお話するのも憚られ、慌てて鍵をお渡しして家に引っ込みました。暫くすると、救急車のサイレン。先生に昨日お会いした時は、「風邪をひいた」とおっしゃっていたのですが、まだ食欲も気力もあり、お元気そうに見えたのですが、夜間急に悪化したのかもしれません。昼頃、人づてで、先生は状態が悪く、集中治療室に居ると聞きました。夕方、今度は集中治療室を出たとの情報が伝わって来て、一安心。先生、また良くなってきっと、昨日お話したホテルのお料理を食べにいきましょうね。昨日は「忘年会をしたいわね」と、言ってらしたじゃないですか。

  2006年10月13日

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• 北見のハッカ

  椿や、山茶花などにつく強烈な毒を持った毛虫がいます。（チャドクガ）茶毒蛾、お茶の木の害虫としても知られる、蛾の幼虫で、５月頃と秋にかけて年２度、大発生します。成虫は地味な黄茶色の小さな蛾ですが、この蛾は卵でも抜け殻でも成虫でも毒があるという曲者です。我が家にも数本の椿や、山茶花があるので、いつも注意して防虫につとめていますが、農薬を散布するのは嫌いなので、毎回、まだ毛虫の小さいうちに枝ごと切り取りビニール袋で受け止める事にしていました。予防に、もくさく液を撒いたり卵塊のうちに見つけて取り除いたりしますが、どうしても発生してしまい、注意して防除したつもりでも手痛いしっぺ返しを受け、猛烈にかぶれてしまった経験が何度かあります。真っ赤に腫れ上がり、痛みをともなった猛烈な痒みに３週間くらい悩まされます。皮膚科で薬を貰ってきてもあまり効かず、何か良い方法は無いかと思っていました。昨日の事です。日が暮れてから近くのスーパーに買い物に行きました。買い物している最中から首筋に強い痒み、みるみるうちに腫れ上がり、「やられた」と気付きました。小雨の中、駐車場から傘もささずにスーパーに飛び込んだのですが、椿の植え込みの近くを通り抜けたのです。椿にチャドクガがついていたのでしょう。慌てて家に帰り、シャワーを浴びて洗い流しました。夜なので開いている薬局も医者もありません。我が家の虫さされ用の常備薬「キンカン」は切れていて、あせも用の「桃の葉ローション」があるだけです。虫さされの薬と同じ成分のサリチル酸の入った「桃の葉ローション」をつけたら、いくぶん楽になった気もしましたが、気休め程度です。これは、今夜は寝られないと諦めながらも、少しでも楽になりたかったので、まずアレルギー反応を鎮めようと、富山の置き薬の風邪薬の中から、鼻炎用の抗ヒスタミン剤の入ったカプセルを飲みました。毛虫かぶれでお医者様が処方して下さる飲み薬はこの抗ヒスタミン剤です。でも、お医者様から貰った薬でも、いつもあまり効き目が無いので、これも気休めでしょうか。そしてふと思い出したのが先日デパートの北海道物産展で買った北見のハッカの「ミントクリーム』です。馬油、蜜蝋、ハッカだけを使った無添加のクリームで、２０g入り１０００円というお買い得なお値段でしたが、いかにも「良さそう」な気がして買って来たものです。保湿クリームなので、効能に虫さされやかぶれというのは無かったのですが、効きそうな気がして塗ってみました。暫く痒みにじっと耐えていると、あら不思議、真っ赤だったのが引いていき、痒みも無くなり、見た目は何もわからない程に治ってしまいました。触ってみると僅かに軽い痛みが残っているのですが、あの強烈な毒毛虫にかぶれたのを忘れる程です。眠れないのを覚悟していたのですが、おかげで夕べはぐっすり眠れました。今朝起きてみても、悪化する事も無く、見た目はかぶれたのが分からない程の状態です。少し痒くなってきたらまた「ミントクリーム」を塗って、掻かずにすんでしまいました。昨日から2回塗っただけで、まるで治ったように良くなっています。長年の苦労が嘘のよう、すごい効き目です。これは、本当に大発見でした。クリームの説明書きには、お肌に異常がある時は使用をやめるようにと言う項目があったので、使うのがちょっと怖かったのですが、今までの何よりも良く効きました。「馬油」も、北海道に行った時買って来て使ってみた事があり、皮膚の荒れやあせもなどに良く効いたのですが、かぶれにはこれほどの効果はありませんでした。ハッカは清涼感をもたらすだけでなく軽い麻酔作用とアレルギーを鎮める作用があるようなので相乗効果なのでしょうか。蜜蝋にも何か良い効果があるのかもしれません。今回は、災いから転じて、良いものを大発掘した気分で、とても嬉しくなりました。北海道物産展を今度見付けたら、お徳用サイズの大きな「ミントクリーム」を買い求めてこようと思います。

  2006年10月12日

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• 無事手術が終わりました

  主人の７４歳のお父さんが昨日、胆嚢の切除手術を受け、無事に終わりました。結石と炎症が起きていたのですが、一緒に疑われていた膵臓は開腹して見ると何も問題無く、勿論癌の疑いも晴れました。そもそも癌の疑いがあったのかどうか？・・・１４年前の６０歳の時に胃癌で胃の全摘出手術を受けているので、何かあるたび、もしや癌ではと心配する癖がついているみたいで、数年前の腸閉塞の時も、もしかしたら癌なのではと、親族で心配しました。もう胃癌から１４年も経っているのだから、体調不良のたびに癌ではと心配するのは、いい加減卒業した方が良いのかもしれません。お父さんは元気で、消化器の切除だった胃癌の時と比べ、術後にすぐ物が食べられる胆嚢の手術は、ずっと楽だと言っているそうです。最近とみに気弱になっている田舎のお父さんとお母さん。まだまだ７０代は若いのだから、元気で長生きして欲しいと願っています。

  2006年10月11日

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• 打ち上げ

  昨日は水墨画教室の反省会でした。反省会と言っても、実質打ち上げ会で、皆で楽しく会食やゲームなどして和やかな会になりました。一番若手でも40代後半、最長老は９０歳という集まりで、出席者は全員女性ですから、お酒は食前酒程度の梅酒があっただけ。それも、ジュースでという方が大半で、アルコール抜きの会です。でも、とても盛り上がりました。何より、８３歳の先生がお元気に参加して下さったのが、最大の喜びでした。この日のために体調を整え、気力を振り絞って参加された先生はご病気と思えないような溌溂としたご様子で、皆さんを安心させていましたが、普段のご様子を知る私には昨日までの重病人が生き返ったような豹変に、驚きを禁じ得ません。人間の気力というのは大きな力なのですね。今回の会を開催するにあたって下準備をお手伝いして来た身には本当に嬉しくほっとした一日でした。一大イベントを無事クリアーされた先生は、また生きる目標を見付けるべく、駅前の小さなギャラリーでもう一度最後の小品ばかりの個展をと心に描きはじめていらっしゃいます。常に前向きに目標を見つめて生きようと精いっぱい努力しておられる先生。８３歳にしてなんてアクティブな生き方なのだろうといつも感心しています。教室では一番若い部類に入る私も先生や、先輩方を見習って、もっと一生懸命生きなければと反省しています。

  2006年10月10日

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• 忙しい・・・

  実は大学卒業と同時に家を出てアパート暮らしをしていた息子が通勤先が変わったのを機に家に戻って来ました。１年半ぶりの家族揃っての生活です。また、にぎやかになって嬉しいのですが、困った事にまだ引っ越しの後片付けが済んでいません。家に自分の物を残したまま、ほとんど身１つで出て行った息子。それが６畳間のアパートでテレビや冷蔵庫やパソコンや洗濯機といった家財道具を勝手にせっせと増やした挙げ句、それを持って戻って来ました。それも、こちらの都合はまるで関係無く、一番忙しい私の展覧会の会期中の２３日にです。当日、私は会場当番で、引っ越しの手伝いすら出来ませんでしたが、帰って来ると、家の中には荷物が積み上げられ、ごったがえしていました。片付けなければ・・・私が家を片付けないと息子も引っ越し荷物を収める場所もありません。しかし、私は整理整頓が何より苦手なのです。だらしないおまけに何でも集めたい収集癖がありますからもう手がつけられません。これは少し物を減らさないと・・・と思うのですが、自分の描いた過去の作品（イラストや絵）などが一番捨てにくく、嵩張るゴミです。今見ると稚拙なものも混じっています。でも、私にとっては人生の軌跡みたいなもので、捨てにくいなあ。そして、時は待ってくれないから今この時こそ、ご病気の水墨の先生のお手伝いもしたいし。ああ、パンクしそうに忙しくて、頭がこんがらかりそう。こんな時に、悪い知らせ。田舎の主人のお父さんが胆のうと膵臓の結石で入院して、手術だって。お医者さんがそうおっしゃったのでは無いので思い過ごしかもしれませんが、もしかしたら癌の疑いもあるのじゃないかと、心配しています。なんだかせわしない毎日です。こんな時は「今日を楽しく精一杯生き、明日に出来そうな小さな目標を定めて、それにむかってまた一歩足を進める」尊敬する水墨画の先生の生き方を見習って乗り切ろうと思います。

  2006年10月04日

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• 水墨の展覧会が終わりました

  ２２日から２５日まで開催されていた水墨教室の展覧会は今年で９回目を迎え、私が参加するようになって４回目ですが、今年は、教室の誰にとっても特別のものでした。指導して下さる私達の先生はもう長い事、癌と闘っておられ、７回の手術に耐え、不死鳥のようにお元気になられてきました。その先生が今回、「訪問ホスピス」のケアーを受け、転移して末期となった肺癌と闘いながら展覧会に臨まれていたからです。展覧会前、肺の炎症でホスピスに入院された先生はなんと１週間で退院して来られ、１日だけ会場にもいらっしゃいました。おしゃれして、凛として背筋を伸ばして会場にいらっしゃる先生は、病人とは思えないお姿で、先生がおられるだけで会場は華やかな雰囲気になります。先生は水墨の師であると同時に人生の師でもあると、教室の皆が思っています。残り少なくなっている先生との時間を惜しんで、良い作品を描く事で先生にお返ししようと皆、頑張りました。私は今回、先生の絵入りの案内状や、当日販売する先生の作品の絵はがき作りを担当しました。印刷所に出したのでは印刷が間に合わない日程だったので、私が写真を撮りパソコンを使って印刷物を作りましたが、先生はとても喜んで下さり、お引き受けして良かったと思っています。あと数種類、絵はがきを作って欲しいと頼まれるほど、先生に気に入っていただけ、何枚も写真を撮ったり、印刷で色を再現するために微調整を重ねたり、調子の悪い印刷機を調整したりして、やっと出来上がったものですが、自信と満足感を得る事が出来ました。１０月９日に恒例の教室合同の反省会を私たちの教室で開く事になっています。それまで、先生も体調管理に勤められて、頑張っておられますし、私ももうひと働き、先生のサポートをしたいと思っています。

  2006年09月28日

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• 鋳掛け屋さん

  結婚以来ずっと使って来た大きな鉄のフライパンに穴が空いてしまいました。このフライパン、中華鍋より一回り小さいけれど、フライパンにしては最大の深さもあるもの。中身が入ると片手で持つのは厳しい重さになって、長年大きなものを買い過ぎたと半ば後悔しながらも、毎日使って来たものです。炒め物、揚げ物、ちょっとした煮物。何でも、使って来ました。それが穴が空いてしまったのは、少し前にこびりついた外側の油汚れや、錆びが気になって、ずぼらな私らしくも無く磨いてみたのがいけなかったようです。いつでもピカピカに磨いて来たのなら大丈夫なのでしょうが、溜まった汚れを掻き落すような荒っぽい事をしたのが失敗でした。目に見えないような小さな穴がだんだん広がり、炒め物をしているとレンジに油が落ちて燃えます。新しいものを買い替えるという前に思いついたのが「鋳掛け屋さん」昔はそういう仕事があったんですが、今は無いのかなあ。ネットで調べてみても、過去にそういう職業があったという記述ばかり。今時、鍋を修理して使うって言う話は聞きません。・・真っ先に鋳掛け屋さんを思い出した私は、やっぱり時代から取り残された人間なんでしょうね。鋳掛け屋さんは鍋を何の金属で塞ぐのかも、ちょっと気にもなります。柔らかい金属・・・鉛が入っていたりしたらやっぱり微量でも溶け出して、体に悪いですよね。近所のスーパー前に時々居る刃物磨ぎ、傘直し、合鍵作りのおじさんに鍋の修理をするか聞いてみようかと思いましたが、ふと不安になりました。鋳掛け屋さんもいないし、やっぱり新しい鉄のフライパンを買おうと思うのですが、近所ではアルミのばっかり売っていて、今使っているような３０センチもある大きな厚い鉄鋼のものはなかなか見つかりません。

  2006年09月20日

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• 御岳山に行ってきました

  急に思い立って御岳山に行ってきました。JR御岳駅からバスで御岳山の登山口まで行き、その後ケーブルカーとリフトを乗り継いで、山頂へ。御嶽神社を参拝し、スケッチを１枚仕上げた後、ハイキングコースを歩くことにしました。展望台のある緊急時ヘリコプター発着所のある場所から「七代の滝」まで２１分と案内があったので、夕方だったのですが、ケーブルカーが動いているうちに帰れるだろうと歩き出しました。山頂近くから滝まで、ひたすら下りのコース、木で階段状に作ってあるのですが、かなりの急勾配で膝に来ました。道幅も狭く、足を踏み外しそうで怖くて、ゆっくりしか歩けません。ずっと水音の聞こえていた滝に着くのに３０分以上もかかってしまいました。滝壺近くの涼しいこと、そのままゆっくり涼んでいたかったのですが、早く帰らないとケーブルカーが止ってしまって日暮れ後の下山が危険になります。息をきらして歩いても、山の木々の作った酸素の濃いおいしい空気は、疲れを癒してくれたので頑張って帰る事にしました。とはいえ、普段の運動不足と寄る年波がたたって、足はがくがく、体はへろへろします、帰り道の険しさを思うと、五日市駅方面バス発着所の案内の方に降りた方が良いものか、考え込んでしまいましたが、ふと見ると頑丈な鉄階段が傍らに続いています。あまりに急勾配なので、道ではなく階段を作ったのでしょう。行く先は天狗岩とありました。バス停までの距離が分からないし、発着時刻もわからなかったので、御岳山に帰る事にして、足場が悪い来た道よりもしっかりした手すりのある階段の方に行くことにしました。鉄階段は永遠に続くかと思う程長く感じられましたが、天狗岩に着いてから御岳山までは道幅の広い緩傾斜の道で歩くのはとても楽でした。結局、出発して元の場所まで戻って来るのに１時間３０分程かかっていました。我ながら情けない体力です。ここからリフトに乗るかケーブルカーに乗るか、私はここで判断ミスをしてしまい、もうひとがんばりと思って登り道を選び、リフトの方に行ってしまいました。ところがリフトは５時で終わっていて大慌てで来た道を戻り、ケーブルカーの駅まで下る羽目になりました。ケーブルカーの終電は６時半、それまで戻れるのか心配になりましたが、下りは楽で、終電３０分前に駅に着く事がで来ました。店じまいをしていたお土産屋さんの猫に歓迎され、お土産を少し買い、無事ケーブルカーに乗れました。ケーブルカーのお客はほとんど地元の人のようです。私は嬉しくて運転手さんの隣の一番前の席を陣取りました。夜景が綺麗です。と、若い運転手さんが「見えますか、ほら兎が居ますよ」と声をかけてくれました。目が暗さに慣れていなくて見損ねましたが、兎やリスが時々線路に顔を出すのだと教えてもらい、楽しい気持ちになりました。麓の登山口に着いてほっとしたのもつかの間、御岳駅行きのバスが終わっていて、駅まで歩かねばならない事がわかりました。何も下調べも確認もせず、気まぐれに来たので仕方ありません。駅までかなり遠かったと思いましたが、道も一本道、間違う事も無いと腹を決め歩き出しました。どっと疲れていましたが、自分の足しか頼るものは無いのです。暫く歩いていると、後ろから来た軽トラックが傍らに止って、荷台で良ければ乗せてあげると、親切に声をかけてくれました。地獄に仏ってこの事ですね、知らない人の親切に触れ、一日で旅の醍醐味を味わった気分です。荷台に乗るのは初めての経験でした。ちょっと怖かったけど、とても壮快で、究極のオープンカー！夢のような乗り心地でした！（本当は道交法違反なのに、乗せてくださってありがとう）荷台から通り過ぎる風景を眺めながら、あのままだったらまだずっとここを歩いて行く所だったんだなあと、不思議な気持ちでした。駅で降ろしてもらって、無事帰路に着いたと言いたいのですが、車が発車した瞬間、お財布を荷台に落とした事に気がつきました。荷台に乗り降りする際、リュックを外して引きずったので、網ポケットからずり落ちたようです。乗せていただいたお礼をしようか、いや、折角のご好意にかえって失礼だろうかと、迷いながら、お財布を出そうとしたまま、慌てて荷台を降りる事になって、落としたのです。お財布には細かいお金しか入れていなくて、リュックに大きいお金を入れていたので、帰りの電車賃は大丈夫でしたが、家の鍵も一緒に無くし、空いていた窓の方から入る事になりました。戸締まりがいい加減で、良かった・・・お財布にはポイントカードばかりがぎっしり。大事なものは入っていなかったので、乗せてくれたおじさんが、「まあ、お駄賃代わり」と貰ってくれるような人なら良いのですが、とても親切そうな人だったので、警察に届けたりしてくれたら申し訳無いなあとは思っていました。家に帰り着いて、夜遅くなってから、やはり車の方から電話がありました。お財布の中のカードに名前と電話番号が入っていたものがあったそうです。お財布は送ると親切に言ってくださいました。中身は３０００円ほどしか入っていませんでしたが、あちこちのポイントカードや、会員証などの再発行や差し止めをしないで済んで、本当に助かりました。家の鍵も合鍵を作り直さないで済みましたし。親切な軽トラックの方に何から何までお世話になる事になってしまいました。御岳山は神様が住む山だなあと感じる清々しい空気とオーラのある山でした。帰り道での幸運は、山頂の神社にお参りしたご利益だったのかもしれませんね。

  2006年09月05日

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• 今回の映画は当たりでした

  またまた、DVDの映画を５本１０００円でレンタルしてきました。このところ外れが多かったのですが、今回は良かったです。一番の大当たりは、リード・マイ・リップスこれは久々にすごく良かった！！もう大満足！こういう映画が見たかった～！！恋愛映画っていうジャンル分けの棚に並んでいて、恋愛ものは苦手なのが多いので見ていなかったんですが、あらすじ紹介を見るとサスペンスっぽいので見てみました。難聴で会社で疎外感を感じている孤独なOLとムショから出たばかりの男の出会い。社会的弱者の２人が助け合うというよりは互いを利用し合う腐れ縁・・・これは恋じゃないんじゃないか、と見ていましたが、ラストに近づくにつれ、これこそ恋だよなあ、恋愛映画以外の何でもない！！と納得。ずるさやしたたかさを秘めた女の一途さも可愛い、所詮小悪党の男の弱さも可愛い。坂道を転がり落ちるような２人にどんな未来が望めるのかと暗い予感にどきどきしながら見ちゃいました。男と女の間は綺麗ごとじゃなく、人間は善人、悪人なんて風に簡単に分けられるれるものじゃ無い。それを象徴するかのように男の保護司の事件が絡む・・・チンピラ男役の俳優さんは、ヴァンサン・カッセル、とても魅力的ですっかりファンになりました。クリムゾン・リバーでジャン・レノと共演した俳優と言うと、ああ、って思われる方も多いと思います。とても目を引く風貌で、私は『ジェヴォーダンの獣』の悪役をやった時の怪演が忘れられません。ジェヴォーダンの獣も変な映画で、アクションものをやりたいんだか、歴史ものをやりたいんだか、SF怪獣パニックものなんだか、ホラーなんだか、どっちにしても中途半端な映画でしたが、実は私は結構好きでした。トーク・トゥ・ハー全編エロい妄想のような映画、これも愛かも、愛なのか？いや、ただの変態だろう、いやいや、それじゃ済まない、犯罪だろ。ストーカーとか、性犯罪者とかの自分勝手な理屈、勝手な愛を理解したり共感したりするのはやっぱりちょっと難しい。感情移入がしにくい分いまいち感動が薄いのが残念だけど、ストーリーには破綻も無く、話の流れによどみも無く、全体に良く出来ていました。こういう風にしか人に接する事の出来ない人間が居るんだろうなあ、哀しいなあ。ボーン・アイデンティティー記憶喪失の殺し屋が生き残るための逃避行、・・・・何故追われるのか、自分は何者なのか、どうやって切り抜けたら良いのか、・・・テンポの良いスリリングな展開で面白く見られました。何か感動が残るって訳でも無いけど、主演のマット・デイモンが「グッドウイル・ハンティング」という映画を見て以来、割に好きです。アルタード・ステーツ、これは、ケン・ラッセル監督なんで選んだんですが、ちょい外れ。ケン・ラッセルって昔見た映画がちょっと良かった覚えがあるんですが、この映画は、ドラッグで得た幻覚の世界と哲学的直感を映像で表現しようとしたんだろうなっていうのは分かるけど、所詮、幻覚だから。それ除くと筋立てはほぼ「恐怖のゴリラ男」っていう邦題つけたらぴったんこのB級SF映画って感じでした。長い幻覚シーンを削れば、ストーリー的にはすっきりするのかもしれないけど、そうしたら、出来の悪いB級映画になるだけだしなあ。ウイリアム・ハートが熱演していたけれど、前に見た「蜘蛛女のキス」のような映画だと熱演が生きるのになあと思いました。グッバイ・レーニン何度か予告編で見て、面白いかなあと思って借りて見たけど、予告編以上の事は何も無かったヒューマン・コメディ。アイディア勝負だけど、折角のアイディアを引っぱり過ぎて冗漫でした。後味が悪いわけじゃ無いのでちょっと退屈しながらもまあまあ見られました。

  2006年08月31日

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• 高校野球

  今年の甲子園はすごかったですね。野球音痴で、プロ野球はぜんぜん見ないし、野球のルールもほとんど知らなかった私が今年は連日テレビ観戦しちゃいました。見てるうちにわかってくるものなんですね。すっかり野球好きになりました。最後はもう、感動をありがとう～～！！って感じで熱くなってました。実は家は国分寺と境を接してる隣の市で、早稲田実業は地元みたいなものです。キャプテンの後藤君って、うちの子供と同じ中学の出身だったりするんで、ぐっと親しみがあります。月曜日、水墨画教室があって、１時から５時までお稽古で再試合が見られない・・・と、がっかりしていたんですが、お稽古に行ってみたら、部屋ではテレビがついていて、水墨画を描きながら、みんなで早稲田実業を応援してました。（やっぱり地元なんで駒苫を応援している人は無し）最後なんか誰も絵を描いてなかったです。早稲田実業の優勝が決まった途端みんなで拍手。一人でテレビを見るより盛り上がりました。先生をはじめ、生徒のおじいさんもおばあさんもおばさんもこぞって応援・・・ま、水墨画なんで若者はいないですが。で、青春っていいわねえなんて年寄り臭く、感心してました。高校野球に感動しながら仕上げた水墨画は来月の教室の展覧会に出品されます。９月２２日～２５日国分寺Lホール(JR中央線国分寺駅、○I○I駅ビル）です。どうぞ、よろしく～

  2006年08月22日

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• 蝉の抜け殻

  台風がやって来たあたりから、ぐんと気温も上がり、蝉の声がにぎやかになってきました。アブラゼミ、ヒグラシにミンミンゼミ、ツクツクボウシの声が加わりました。大阪などの都会で増えているらしいクマゼミはこのあたりにはあまりいません。一時、家の近辺はアブラゼミの声一色だったのですが、今年はミンミンゼミやツクツクボウシも増えています。ちょっとヒグラシが減っている感じがしますが。今の蝉の親蝉が羽化した数年前の気候の影響なんでしょうか？ふと、思い付いて犬の散歩の時、蝉の抜け殻を集めてみました。探しながら歩いてみるといっぱいあるもんですね、それにメスのカブトムシとオスのコクワガタも見つけました。でも、探していたのは蝉の抜け殻なので、カブトムシとコクワガタは、見逃しました。家に帰って来て、見分け方を調べて、ルーペで見ながら、種類と雌雄に分けました。アブラゼミ　オス３　メス３、ミンミンゼミ　メス１、ツクツクボウシ　メス１、ヒグラシ　オス１。聞こえる声は、結構ミンミン言っているのに見付けたのはアブラゼミばかりです。これは、脱皮する場所の関係なのでしょうか。ヒグラシとツクツクボウシは大きさ自体が小さいので元々数が少ないだけでなく見つけにくいようです。紙に蝉の名前や雌雄を書いて今日の日付と玉川上水と入れて、しきりのある桐箱にいれました。子供の頃うらやましかった昆虫標本みたいです。いとこが、昆虫標本を持っていて、「いいな～」と思っていたのですが、虫を殺すのが嫌で、昆虫採集は出来ませんでした。抜け殻なら、虫を殺さずに標本が作れて、ちょっと楽しかったです。

  2006年08月15日

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  彩雲と赤焼けとライチーの木と

  台風が近づいていた８月７日、久々に彩雲を見ました。彩雲とは雲が色づく光学現象で、五色の雲、瑞雲ともいい、めでたい（吉兆）とされています。すぐに消えてしまい、滅多に見られないからなのでしょう。たまたまデジカメを持っていたので１枚撮影するとなんとか、写りました。虹などは、目では、はっきり見えていても写真には写りにくいので心配だったのですが、うっすらとですが、虹のような彩りが写っています。偏光フィルターをつけて撮影するとくっきり写るので、慌てて家にカメラを取りに帰ったのですが、あっという間に光は消えてしまい、一眼レフで撮影する事はできませんでした。翌日の夕方も彩雲が出ており、そちらは一眼レフで撮影してみましたが、色が薄かったので写っているかどうか、微妙です。その日の夕方はむしろ、夕焼けが真っ赤な「赤焼け」の方が見事でした。まるで、色フィルターでもつけているみたいで、世界中真っ赤に染まって不思議な光景でした。日の沈む西側だけでなく、東側まで、こんな色に染まっています。台風の接近などで天候が変わりやすい時は雲も見事で、湿度も高く、光学現象が起きやすいようです。それから、この木はライチーの木です。（わかりにくいですが、前後に重なって２本あります。）先月あたり、冷凍ものでは無い生のライチーが出回っていましたね。この木は去年、食べた後の種を試しに撒いてみたものが育ったものです。種を３つ撒いたのですが、１本は冬に枯れてしまい、２本が冬も無事越して、大きくなって２年目に突入です。ライチーってどんな木なんだろうと興味しんしんでしたが、芽が出ると綺麗な赤みがかった薄緑の透けるような薄い葉で、どきどきしました。育ってみると意外と普通の木です。ちょっとベンジャミンに似ています。ライチーってどんな所で育つのか全く知らないのですが、無事育って実を結ぶまでになるのでしょうか？実が成るって言う事は花も咲くんですよね。どんな花なのか、楽しみです。

  2006年08月13日

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• パイレーツオブカリビアン　デッドマンズチェストを見て来たのだ

  台風で蒸し暑いし、レディースディだから料金が１０００円だし、映画でも見ようと吉祥寺に行って、パイレーツオブカリビアン　デッドマンズチェストを見て来ました。ジョニーデップのファンで、スパロー船長さえ見てりゃご機嫌な私が言うのも何ですが、かなりがっかりしました。全編どたばたアクションで役者やスタントマンは大変だったろうと思うんですが、他に見どころと言ったら、特殊メイクとコンピューターグラフィックの怪物達だけかなあ。そんな所にばかりお金をかけるんならもうちょっとストーリーと脚本を練って欲しかったなあ。衰えぬ人気から、まだ続編の３にお客が呼べると踏んで、ストーリーを無理矢理アクション場面でつないで引き延ばした感じで、話の筋としてはほとんど進展のないまま終わり、退屈でした。お子様じゃないので、はらはらどきどきのアクションだけじゃ意味もない長丁場は持ちません。観客をバカにしてるよなあ、と思いつつ、来年３が公開されたらまた見に行っちゃうんだろうなあ。スパロー船長がカッコ良いからなあ・・・でも、脚本が良く無いとスパロー船長の魅力も今一で、残念です。やっぱり続編っていうのは作らない方が良い事が多いですね。

  2006年08月09日

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• 暑いから映画を見た

  昨日今日と東京は狂ったように暑いです。まだ梅雨は明けてなかった筈なのにいきなり真夏の暑さで体がついて行きません。犬もぐったりしています。でも、さすがに夏ですね、昨日今年初めてのヒグラシの声を聞きました。夕暮れ時と早朝の薄暗い時間帯にだけ寂しい声で鳴くヒグラシは、夏の早い時期から秋遅くまでずっと長く鳴いてくれる大好きな蝉です。さて、昨日は暑くてどうしようもないので、借りて来た映画を見ていました。いつも何の予備知識も無く、レンタル屋さんで適当に選んで５本借ります。１週間、５本１０００円という値段が一番安いので借りるのはいつも５本です。いい加減に選ぶのでかなり当たり外れがあります。このところ、あんまり「これは」という映画に当たらず「そこそこ、まあまあ」ばかりだったんですが、昨日は久々の大当たりが来ました。「列車に乗った男」というフランス映画。これが期待してなかったんですがすごく良かったです。大好きなタイプの映画でした。凝ったカメラワーク、美しい映像、洒落た会話、お芝居の面白さを満喫させてくれるキャラクターの面白さ、俳優の名演。それぞれ正反対と言える人生を送って来た老境の２人の男の数日間の交流を描いたドラマなんですが、美しいフランスの田舎町を舞台にユーモラスで楽しくのんびりストーリーは展開して行きます。そして、ラスト数分のいてもたってもいられないような緊迫感、詩的でこの上なく美しいラスト。とても完成度の高い映画でした。監督の人間に対する優しい目がベースに感じられて後味の良い余韻のあるドラマでした。こういう映画をもっと見たいなあ、とりあえずこの監督の作品を探してかたっぱしから見てみようかと思います。何せ映画って趣味のものなんで人が「良い」とか「面白い」って言う映画を見て自分が同じように感じるとは限らないのが難しいところ。だから、映画評なんかもあんまり見ないし、気にかけないで映画を探す事にしています。良いフランス映画はいいなあ、ハリウッドの大作みたいにお金かけて、コンピューターグラフィックや、大掛かりなセット使って、大人数動員して、人気スタ－を出して、子供じみたお話ばっかり作っているんじゃ駄目なんだよ！・・・なと言いながら、実はパイレーツオブカリビアンの２作目、デッドマンズチェストを早く見たいなあと楽しみにしている私です。いや、ジョニー・デップが素敵ですから、もう何でも良いんです。それに、ゾンビとか妖怪とか化け物とか大好きですから・・・すんません。気取ったこと書いてすんませんでした。

  2006年07月14日

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• 初夏

  カッコーの声をまだ聞かないと書いた途端、その翌日、カッコーの声を聞きました。ああ、初夏だなあって思います。３日程前から斜向いの家が立て替えのための工事をはじめました。朝８時から巨大なクレーンが入って、家の解体作業をしているので、騒音と振動と埃がひどく、窓を開けられません。一日騒音の中、窓を閉め切っていると疲れるので、なるべく外に出るようにしています。昨日、今日は外でスケッチをしたりして過ごしました。昨日はほんの少し雨がぱらつきましたが、ほとんど、爽やかに晴れていたし、今日は曇りで、涼しく過ごしやすい天気でした。

  2006年06月08日

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• 正体

  このところ毎晩、薄気味悪い音がする。規則的に笛のような音が「ぽうぽう　ぽうぽう　ぽうぽう」と続いては止む。夜に犬の散歩に行くので、その時、音の正体や聞こえる方向を確かめようとしたが、どうも位置が変わるようで、どこから聞こえてくるのか分からない。鳩笛のような、少し高い音だ。機械の音のような気もするし、遠くから響く甲高い犬の声のようにも思えるが、やはり違う。テレビや映画などで聞く「ほっほう」というフクロウの声にも少し似ている。そこで、はっと気がついた。フクロウ？・・・しかも、音が聞こえるようになったのは最近、・・・ということはもしかして、渡り鳥の、アオバズク？インターネットで検索してみた。録音したアオバズクの声を聞かせてくれるサイトを見付けた。謎の音とそっくりの鳴き声！！この地に住んで長いがアオバズクの声を聞いたのは今年がはじめてだ。たまに夏になるとカッコーの声を聞く事があるが、アオバズクまで居たとは！（そういえば、今年はまだカッコーの声を聞いていない。妹は聞いたと言っていたから、もう来てはいるのだろう。）今夜もうるさいほど、アオバズクの声が聞こえている・・・気味が悪いと思っていたのに正体が知れると途端に微笑ましい気分になった。アオバズクはキジバトよりちょっと小さいくらいの大きさだそうだ。フクロウの仲間にしては随分小さい。昼には鳴かないので、声はすれども姿は見た事が無いが、調べてみて意外な大きさに驚いた。この辺でも自然破壊は進んでいるけれど、それでも東京の他の地よりは緑が多いので鳥達も集まって来るのだろうか、上水では色々な鳥を見る事が出来る白鷺、鴨、オナガドリ、コゲラ、・・・・鴨が用水路で子鴨を引き連れていた。犬の散歩で行き会う人が最初は４羽いた雛が２羽に減ってしまって、まだカラスが狙っていると心配していたが残った２匹は無事育つ事が出来るのだろうか。東京の自然もなかなか厳しい。

  2006年06月01日

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• イルマのページ

  ちびっこイルマのページその２を作りました。可愛いプチコスメに嵌まっています。・・・自分はノーメイクのくせにね。

  2006年05月31日

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• TOPの写真を変えました

  連休に遊びに行った房総での写真です。久々に行ったら、大原町が市町村合併でいすみ市になっててびっくりしました。去年の１２月に市になったらしいです。写真はその大原の隣町で、合併からは抜けた御宿町です。ドン・ロドリゴ上陸地って何のっこっちゃ？だと思いますので、にわか知識の解説をば。何でも３００年程前にスペイン領フィリピンの領事ドン・ロドリゴさんが乗ったサンフランシスコ号が難破して遭難して、三百数十人の船員とともにこの地で救助されたのだそうです。それを記念したスペイン公園っていうのもこの写真の地の近くの、見晴らしの良い高台にあるんですが、そこからの眺望はまたいずれご紹介致します。３００年も昔、外人さんなんて見た事もない人々が大勢の外国の船員さんを救助するなんて、それはそれは大事件で、てんやわんやの大騒ぎだったんでしょうね、今に伝えられて記念される位・・・房総海女で有名な土地ですが、救助にその海女達が活躍して、遭難した船員を肌で暖めて介抱したのだと伝えられるそうです。言い伝えを知らなくても、外国みたいな綺麗な風景で、ロマンチックな雰囲気の海岸です。はじめてここに来た時は、映画で見たイタリアの島みたいだな～と思いました。

  2006年05月07日

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• お人形の為のニット

  本日、雪の中撮影決行！実は雪の中の写真が撮りたくて、雪が降るのを待っていました。左のリンクの一番下の「お人形の為のニット」見てね。

  2006年01月21日

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• 編み物してます

  去年のクリスマスにお人形にプレゼントしようと思って買っていた白い毛糸。とうとう手付かずで年を越してしまいました。でも、お正月、頭痛が収まった後、する事もなく暇だったので、手にしてみました。これが、編みはじめると嵌まります。何たって、お裁縫のように道具を広げる事も型紙を作る事もなく、毛糸玉と編み棒さえあれば、どこででも出来、少しの時間でも有効に使えます。失敗したらほどけば良いのでとっても気楽。何となく気の向くまま、編み続け、白いボンネットやケープが沢山出来ました。着せて見るとこれがまた手作りの暖かさが可愛い！！編み目がばらばらでも編み方がでたらめでも着こなしてくれるお人形達。楽しくて、毛糸を買い足して編み続けています。そのうち写真を撮ってUPしたいな、編み物って面白いですね。

  2006年01月18日

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• 最近DVDで見た映画で良かったもの

  最近DVDで見た映画で良かったもの「イル・ポスティーノ」マッシモ・トロイージ主演の１９９５年のイタリア映画。ほのぼのとした人情味とペーソス、イタリア映画お得意のジャンルですが、期待を裏切らず良い映画でした。「自転車泥棒」「ニューシネマパラダイス」イタリア映画って、こういう映画に良いものがありますね。主演のマッシモ・トロイージが４１歳の若さで、この映画撮影終了１２時間後に心臓病で亡くなっている事を知っていると、映画と重なり余計に切なくなります。いくばくもない余命を映画撮影にかけた渾身の演技。そう思って見ていると辛くなりますが、迫る死の前であんな笑顔が見せられるのは幸せな事なのかもしれませんね。「隠し剣　鬼の爪」永瀬正敏 主演の２００４年の松竹映画。藤沢周平の原作を山田洋次 が監督した「たそがれ清兵衛」と同じパターン。なので続編？それとも２匹目のドジョウ的な駄作？と気になっていた作品です。「たそがれ清兵衛」がしっとりしたとても良い映画だったので、余程良くないとがっかりするんじゃないかと思っていました。ストーリーは寡黙な男の恋と、侍として避けられない命がけの闘いがからんでいるあたり、焼き直しと言われても仕方ない程似ていました。で、どうだったかと言うと、全くたいくつしなかったどころか、これが前作以上に良かった！！完成度という点では「たそがれ清兵衛」の方が上なのかもしれませんが、どっちが好きかというと私はこの作品の方が圧倒的に好きです。「たそがれ清兵衛」も良かったんですが涙するほどじゃありませんでした。ストーリーの所為もありますが、圧倒的なのは主演俳優の演技力。いや、真田広之が駄目っていうのじゃないんです。真田広之も良い感じで実直そうな清兵衛さんを作っていたと思います。でも、永瀬正敏が本当に素晴らしかった。日本映画や、テレビドラマを余り見ないので、永瀬正敏という俳優さんの事は全く知りませんでした。スチールで見ても、侍なのに弱そうだし、あんまり特徴も個性も無く、かっこ良くもないな、くらいに思っていました。で、見たら、ほとんど惚れました。寡黙な男の優しさが胸に沁みました。あんな風に一言「んだが・・・（そうか）」と山形弁で言われたら、もうたまりません。いや～、冴えないと思っててすんませんでした。良い俳優さんだったんですね。で、松たか子がまた可憐で、涙が出ました。こちらも私が男だったら惚れてると思います。二人のシーンはどの場面も名シーンだと思います。前作の宮沢りえも素晴らしくしっとりした美しさでしたが、この監督さん、女優の美しさを引き出すのが巧いなあと思いました。

  2005年12月09日

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• スケッチブック

  今年はここ数年の中では良くスケッチをした年だと思う。それだけ、心が元気になって来たと言う事だろうか。今年のスケッチから何点か選びページを作ってみて気が付いたのは以前より色が鮮やかになって来ていること。http://members2.jcom.home.ne.jp/nobuji2/suisai.html（↑スケッチのページ）ちょっと前まではもっと淡い淡彩で、殆ど鉛筆の線に申し訳に色を付けたような物が多かった。どういう変化でこうなったのか自分でもわからない。タッチも少し変わったと思う。普段色の無い絵ばかり描いていると色を使いたくなるのだろうか、それとも一回描けば取り返しのつかない水墨を描いていたので、度胸がついて濃い色を使えるようになったのだろうか？自分でも良くわからないけれど、最近の私の変化は水墨画を始めた事くらいだから、その影響と考えるのが妥当な気がする。この年齢になっても絵が変わるというのはちょっと嬉しい。巧くなっていたり良くなっていたりしたら、なお嬉しいけれど、そこらへんはあんまり自信が無い。ただ、最近はスケッチをするのがとても楽しい。たいして腕をあげていなくても、あんまり良い出来では無くても、楽しんで描いたものには、なんとなく楽しい雰囲気が出る。落書きのようなものから、細かく描き込んだものまで、スケッチブックに溢れる絵を見ていたら、楽しそうで、もっともっと描きたくなった。絵を描くのは楽しい。

  2005年11月25日

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• お別れ

  毎月一度の老人会で、お会いする方々とも、８年を超えるおつきあいで、みなさん大切な方になりました。その中でもTさんというおばあさんは特に親しみを感じる方の一人でした。１２月で８８歳のお誕生日の筈だったTさんは、１１年前にご主人を亡くされた後も、凛として誰にも頼らず一人暮らしをしておられました。息子さんも娘さんも「誰にも迷惑をかけたくない」と言うTさんの思いに応えて、Tさんの一人暮らしを支え、応援してきた親孝行なお子さん達です。そんなTさんが倒れられたのは今月１４日でした。そして、１９日の朝、逝かれたそうです。今日はそのTさんのお葬式でした。先月の老人会でお会いしたのが最後になってしまいました。体調を崩して出席出来なかった母を気遣ってくださっていました。「来月には母を連れて来ます」とお話したのですが、その１１月の会に母は出席出来たのに、Tさんが出席出来なくなってしまいました。ご回復をお祈りしていたのですが、残念でなりません。母より年長でいらしたのに、いつも母の手をひいて、ボケた母がどこかに行ってしまわないように面倒を見てくださり、優しく話しかけてくださいました。優しく、奥床しく、古風な、大和撫子と言うにふさわしい方でした。あと２週間で、８８歳のお祝いをするつもりでいらしたご家族は、とても残念がっておられました。でも、人に面倒をかける事を気にしていたTさんですから、きっとその生き方にふさわしい、潔い結末を満足しておられる事だろうと思います。また、喪主の息子さんも「誇らし気にも見える母の顔」とおっしゃり、お母様の気持ちを汲んでいらっしゃいました。立派にご自分をまっとうされた悔いの無い人生だったと思います。それでも、あの優しい笑顔にもう二度と会えない事が悲しくて仕方ありません。

  2005年11月22日

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• ブッチへ

  去年の11月８日にブッチが死にました。あの時は本当に悲しくて、毎日泣いて暮らしていました。もう１年経ってしまったんですね。ブッチの事を色々思い出します。良い子だったよね、幸せだったのかな？最後の何日かはとても苦しかったね。何もしてあげられなくてごめんね、今ブッチにかけてあげられる言葉があるとしたら何だろうと考えてみました。大好きだったよ。忘れないよ。ありがとう。今はカティって言う子がいてブッチと同じように私に元気をくれたから心配しないでね。

  2005年11月09日

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• 母が歩けるようになりました

  母がまた歩けるようになりました。足をひきずるように、時々重心が崩れ倒れそうになりながら、それでも手を引いて支えるとゆっくり歩いて、笑顔を見せてくれます。皆様にはご心配おかけいたしました。暖かな励ましをいただき、心強く、支えになりました。ありがとうございました。体重が３７kgに減ってしまった母なのでまだまだ体力回復には時間がかかるかもしれませんが、今後も自分の足で歩けるように、私もあきらめず、一緒にがんばって行こうと思います。天気の良い暖かな日に一緒に紅葉を見るのが今の目標です。

  2005年11月01日

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• アケビ

  明日は月例の老人会ですが、実は母は８月に一度倒れて以来、殆ど歩けません。もう、老人会に出席する事も無いのかもしれないと思うと寂しいですが、他の元気なお年寄りが月に一度の会を楽しみにしていて下さるので、私も頑張ってお手伝いを続けたいと思っています。今日は明日のためにテーブルナプキンの絵を描きました。秋らしくアケビを描いてみました。母は山形の出身なので、このアケビが好物です。山形では中の種のまわりの甘いところも勿論食べますが、紫色の皮の部分をメインに食べます。中身を取り去ったアケビの皮の中にネギ、みょうが、きのこ（ヒラタケなど）味噌、豚肉などを詰めて糸で縛り、そのまま油をひいたフライパンで転がして焼いて食べます。私は面倒なのと時間がかかるので、細かく切ったアケビの皮と上の材料を味噌で炒めています。手早く出来るし、万遍なく火が通るので楽ですし、同じように美味しいと思っています。ちょっと苦みのあるあけびの皮の味、秋のまつたけなどと同じように、この季節しか味わえない季節の味です。明日の私の担当料理は、これも山形の秋の風物詩「芋煮会」風の「芋ご煮」です。里芋と和牛（山形牛がベスト）ネギ、キノコ類こんにゃく（糸こんにゃく、しらたきでも可）を甘辛く煮る秋の味です。

  2005年10月19日

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• 最近見た映画の中でお勧めは

  最近ビデオを借りてきて見た映画の中で良かったもの。マルホランドドライブ２８日後ビューティフルマインドビッグフィッシュショーシャンクの空に前に見たけど再び見てやっぱり好きと思ったものセックスと嘘とビデオテープ惑星ソラリス存在の耐えられない軽さバタリアン・・・近所のビデオ屋さんで、タルコフスキーをもう一度見ようと探したけど１本もなくてびっくり。惑星ソラリスも別の遠いビデオ屋さんでやっと見付けた。サクリファイスが見たいのに見付けられないよう～～！！そういえば古い名作が無い。「野いちご」を見たいなあとか、急に思うんだけど、見つけられない。でも、車の運転が出来ないので土日主人が居る時しか遠いビデオ屋さんに行けない。今娘が教習所に通っているのだけど、娘が免許を持ったら、しめしめだと思う。買い物とかビデオ屋とか、図書館とか、ふふふ、使える、使える・・・・存在の耐えられない軽さは昔見て良いと思ったんだけど、また見てみたら、前以上に感動したし、ラストでは大泣きしてしまった。ラストを知っているのに不思議だ。最近あまり面白い映画が無いので、ついつい古い映画を見直したりしている。最近の映画で何か面白いの、無いですか？

  2005年10月07日

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• 今、水墨を描いてます

  教室の展覧会と、国画水墨院出品のための水墨画を描いています。なかなか思うようにいきません。どちらを、どちらの展覧会に出すかも決めていません。１点は房総の波切りの港風景、１点は、多摩川支流が本流に合流する風景で、春の風景なのですが、彩墨画にして少し色を加えて春らしさを出してみたり試行錯誤しています。その他に教室展覧会のためにもう１点色紙などの小品を描きたいと思っています。市民展はどうしようかなあ、同じものを出すか、もう１点描くか、とりあえずは目の前に迫っている2点を仕上げないと。このところ、私の周りでは色々とトラブルが続いていて、呑気者の私には珍しく、悩んだり、考え込んだりしていました。（おまけにパソコンまでトラぶるし）日記を書く気になれなかったのも、実はちょっと落ち込んでいたからで、犬日記ばかり書いている所為ではありませんでした。トラブルが完全に解決した訳では無いですが、人生ってそんなもの。良い事もあれば悪い事もあって、今悪いと思っている事が、後で考えると結果的に良かったとか、その逆もある訳で、・・・そんな風に、何となく心の中で踏ん切りがついた感じになってきました。何となく良い方向に進んでいる筈だという根拠の無い確信もあります。ここらへんが楽天家で、呑気者なんでしょうね。・・・気が滅入る日々をカティには随分助けてもらったと思います。大切な家族がいて、可愛い犬が居て、好きな絵を描いて・・・これを幸せと言わなかったら、何を幸せと呼ぶのだろう。おまけに私はお人形遊びをしたり、好きなお酒を飲んで、今日のお料理は美味しく出来たなんて言ってる訳で。変な事書いて、ご心配おかけしたらごめんなさい。小さな事に一喜一憂したりする慎ましい暮らしを愛し、幸せに暮らしています。また時々落ち込む事もあるかもしれませんが、今はちょっと元気になりました。どうぞ、ご心配なく。

  2005年09月05日

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• 夏の使者

  昨夜主人が会社から帰って来て背広の上着を脱ぐと、何とカブトムシが落ちた。主人の首の後ろの背中に乗っていたらしい。帰り道が玉川上水遊歩道なので、駅から家までの間に間違えてとまったらしい。「ドジなカブトムシだね、」と言いながら、主人は上水に返しに行った。小さいオスのカブトムシだったが、今年はじめて元気なカブトムシに出会った。その出来事で、もしかしたら、そろそろかも。そう覚悟したが、それが今日本当になってしまった。出たんです。あれが。それも特大のやつ。玄関横の窓の網戸の隙間から入って来たらしく廊下にへばりついていました。思わず「きゃー」と悲鳴をあげてしまいました。大の苦手なんです。あれ。主人に言うと「カブトムシじゃない？」と呑気な事を言って見に行ってくれました。そうそうカブトムシが家に入って来ることは無いって。あれは主人が退治してくれました。丸めた新聞紙で数発バシバシ叩いていました。ああ、主人が居る時で良かった。カブトムシと似てるって？！とんでもない。あれはお断りです。名前言うのも嫌なあの、あれ。夏はあれが出るから嫌だなあ。ホイホイ仕掛けなきゃ。

  2005年07月16日

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• うちの水槽　２

  家にある水槽に、めだか3匹、ヤマトヌマエビ2匹を飼っている。前書いた日記をチェックしたら、2002年の8月にめだかとエビの事が書いてあり、9月には写真を撮ってページを作っていた。めだかはその時飼っていたものの子孫で、エビはなんと同じ個体なのである。そして、めだかが卵を産みつけている水草も、3年前買った株の子孫だ。なんて安上がりなペットだろう！餌もスーパーで買った安いものだし、それも食べ残しで水が汚れるのが面倒なので、あんまりやらない。足りない分は、藻や、勝手に湧くボウフラなどを食べているらしい。一昨年まではめだかはもっと増えていたのだが、（20匹くらい？）去年の夏の暑さで水が悪くなるのが早く、めだかの子があまり育たなかった。現在はメス1匹オス2匹の3匹しか残っていない。メスが1匹しかいないので卵が少ないが、それでも卵を産んだ水草を親と分けてやると食われなかった卵が孵る。小さな仔が別容器でうようよしている。今年は何匹くらい生き残るのだろうか？あんまリ猛暑じゃ無いと良いのだが。エビは何度も脱皮してちょっと大きくなった。2匹仲良く暮らしているが、オス同士なのか、メス同士なのか、卵を生んだ様子はない。もう3年も生きているエビは相変わらず元気だ。多摩地区は冬寒いので、めだかは外では冬に氷が張ると寒さで死んでしまう。そのため、寿命は1年程度と思っていたが、家の中に水槽を置いたら暖かいので、冬を越して2年以上生きるものもある事を知った。めだかもエビもたいした手間のかからないペットだが、永年飼って居ると余計に可愛くなってくるものだ。エビが淋しそうなので、雌雄揃うように、もう何匹か買ってこようかと思っている。

  2005年07月07日

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• メールが受信出来ません。

  メールが受信出来なくなっていますので、御用の方はこちらの私書箱のメッセージを送るというのでご連絡下さい。多分旅行中、削除しなかったので容量がオーバーしたのが原因のようなんですが、一部しか削除出来ず、一度復帰したもののまた駄目になってしまいました。送信は出来るのですが、受信しようとすると固まってしまいます。直そうと努力しているのですが、なにせ、機械音痴なので、暫く直らないかもしれません。ご迷惑おかけしますが宜しくお願いいたします。

  2005年07月01日

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• キャッチセールス

  今日は恒例の月一の老人会。テーブルナプキンにはあじさいの花を２５枚描き、ご馳走は鶏そぼろと飾りの絹さやの細切りを作りました。別の方がご飯を焚き、また別の方が得意の錦糸卵を作ってくださって、ご飯ものの完成。他に汁物と、煮物、あげもの、酢の物、煮豆、デザートにびわ、わらびもち、チョコレートと持ち寄りメニューはいつも豪華です。でも今日は事件があって、最後まで皆が気もそぞろ、心から楽しめない会でした。と言うのは、息子さん一家と住むため、引っ越されたおばあさんが電車、バスを乗り継いで毎回来てくださっていたのが今回はいつまでたっても現れません。前日の電話では行くと言っていたので、家に確認の電話をするとお嫁さんが出てとっくに家を出たと言う事です。車の係の人が近辺を探したり、用心に引っ越した前の家に行ってみたりしたのですが、おばあさんは一向に現れず、携帯も通じません。しっかりしたおばあさんなので、間違いも考えられず、もしや来る途中に事故にでもあったのではと皆で心配していました。会も終わり、三々五々に解散して人も残り少なくなった頃、やっとそのおばあさんが現れました。途中の駅でキャッチセールスに足止めされ、あれよあれよという間に携帯電話の電波も届かない居酒屋に連れて行かれ、十人程の男性に取り囲まれて３時間、３０万の布団を契約してやっと解放され、ここまで送って来てもらったと言うのです。おばあさんを心配して、同じ道筋を辿っておばあさんを探しながらやっとこちらに着いたお嫁さんも合流して、おばあさんを送って来たやくざっぽい若いセールスマン相手に解約の交渉になりました。みんなが居たので、無事３０万の布団は解約する事が出来ましたが、お年寄り一人では心細くて怖くて、３０万払わされてしまった事でしょう。うっかりするとつけ込まれて、次から次へと色々なものを売りつけられたかもしれません。こんな詐欺まがいのセールスが駅前で白昼堂々と行われていて、警察も取り締まる事が出来ないのでしょうか？昔の押し売りはせいぜいパンツのゴムを高く売りつけるくらいでしたが、今は３０万の布団です。うっかりすると何百万といういらないリフォームや、補強工事を契約させられたりします。お年寄りを専門に狙ったり、ひどい時代になりました。私だって、大の男１０人ほどにずらりと囲まれて凄まれたら契約しないでは帰れないかもしれません。気をつけないといけないですね。皆様もご注意くださいね。

  2005年06月16日

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• 先生、すごい

  実はまたまたガンが再発して内視鏡手術のため、水墨画の先生が入院してらしたんです。４月のお稽古のとき、「だから５月はお稽古はお休みします。」と言っておられました。その先生が数日前、退院していらっしゃいました。昨日カティと家の前で遊んでいると、先生が出てらして、（家はす向かい）「月曜日はお稽古ですから、忘れないでね。」とおっしゃる。さすが、先生。やっぱり、すごい。病気などものともしない気力で人間って元気に生きられるんだなあっていつも感心します。４０代の時、糖尿病と言われた重い糖尿病を抱え、何度ものガン手術を乗り越え、目も糖尿からの合併症の白内障で眼内レンズを入れた後、緑内障も進み、「失明」を宣告されて数年。治療のしようが無いと眼科医につきはなされても諦める事なく、３軒目の病院で「あなたの寿命と目の寿命を同じにしましょう」と言ってくださる先生と巡り合い、いまだにお元気で絵を描いておられます。私だったら絶望しているかもしれない。あんな風に楽しく忙しく、有意義な老後を、一人暮らしの病気の老人が送る事が出来るなんて、想像出来ない事でした。それを当たり前にさらりこなされる先生の生き方。人生って心掛け次第で幸せにも不幸せにもなるものなのですね。いつも、先生に勇気づけられ、学ぶ事が多いです。師と呼べる人に出会えるって幸せな事だとしみじみ思います。

  2005年05月13日

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• お休みなのに

  せっかくのゴールデンウイークなのに、私は昨日から頭痛でダウンしてます。でも、お休みだし良いお天気なのに、寝ていてはもったいないので、午前中は古い犬小屋を洗って綺麗にして、庭に置いてみました。カティは物珍しそうに近くに来ましたが、気に入らないのか中には入りません。そうやって、犬と遊んでいると幾分気が紛れます。どうせ頭が痛いと何も出来ないので、近所の公園にスケッチに行ってみました。頭ががんがんしてきて、ぼーっとしましたが、スケッチが１枚で出来ました。さすがにあんまり良い出来栄えでは無いですが、家にいて寝ているだけよりはずっと有益な気がしてちょっと嬉しいくなりました。今日は昨日よりは少し頭痛が軽くなってきましたが、朝から何もせず、犬と遊んでいます。主人は息子の居なくなった部屋を自分のものにすべく、昨日から大掃除中。孤軍奮闘して、破れっぱなしだった障子まで貼っていました。私も他の部屋の大掃除に加わりたいのですが、頭が痛い～とさぼってます。昨日はスケッチして、今日もパソをいじっているのにね。でも、昨日の夜はスケッチのツケか、頭が痛くて気持ち悪くなってしまって、夕ご飯を作るのがやっとでした。夕飯もあんまり食べられなくて、そのまま寝てしまったんで、無理は禁物。まだまだお休みはあって、どこに出かける予定も無いので、ゆっくり大掃除しようと思います。

  2005年04月30日

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• 展覧会

  お友達と、高田明美先生・高田美苗先生の姉妹展に行ってきました。Angel Mythosエンジェル・ミュトス/天使神話」http://www002.upp.so-net.ne.jp/minae/会期：2005年4月14日（木）～4月26日（火）（水曜日は定休日です）　　　AM11:00～PM7:00（最終日はPM5時までです）会場：青山　バレエショップ「FAIRY」とても素敵な展覧会でした。華やかな色彩の明美先生のイラスト、重厚な美苗先生の銅板画。夢のような明美先生のジュエリーデザイン、はじめて拝見する美苗先生の立体作品。美苗先生の愛らしい小さなお人形は拝見していたのですが、本格的な立体作品を拝見するのははじめてでした。自分は２次元的な創作しか出来ないので、３次元の創作って別世界を垣間見た感じがします。絵の世界と共通のイメージを持った立体作品で、とても素敵でした。

  2005年04月14日

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• 今日も寒い

  初夏のような気候が続き、桜の花は土日が最後の花盛りになってしまいました。月曜は冷たい雨、そして今日も雨まじりの寒い一日です。息子が家を出て数日経ちましたが、思っていたよりずっとショックじゃ無いことに気がつきました。最初はピンとこないせいかなと思っていましたが、やはり平気で、普通の生活です。息子もうまいこと親離れしていたんだなあと思います。ブッチが死んだ時は、年寄りだったし、ずっと弱ってきていたので覚悟しているつもりでした。だから、もし死んでもそれほどショックじゃ無いと思っていたのに、予想以上の落ち込み方でびっくりしました。心って自分でも分かっていないものなのですね。まあ、息子は元気でやっている事だし、めでたいことでもあるんですが、それでも、自分がこうもさばさばしているのは意外でした。カティを可愛がって癒されてはいるんですが、その事で自分の寂しい心を誤摩化している訳ではないと思っています。でも、心って自分でも分からないものだからなあ・・・

  2005年04月12日

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