|
カテゴリ:親・・・
おっかあが病院に搬送されてからどの位の時間がたったのか
外を見たら暗くなっていた。 その時間私達は何も出来ず、ただただ、おっかあが いつもの様に「いや~良く寝た(^0_0^)」とにっこり こちらに来てくれるのを待っていた・・・ 医者が兄と私に「病状説明」すると言うので 呼ばれるままに行った。 医者の説明は・・・「二つの選択しか出来ません。 このまま時を待つか、維持装置を付けたまま一生を過ごされるか です」 病院に着いたときに既におっかあは「脳死」状態にあった為 病院で出来る事は限られているとも・・・ 兄は「出来る限りの事をお願いします」と言った 私は、涙が止まらなかった。 ・・そう、ほんの何時間前におっかあは笑っていたのだ。 そのおっかあが・・・・ いろんな事話しておけば良かった いっぱい逢っておけば良かった ぎゅぅって抱きしめて欲しかった・・・ いろんな思いが胸を締め付け涙が止まらなかった。 そんな状態のまま年が明けた。 2日になって医者が言った「ここ2,3日です。覚悟していて 下さい」と。 それでも諦めきれない私は、兄と主人に言った。 植物状態でもいいから、おっかあ連れて帰りたい」 主人は何も言わずうなずいてくれたのですが 兄は「おふくろを、楽にさせてやろう」と言った。 私は言葉を濁した。 今日で病院に来て5日目が来た。 1月4日・・病院は仕事始めで、駐車場や待合室、いろいろな外来は 人でいっぱいでした。 主人に「お義母さん、落ち着いているから産婦人科外来 行って来よう」と言われた。 その病院は、たわしが入院した病院だったので(偶然でしたが・・) 診察を受けた。 結果は「5週目」。。。がじらが私達の元へ来てくれた瞬間でした おっかあに「私、妊娠したんだよ。たわしをお兄ちゃんに出来るよ。 だから、ばあちゃん家業頼むんだからいつまでも寝てられたら 困るよ。」と言ったのです。 その日の夜、おっかあは目を覚まさぬまま・・・お星様になりました 心筋梗塞でした。 葬儀のとき、たわしが言いました 「ばあちゃん、ヘリコプターでお空に行ったの?」 私が「そうだよ」と言うと 「姫と乗っているのかな(^o^)」といいました。 母親の突然の死から1年半たちます。 今頃は姫を膝に乗せて、お空から「ほら見てごらん がじらが、産まれて姫ちゃん、お姉ちゃんだね!! お兄ちゃん、また母ちゃんに怒られているね!!」 と、(^0_0^)笑って居るでしょうね・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[親・・・] カテゴリの最新記事
|