涙の十字架

義妹の「そんなこんな」があった年の瀬にたわしが入院した。
たわしの風邪が私に来て、私の父親母親にと行き渡った頃に
喘息で何度目かの入院でした。。
・・・父親も母親もお見舞いに来たくて仕方ないのですが
何せ風邪ひきさんですから(>_<)「1週間位で退院出来るから」と
留め置きました。
私もその年初めて喘息の診断を下されました・・・・
たわしの付き添いで（ゴホンゴホン）してたから看護士さんに
「外来で看て貰って来て」と言われたのです_s(｀へ´;)ゞ ..
たわしが眠ったら後は見ていてあげるからと言われたので
甘えて外来に行きました。
そこで喘息と言われたんですが・・その日は12月28日で外来は
仕事収めの日でしたので問診の時に「年が明けたら産婦人科受診して下さいね」
と言われたのです。
姫の一件以来何が有っても薬を飲まずに居たので喘息の薬も・・・
と考えてたら先生は言いました
「私たちは患者さんの場合場合で薬を出しています、今回の薬も
妊娠してる人でも大丈夫なのを出しましたから安心して、体調をベストに
する事を考えてくださいね。(^0_0^)」と。
世の中こんな医者だけならいいのになぁ～と思った。

部屋に戻ったらたわしが大泣きしていたw(☆o◎)w
「なんで？」・・パジャマも顔もグシャグシャでベットの柵にしがみ付いていた
そこに看護士登場！！「あら(^o^)起きたんだね～～」・・・・って
おい！！見ててあげるからって言ったんじゃなかったか？
「そんなこと言ってません」って顔で部屋を出て行った。
4人部屋はその日の朝皆退院したのでたわししか居なかったのです(－－〆)
あんな無責任な看護士はいらん！！

次の日の朝、回診が2時間早く来た。
たわしも今日退院していいと言われ12月29日に退院した。
待ってました！！と言わんばかりに父親母親は4，5年ぶりの息子夫婦
つまり私の兄夫婦ですが。。。
と共に来た。

何だか冴えない、おっかあ(~_~;)聞けば
2，3日前から咳き、熱、のどの渇き、たん、で夜眠れないと言う
おっかあは、小さいながらも体だけは丈夫で15年位風邪ひとつひかなかった
実家の方より私たちが居るところの方が救急の扱いがいいので
「病院に行こう」と言ったんだけど
「たわしの顔見たら、ばあちゃん元気になった(^0_0^)」と笑った。
何度か言ったんだけど「いいからいいから((((((^_^;)」と言うので
「んじゃ、お正月明けちゃんと病院行ってな！？」と言った。
おっかあは「はいはい(^0_0^)」とまた笑い、たわしと遊んでいた

数時間の後
お昼より少し遅くなったのですが食べに出掛けようとすると
おっかあは「ここで休んでいるから行って来て」と言いました
退院翌日のしかも午前中の我が家には何も有る訳も無いので
「辛いかもしれないけど出掛けて食べてくるべし」と誘い
出掛けました。
お店までいつもなら車で15分の道程ですが時は年末30分かかりました。
車から先に、兄貴夫婦が降りて場所を取るからとお店に入りました。
父親が次にたわしと降りました。
私は、主人が降りるのを見て降りようとした時です
主人が「ばあちゃんの様子が変だよ？」と・・・
見れば息も絶え絶えで真っ青です「ばあさん！ばあさん！ばあさん！！」
力の限り叫んでも手を握り返してくれません
「救急車！！父ちゃん！！救急車呼んで！！」というより早く
主人はtelをしていた。
人工呼吸をtelで教わっている内に救急車は来た。
私の手はおっかあの手を離され病院に搬送された。

病院で見たおっかあは、人工呼吸器を付け体中管と機械の線だらけだった。
つづく・・・