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図書館で、グリーグ生涯と作品と言う本(音楽の友社)を借りた。
モーツアルトやベートーベンなどのホント違ってグリーグの本ってあったんだって感 じ。 グリーグと言えばピアニストの母の影響でショパンをこよなく愛していたと聴き、 ロマン派にくくられるところもあるが学生時代などショパンやシューマンなどの亜流 と言われ作曲することに悩んだいたこともあったらしい。 民族的音楽への動きは北欧ならではの音楽を見直そうと言った機運ややそういったも のへ傾倒する若い音楽家との出会いがあったらしい。 そしてグリークには才能があった。 グリークの作品を聴いてもやはりイタリアでもフランスでもドイツでもオーストリア でもない独特の香りがする。 ショパンもマズルカやポロネーズのようにポーランドらしさがあるように。 この本の中であるエピソードが興味深かった。 リストとの出会いである。 まだそれほど有名ではないグリーグの楽譜をリストが本屋で見て、 リストのほうからグリークに会いたいと手紙を送ったのこと。 リストは2回目の面会の時にグリークのピアノ協奏曲を初見で弾いたそうで、 その演奏の素晴らしさと言ったらグリーグは生涯忘れなかったそう。 リストはピアノ協奏曲に対してアドバイスをしそれを取り入れて今日のグリーグのピ アノ協奏曲が出来たとか。 グリーグ20代のときリスト50代後半、このころは僧侶だった。 その後もリストは支援してくれたらしい。 以前もリストの本を読んだことあるけれど、リストってイッちゃってる人みたいなと ころあるけれど、ベートーベンのモニュメントのため大枚出したり結構良い人なんだ よね。 そのほかブラームスやチャイコフスキーとも会見したことがあるらしく、それほど音 楽にゆかりがあるとは思えないノルウェーで、当時そこまで大成したなんてよほど運 が良く才能があったのだろうなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.25 23:04:17
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