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ロハス(Lifestyles Of Health And Sustainability)って言葉、最近はもう定着して
いるけど、いままで、ロは、ローカルで、ハは、ハワイで、スは、スタイルだと思っ ていた。恥ずかしい… なんとなく、おしゃれで、自然にやさしくってって感じかしらね。と思っていた。 今日、姉や、彼女の仲間たちのイベント?に仙川の、森のテラスって言うところに いってきた。なるほど、東京とは思えない森林の中の山荘風の自宅1階をイベントス ペースとして貸している。 自然志向の人たちが集まり、自然志向のお菓子やら、パンやら、EM野菜やら、手ぬぐ いやら、陶器やらを売っていて、そういうことに気を遣っている若者たちが集まって いる。おしゃれかつ、自然な感じ。 午後からは、ハープとギターの生演奏などもあり、(これはホントに素敵な演奏だっ た)秋の休日を過ごすにはとてもいい場所だったに違いない。 なぜ、違いないと言うかと言うと、お客さんが超満員。定員200%超! 私が行ったときには、売り物食べ物何もない状態。(10時過ぎから始まっていたら しいが、私が着いたのが12時ころ。もう大混雑) 休日まで、こんな人ごみまっぴらだなあと思い、隣にある、武者小路実篤公園and記 念館に行ってきた。こちらは打って変ってとっても静か。 実篤さんの自宅だったところが、公園として公開されていて池なんかで鯉にえさを やったり、記念館の展示は、彼の出版した本の装丁などが飾ってあり、知らなかった んだけれど、実篤の想定や挿絵って、岸田劉生がほとんど手がけていて、かちかち山 や花さか爺さんの挿絵がなんともかわいらしい。(復刻本も閲覧できて、かちかち 山ってグリム童話並みに恐ろしいとびっくりした。お爺さんが、狸と思って食べたの が、狸が殺したおばあさんだったなんて…骨だらけのおばあさんなんていう描写が …) いまどきのおしゃれなロハスな生活は、もうずっと前に実篤が実践していて、新しい 村の生活、それはそれは、かっこいいなんてものではなかった。自給自足って大変 だったんだ。あと、実篤の絵って、絵手紙のはしりだな。 本当にライフスタイルを考えるんだったら、ペットボトル片手に、自然派はないと思 うんだけれど、イベントに参加した方々も、是非実篤記念館に行ってみたらよかった のに。 と、なんだか皮肉に感じてしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.05 23:56:42
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