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沖縄日和、改め四十路目前のゆるい日常

沖縄日和、改め四十路目前のゆるい日常

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なみなるー

なみなるー

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2007.06.06
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今回の聴いた3回の公演の中で、段違いに良かった!
これ聴いた人たちははっきり言って幸せだった思います。
15,000円だったけど充分すぎるほど、もと取った!
今回、きっと何かやってくれるだろうと思っていましたが、
サプライズが!

実は、このオケ弦の音も良いのだが管楽器が相当うまい。
弦やる人って多いからレベルも高いけど、管楽器って演奏人口が少ない分
あたりはずれが…。
昨日の樫本君は弦だったので、音の調和もとりやすかったのだろうが、
あまりにオケの音が繊細でピアノの音とは合わないかもと、上原さんのラフを聴いて
思っていたがそんな心配は無用でした。
まずソリスト
ご存知のラファウ・ブレハッチ
演目
チャイコフスキー 幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
ショパン ピアノ協奏曲第1番
ここで一つサプライズ
ブレハッチピアノソロアンコール
ショパン ワルツ嬰ハ短調64-2
ショパン ワルツ小犬64-1
ドボルザーク 交響曲第9番「新世界より」
プレ様オケのアンコール
Jシュトラウス2世 ポルガハンガリー万歳
ハチャトゥリアン バレエ音楽ガイーヌよりレズギンカ
(アンコールは1日目と同じです)

プレ様オケにとってチャイコは、定番でお手の物なのでしょう。
CDも出てますが、なかなか良い曲です。
あまりチャイコって好きじゃなかったんだけどいいなと思いました。
何より、今回の目玉、ショパンのピアコン1!
まず、やってくれたなと思ったのが、
今回管弦楽の部分、プレトニョフ編曲だったのです。
ブレハッチのショパンコンクールの音源と比べると、よりピアノを引き立てた編曲に
なっていると感じました。しかもオケの音が細やかで、旋律はたぶんそのままなのだ
けど、楽器のハモリがものすごく凝っているんですね。音が多いのに澄んでいる。弦
だけでなく管楽器がかなり活躍。良くこの微妙な音出すなって感じでした。
小さなニュアンスの音もはっきり絡んでくる。
ショパンのちょっとオケに対する解釈の雑っぽさを排除して彼のロマンティックなと
ころを前面に引き出した感じ。
ブレハッチの演奏も、コンクールのときと比べると柔らかい、ショパンより、より
ショパンらしい響きに思えました。
この曲が始まり、ピアノの第一声が出た途端、思わず感涙!鳥肌出てきました。
ブレハッチも、オケを理解していて、まさしくオケとピアノのハーモニー!
こんなに多彩なピアノの音と、絶妙なオケとの調和が取れるものかと驚きました。
まさに、アメージングです!
ショパンコンクール優勝のあと、「ショパンの生まれ変わり」といったキャッチフ
レーズとあまりの人気で正常な評価は出来ないなと、聴かずにいましたが、
この生まれ変わり、もまんざらウソでもないなといった感じがしました。
見た目、王子様のような気品があり、まだあどけなさの残る彼。
もちろん、曲が終わるとブラボー!飛んでました。
プレ様と一緒にアンコール挨拶。
その後、ブレハッチ1人が登場して、まず、64-2を披露。
拍手大喝采で再度登場。
小犬を披露。
どちらも、超有名なショパンのワルツ。
ピアノソロのアンコールを快諾したであろう?若しくは薦めたのか?
プレ様の粋な計らいです。
プレ様を知らず、ブラハッチ目当ての人はそんな風に思わないかもしれないけれど、
(ソリストがメインでプレ様オケがおまけと考えている人も多いかと)
ピアニストとしても音楽家としても、巨匠のプレ様が、自分のオケのコンサートで
ソリストにピアノソロ2曲もアンコールで弾かせるなんて並みの器量では出来ませ
ん。
(普通面子とかあるでしょ…)
で、私にはこうも思えたのです。
ピアニストとしてのプレトニョフとの決別。
今までピアニストとして評価されてきたけれど、若く才能のあるピアニストが沢山出
てきている。彼らにバトンを渡し、自分は指揮者、音楽家としてより深いところへ行
こうと…(ブレハッチのショパンのソナタ3番、ニュアンスがプレ様の弾いた3番と比
べても近いところがあるし、かなり相性のよいだろうなと感じはしました。)
ピアニストは10本の指で表現するけれど、指揮者は1本のタクトで無数の音を表現す
る。それが自分の思い描く音楽になったらこれ以上幸せなことはないし、もっと多く
のことを聴衆に伝えられるだろうと…
まあ、これは私の勝手な解釈ですが…(彼は最近ピアニストしての活動を休止、指揮
者に専念すると宣言し、残念ながら10月に予定されていた日本でのピアノリサイタル
もキャンセルしたのです)
ドボルザーク新世界よりは、日本人の大好きな曲だし、このオケの魅力が十分に発揮
できる曲でした。
この曲の最後は体が熱くなってきました。
最後は、ブラボーの嵐でした!
本当に良かった。
アンコールはこじゃれていて、プレ様も楽しそうにタクト振っていました。
大満足なのに、もっと聴いていたい!そう思わせる今回の公演。
プレ様は、私にとってピアノの神様であると同時に、クラッシック音楽を聴く機会を
沢山用意してくれる先生でもあります。
ブレハッチのソロピアノリサイタルのチケットも思わず買ってしまいました。
6月はクラッシック音楽三昧です。





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Last updated  2007.06.07 00:15:06
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