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カテゴリ:気質の本質
金気の本質-1
「金気」の「金」はゴールドやお金ではなくて、「金属」を示しています。 「金属」と聞いて硬い物を想像する人は割と多いのではないかと思いますが、硬いものが「金属」だとすると鉛やアルミなどの柔らかな「金属」や水銀などの液体金属などを説明することはできません。
「金属」の多くは想像とは逆に科学的にはむしろ個体の中では極めて柔軟な物質であることが解ります。 このように「金属」とは科学的にはいったいどのような物質を指すのか正確に知っている人は少ないと思います。
「金属」とは、科学的に言うとまず最大の特徴は「自由電子」が存在する唯一の個体であるということが言えます。 この「自由電子」とは、原子同士が接続された隙間にできた空間を自由に飛び回る電子のことであり、このことからも「金属」とは個体と言えるかどうかという疑問が生まれます、何故なら「自由電子」は本来液体に多く存在するものであるからです。
さて、これらの「自由電子」の存在によって、たとえば岩石やガラスなどの同じ個体と比較して決定的に差別される性質を獲得しているのです。 また、この「自由電子」は「金属」に様々な特徴をもたらしています。
一つは磨くと輝くということです。 これは通常ほとんどの金属の表面は酸素によって酸化しており別の物質に変化しています(一般的に言う「サビ」)。 これを磨くことによって本来の「金属」の持つ性質である輝くという状態になります。 この輝くという特性は、「自由電子」が光を跳ね返す性質から生まれているのです。
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Last updated
2011.11.19 15:30:11
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