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テーマ:今日聴いた音楽(75299)
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社内同好会のSサンが「いかすバンド天国」の、最終回と、年鑑を録画したビデオを貸してくれた。
この番組は、平成1、2年にやっていた深夜番組なのだけど、私はこの平成名物テレビをまったく見たことがなかった。 私がBIGINのファンなのを知ってSサンが貸してくれた。 最終回3週間6時間分入っていて、グランドチャンピオンになった方々のほか、在りし日の池田貴族や、みうらじゅん率いる大島渚、人間椅子、カブキロックス(ヒステリックグラマーと同一人物疑惑のビデオもあったり)がライブしていた。最終回のころは、ビギンは、既にデビューしていたので、もうバックバンド付。(このころはブルースやっていたんだな) 最終回後に収録の名鑑の方が面白くって、すべてのグランドチャンピオンが出ていた。フライングキッズ、ビギン、タマ、マルコシヤスバンプ、リトルクリチャード、ブランキージェットシティあと女性のバンド(名前忘れた)。 ブランキーは、ラジオでたまに流れていて顔を知らなかったせいもあったけど、あのボーカルの高音と、ギターとの不協和音にも聞こえるような、不安になるような声が好きになれず、何故こんなのがはやるのだと思っていた。でイカ天ビデオを見て感じたのだけど、彼らは「企画もの」か?と思うくらい洗練されていた。これが素人バンドとは考えられない。 イカ天大賞というのでは、ベストソングが、フライングキッズの「幸せになるために」で、今聞いても良い曲。そのときに、ビギンの「恋しくて」もノミネートされていたけれど、フライングキッズのほうが上だった。イカ天大賞がたまの曲名忘れたけど、「今日人類が始めて~木星についたよ~ついた~!!」って言う歌。この時代たまは、本当に一斉風靡しましたよね。 今でも活動はしているようですが…(今見ると、あの河童のような頭の、視点の定まらないボーカルと、ドラムの、田舎の大将のようなランニングのオジサン、ビジュアルがインパクトありすぎてよい歌なのに、今となっては色あせてしまったのね。) あの時まさか、ビギンが、紅白に毎年出るようなグループになると誰が思ったか。 そのビデオ見ていても、彼らって妙に落ち着いていて地味。ビジュアル的にうったえられるものないし。でも10数年たって、自然体で、自分の好きな音楽やっていた人たちが、残ったなあと実感。今になってみると、ビギンのみんなって皆いい味出していてかっこいい男らになったもんだ。 今って企画ものの音楽が増えすぎている気がする。 その中で、イカ天のような番組がまた始まると面白いのにね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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