沖縄日和、改め四十路目前のゆるい日常

3月に入ってからのほうが、冷える毎日。
両親と、弟夫婦と、越生のそばにある、墓参りに行ってきた。
お盆のころと違って、この時期、墓の周りに草が茂ることもなく、日陰のないところ
で重労働する必要がない、お参りは、ちょっとしたハイキング気分だ。
今日は良く晴れていて、富士山が良く見える。
少々、風は冷たいが晴天だ。
墓参りの帰りには、必ず農業センターで、産地直販の野菜を買う。
冬場なのでそれほど品数はないが、母は目の色を変えて野菜を物色している。
私のお目当ては、近くの菜の花畑のそばにある、土手。
菜の花は畑一面に黄色い花を咲かせ、私の名前の一文字でもある「菜」をみて、
名前の由来は違うけれど、なんだかこの名前が改めて好きになる。
土手には、春の恵みが…
あまり綺麗な、土壌ではないかもしれないが、ちょっと掘ると、「のびる」が。
「のびる」を知らない人もいるかもしれないけれど、きっとエシャロットや、ネギ、
ラッキョウの仲間なんだと思う。沖縄の島ラッキョウの味がする、野草。
泡盛の、つまみには最適なのだ。
泥を洗って根を切って薄皮をむいて、味噌をつけていただく。
近くに住むおばさんが、蜂蜜につけて、刻んで、焼肉のたれと一緒にするとまた旨い
んだよ。と教えてくれた。
おいしくて食べ過ぎたら、口の中が次の日の朝になってものびるくさい。
食べ過ぎ注意だ。