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カテゴリ:いのち の 智慧
◇三つ目の うねりセックス◇
あなたは あなた自身のセックスを 深く見つめた事が有るだろうか? あの セックスヘの衝動が なぜ起こってくるのか? それは 一体 どこから 湧き出てくるのか そして セックスの中に 自分は 一体何を 求め様としているのか。 これこそ 見つめなければいけない 大切な事だ 愛まで見つめたところで それは まだまだ浅い・・・。 何故なら あなたは この衝動には勝てない。 それを 内側深く押しやっても ことは 混乱するばかりで それは 大した用は 成さない。 しかし 人は その道を長い事 歩いてきた。 誰の中にも セックスに対しての願望が 見てとれる・・・。 僧侶の 中さえもだ。 しかし いくら内側深く押しやっても 押しやっている本人には それは よりリアルなものとなってしまう。 あなたは 常にその内側に 押しやったものを 見張っていない事には それが いつ外側に飛び出してきて その辺の異性に 飛びかかろうとするか 気が気じゃない ちょっと 気を抜いただけで それは 起こりそうな感じがする。 これは セックスだけに 関した事じゃない。 あらゆることを 内側に押しやった時の 原理だ 作用だ あなたは常に緊張していなければ いけない。 ところが セックスの時だけは この あなたを縛っていて 石の様に 硬くしている緊張状態から 解放される。 そして あなたは柔らかくなれる。 (セックスの時さえ緊張が あるとすれば それは不感症になる。 緊張状態を解けない 何かがある 例えば 以前に好きだった人の名前を 呼んでしまうとか(笑) 過去の性に対して受けた 恐怖感が 呼戻されてしまうとかの 何かがある) 柔らかくなれ 緊張状態から 解放されるのは そのセックスの中だけだ 再び あなたは この緊張状態を続ける・・・。 そして 緊張状態を続け 疲れて 限界が来ると 再び この緊張状態から 解放されたい為に セックスを求める。 繰り返しだ。 だから あなたが日常の中で 緊張せず 深い安らぎが 有れば 有るほど セックスは どんどん どんどん 要らなくなる。 それは セックスの方から 遠のいて行く。 それは 自然に無くなっていく すると あなたの生 全体が 質的に変化を起こす・・・。 心理学者のフロイトは言う 「 人間の全ての行動は 性衝動に基づいている 」 彼は 半分正解だけれど 半分は間違い。 何故なら 多くの人達は そうだろう 性衝動との明け暮れの毎日 その人の 生全体は それに基づいている・・・。 しかし ブッタは違う イエスは違う 此処に(空に)至った人達の生は 完全に違う。 生全体が 質的に変化してしまっている。 そして 誰もが 此処に至れる。 だから フロイトの言っている事は 半分正解だ・・・。 まだ 此処に(空に)至っていない人の生に 関してならば 正解だ。 だが その人達が 此処に(空に)至ったなら フロイトの言っている事は 間違いになってしまう。 あなたの 幼い頃 両親との 関わりが少なければ 少ないほど あなたの 内側に 淋しさを宿し その淋しさから 淋しさを癒す為の 愛されたいと言う 願望を より 深めていく この願望が セックスヘの 深い願望となる セックスの中では 相手に触れる 撫でられる 抱かれる。 親子の 愛においても 同じ行為が 行われている。 そこには 性器同士の結合が無いだけだ。 幼児期に この親からの 愛の行為である 触れる 撫でられる 抱かれる 共に寝るといった行為が 少なければ 少ないほど セックスに 対しての あなたの より強い願望となり その願望が 執着心へと変化する。 別にあなたは いやらしい訳じゃない スケベな訳じゃない 先天性色魔なんかじゃない。 それは 愛への乾きを 満たしたいだけなんだ。 そして 誰かと 特別な関係を 持ちたかったり 誰かに 特別扱いを されたいとかは 皆 この愛の 乾きから出ている それが 強ければ 強いほど なんなく セックスをしてしまう。 だって セックスは 誰とでもするわけじゃないから 特別扱いをされる為の 私を 愛してもらう為の 最適の道具だ・・・。 ただ 愛されているという実感が 欲しい・・・。 だが あなたは一時的にしか 満たされない。 そして 愛の中で傷つき落胆し 別れてゆく 相手を 変えては 又もや 同じ愛の上を歩く・・・。 こうなったら セックスは 愛は いつも あなたの傷を 癒す為の道具に 質が低下して行き あなたは その中において 何もかも 忘れられるという 感覚だけを 追い求める様に成ってしまう。 セックスで 酔っぱらう 愛で 酔っぱらう。 ここまで セックスを 愛を 質の低いものと してしまったのは あなただ・・・。 そして 誰もが そうしてしまっている・・・。 第一歩目の スタートが 問題だった。 淋しさという傷を 癒す為の 愛されたい という願望が もう この道の 行き着く果てを 決定づけている。 その時点で 未来は 決まっていた。 (過去の 繰り返しと言う未来を) 最初に 感じていたあの淋しさは 心の中に 有ったものだ。 それは 過去に受けた 淋しさであって 今現在は 誰もそんな淋しさを 与えているものは 居ないという事を 見破っていないから それを いつまでも引きずる その過去に受けた淋しさは どんなに 愛されていても 完全には癒えない・・・。 それが 癒えなければ 淋しさを感じる・・・すると あなたは 「 この愛は 違った 」 「 本当の愛じゃなかった 」 と 理屈をつける。 実際に 無いものを どうやって 無くす事ができる。 あなたの その淋しさを癒せる人は 世の中の どこを探しても居ない。 その淋しさは あなたの記憶の中に有るものであって 実際に 有るものじゃない。 あなたは 思い出に浸っているから 淋しい・・・。 過去を生かしたままだから 淋しい。 それは あなたが 今に生きてはいない事を 表している。 それから 抜け出す事は容易い。 あなたが それは記憶でしか 無いと言う 事実を見た途端に その淋しさは たちどころに消え去ってしまう。 そして それが出来るのは あなた 以外には居ない。 何故なら それは あなたの記憶だからだ。 人のじゃない。 そして あなたは 自分で勝手に 過ぎ去った思い出に 浸る事によって 自分を 淋しがらせてしまっている。 誰一人として あなたを そうさせている人なんて 居やしない 全ては 終わってしまっていて 今 あなたの事を 苦しめる様なものは 何も無い その淋しさは あなたが 過去の中に生きている事を 心と 一体になっていると言う事を 心の中に 生きているという事を 表している。 *うねりの奥 性欲の 生み出される原理* もっと深く 覗き込むと 理解出来てくる事は 性衝動の 基なる性欲を 生み出す メカニズムが 看破出来る。 性欲は 今の あなたの歩き方が あなたの中に 怒りや 憎しみ 欲望(もっと)の エネルギーを貯えてしまい その貯えられたものを 吐き出さなければ, それはストレスとなる。 その貯えられたエネルギーは 外に 吐き出さない訳には行かない。 溜まった物を 出す。 オシッコが 溜まれば出すだろう? もし 出さなければ死んでしまう。 ひとつの循環作用だ。 それは 摂理だ 運動だ それを止めれば 反動がくる。 だから そのエネルギーを 吐き出さなければ 自己の内面を そのエネルギーで破壊してしまう事に成る。 オシッコを 出さなければ身体が壊れる エネルギーを吐き出さなければ 自己の内面が壊される。 吐き出す事で 自己が保たれる。 そのエネルギーを 吐き出す事で あなたは バランスを保てる。 そのエネルギーが 性衝動の基になる それを 吐き出す事によって 人は とても軽くなる。 セックスをする 以前の内面は 怒り 憎しみ 欲望の エネルギーが 渦巻き とても 汚れていて 重たい。 セックス直後の内面は そのエネルギーを吐き出せ 綺麗になっていて 軽い。 だが これは本当の綺麗さじゃない 本当の 軽さじゃない。 あくまでも セックスの前後を 比較したらと 言う事だ。 だから 100%完全に このエネルギーを 吐き出しきって あなたの 内面が 本当に綺麗になったら 本当に軽くなったら あなたは 此処に達してしまう。 純粋な空間が 生まれる セックスは もう要らない 必要なくなる。 ところが それはセックスをする事によっては 起こらない。 セックスの役目は それをする前より 軽くしてくれるだけだ。 純粋に 軽くはしてくれない。 だが あなたの奥深いところでの 願望は 純粋に軽くなることに有る。 だから 世にある中では もっとも内面を 綺麗に 軽くできる可能性の有る セックスに それほど 惹かれてしまう。 だが セックスによっては それは起こらない・・・。 そして 人はこの可能性を あらゆるものに 求めようとする。 人は このエネルギーを 様々な方法によって 吐き出そうとする 発散しようとする。 例えば スポーツヘ 仕事へ このエネルギーを向け それによって 吐き出そうとする。 ある段階までは このエネルギーを使うと それは凄まじい威力を発揮する・・・。 何故なら それは 怒りの 憎しみの エネルギーだからだ。 エネルギー中のエネルギー! エネルギーの中でも もっとも 力のあるエネルギーだ! だが このエネルギーは 最後には必ず 破壊をもたらす。 このエネルギーの 向かう対象物 対象者を破壊する。 そして そのエネルギーを放った あなたも 破壊される。 エネルギーは 「 両刃の剣 」だ。 戦争を見れば その末期を見れば 良く解かるはずだ・・・。 それは 両者を 破壊する 片方だけ 何の損害も受けない 戦争など見たことも無い。 自分の心の育て方 http://ameblo.jp/ningen-monogatari/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.12.05 19:12:39
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