沖縄日和、改め四十路目前のゆるい日常

姉の取った写真が、(被写体は自分の子供）テレビCMで使われた。
2月から放映とのことだったけど、テレビを見ていたらもう流れていた。
今は、主婦でたまに知り合いの子供の写真をとったり、知り合いのつてで写真の仕事
をもらったりしていたけど、そろそろ本格始動するらしい。
子供の小さい頃は、育児一筋だった。
そのときに取り貯めた写真が広告関係の仕事をしている知人の目にとまったとのこと
だった。
CMの甥姪たちの笑顔を見ていると、本人たちが幸せであったろうという事と、姉の子
供に対する愛情が良く伝わってくる。
写真の仕事をしたいと言って会社(結構重要なポストだった）をやめてすぐに結婚、
出産と続きなかなか仕事が出来なかったけれど、ようやく彼女のしたい事ができるよ
うだ。
きょうだいながら、姉はいつも輝いていると思う。
悩みはあるだろうが、生き方に迷いがないのだ。
だから自分で努力していると自然と向こうから良い話が舞い込んでくる。しかも絶妙
なタイミングで。
若い頃からずっとそうだった。見た目も良かったし、人当たりも良かったから人気者
でとても目立っていた。
そんな姉が誇りでもあり羨ましくもあった。
特に芸実的センスを持ち合わせていない私は、きょうだいのなかでも一番の凡人だっ
た。（弟は、テレビ局ディレクターをしているし、妹も今は専業主婦だけれど、だん
なさん彫刻家だし…美大卒で絵はかなり上手いと思う。芸術的センスはきょうだいで
も1番だと思う）
でも今考えてみると、なまじ才能があると人生も波乱含みで大変だろうと思える。
(これを負け犬の遠吠えと言うのかもしれないが…）
自分は、身の回りにいるきょうだいの自慢話するくらいで満足できる人種なのだ。
姉は春に、海外へ撮影に行くらしい。
その間、もうすっかり大きくなった甥姪の面倒を見に行く約束をしているのだけど、
2週間ママ体験をするのが実はちょっと楽しみなのだ。