|
カテゴリ:映画
昨日映画館で、『カンフーハッスル』を見た。
おとといの二日酔いで自己嫌悪に陥っていたから、なんだかスカッと現実逃避でき て、ばかばかしい映画でも見て気分転換をと思った。 丁度、先週ビデオに撮ってあった『少林サッカー』も見て、チャウ・シンチー監督の 世界を堪能してみた。 『少林…』は、ブルースリー好きのチャウ・シンチーがサッカーを題材にして、カン フーを表現したもので、本人も風貌、仕草かなりブルースリーを意識した、ブルース リーオタクのマニアックな映画っぽかった。 『カンフー…』は、シンチーらしさが、より出てきた気がした。 どちらも,漫画チックで、馬鹿馬鹿しくそれこそ、「ありえねー!」なんだけど、ど んどん映画には引き込まれる。 そして、共通して、主人公は今は冴えないんだけど、隠れた才能があり根は善人だ。 単純だけど根っこにそういうのがあるのが好きなんだ。私は。 今、一生懸命生き、平凡な生活を送っている自分が、隠れた才能があるかもしれな い、いつか花が咲くかもしれない。と良い錯覚に陥らせてくれる。 そして、シンチーの、『カンフーエンターテイメント』への熱い思いに、単純に感動 してしまう。 ブルースリーの映画は、残念ながら見たことがない。 どうも,暗いイメージがあり、子供のせいか鬼気迫るようなブルースリーの顔が怖く て見られなかった。 (ジャッキーチェンの沢山の映画や、Mr.BOO、ジェットリーの少林寺。どれも流 行ったけど、見る機会がなかった。) シンチーは、ブルースリーほど武術が達者ではないかもしれないが、現在の技術CGを 使うことで、大げさに、楽しく観客を引きつけた。 香港映画はすごいなと思った。 やはり映画が大衆エンターテイメントとして広く受け入れられているからこういう映 画が作れるのだろうと思った。 アニメーション、ホラーは、日本もレベルが高いみたいだけど、どうも、アクショ ン、ストーリー物は、1800円払ってみるようなものがなかなかないように思う。テレ ビの無料で見られる2時間ドラマとの違いがわからない。 技術立国なのに、CGを使っても壮大なエンターテイメントを書く人がまだまだ乏しい んだろうか。 漫画やゲームがこんなに面白い作品出ているのだから、日本映画界にすごい天才がも うそろそろ出てきてもいいと思うのだけど。 漫画の焼き直しでなく… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.02.05 09:16:58
コメント(0) | コメントを書く
[映画] カテゴリの最新記事
|
|