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月曜、映画敬愛なるベートーベンを見る。
悪くないけどイマイチな映画。 ベートーベン音楽が好きなら見ても良いかも。 でも、ベートーベンの人物像も、相手役の写譜師というのかしら、女性も魅力がイマ イチ。 何と言ってもハリウッド映画!ベートーベンが英語でしゃべるのが笑える。 でも、合唱はドイツ語。 日本人が鎧兜でマカロニウエスタンするようなものだろうか… 見所は、第九合唱シーンでしょうか。 火曜日は、舘野泉のピアノリサイタル。こちらはベートーベンではなくバッハ、スク リャービンなど。 左手でこれだけの曲が弾けるとは驚き。(彼は脳梗塞で右手が不自由で今は左手のピ アニストとして活躍中) 左手のための曲は少ないため彼の友人らが彼のために書いた曲を中心に演奏。 (彼の演奏テクに曲がついていっていない感じで、少々物足りなさもあり) 木曜、サントリーホールにて読響、第九コンサート。 金曜、オペラシティにて東フィル、第九コンサート。 今年は、モーツアルトイヤーですが、ベートーベンもかなりの人気のようです。 オペラシティのほうは完売御礼でてました。 さて第九の感想ですが、どちらの演奏もとても良かったです。 読響は、ゲルト・アルブレヒトという方の指揮で読響の常任指揮者らしいのでなれた ものです。しかも、ドイツ人だから解釈もオーソドックスな第九。心地よいけど少々 眠たくなった。指揮の仕方も、はたで見ていて結構ゆるめ~な感じに見えました。 年のせいかなあ。しかし、バイヲリンの音などとても美しく、ベートーベンいいなあ と思いました。(でも、耳にあんまり残らなかった) 金曜は、プレ様の指揮。ナント一番前の中央からやや左よりの席なので、すぐそばで プレ様を拝むことが出来ました。指揮者としての腕前は良くわからないのですが、私 がオケのメンバーだったらちょっと怖い指揮者と思うかも。ゲルトさんは常任のせい もあってか細かい指示出さないんだけど、プレ様は指差して細かく指示出すんです よ。これはオケに緊張が走ります。でもこの張り詰めた感じからすばらしい音楽がで てくるんですね。俺について来いって感じの指揮。ピアニストのせいもあってか指先 が、力強く美しい指揮だと思いました。プレ様崇拝者のせいもあってか、全く眠くな らなかったし、終わった後もいつまでも耳に残る音楽。 演奏が終わって、ステージの熱気でこちらが熱くなって来ました。もちろんブラボー の声。 場所柄からか、クラッシックとは無縁そうの若い男女たち(水商売系?)も興奮気味 で帰っていきました。 プレ様が、ピアニストとして飽き足らず指揮者をするわけがわかったような気がしま した。 指揮者ってやっぱりすごいです。 あれだけの人数をきっちりまとめて、自分の思う音楽に仕立て上げるんですから。 2日続けて第九と我ながらすごいなあと思っていたら、隣のご夫人は、今年の年末は 第九を6回も聞きに行くそう。上には上がいるのだ。 プレ様の指揮したオケ聞きたいなあと思ったら、6月、10月と目白押しではありませ んか。これは預金を下ろしていかなければ。しかも、10月は、演目、ベートーベン、 皇帝、田園や、プレ様編のチャイコの眠りの森の美女など(3日間)です。 明日は、音楽教室のちょっとした発表会で、悲愴第2楽章と、トロルドハウゲンの婚 礼の日を弾く予定。どちらもイマイチしあがっていない。(ピアノ教室の発表会では ないので手を抜き気味) (来年のピアノ教室発表会のほうは、スケルッオ2番ようやく半分譜読み終わって今 一番の難関の盛り上がり部分に差し掛かっているところでここが弾けるかどうか微妙 なところ。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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