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先日、筑摩書房の手塚治虫漫画音楽館という文庫漫画を購入。
故手塚氏は、クラッシック通で有名だったが(妹さんや義理の弟さんは音楽家だとか …)漫画の中でも沢山の音楽を取り入れている。ご本人もピアノは相当の腕前だった とか。 本の内容は、ショパン題材や、バーンスタイン題材、佐渡おけさなど、クラッシック にとどまらない。 そういえば、彼の最後の作品はベートーベン題材で、未完で終わってしまいなんとも 残念。 この文庫の中に彼のエッセイがいくつかのっている。 彼の好んだ音楽は、チャイコ、ベートーベン、バッハなどであるらしい。 その中のチャイコフスキーについてこんなことが書いてあった。 チャイコフスキー節を、僕はロシアの歌謡曲だと思っている。ずいぶん乱暴な比喩だ が、センチでメランコリックで…中略…もしチャイコフスキーが日本人だったら古賀 政男ぐらいの巨匠になったろうと思う。 古賀政男くらいの巨匠?という形容がなんとも昭和の人で、大体チャイコって巨匠中 の巨匠でしょ?と思ったが、あるコンサートに行って納得。 東京室内管弦楽団with秋川雅史 秋川さんをゲストにクラッシックの中でもポピュラーな曲を聞かせてくれた。 前半はクラッシック音楽4作品で固めたがその中の2曲はチャイコ。 プログラムの内容は Part1 グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲 チャイコフスキー「くるみ割り人形」より 小序曲・行進曲・トレパック・花のワルツ ヴェルディ 歌劇「シモンボッカネグラ」第2幕より ガブリエーレのアリア 心に炎が燃える チャイコフスキー 弦楽セレナーデ第一楽章 どれも聴いたことのある曲で、なるほどチャイコ≒古賀政男の形容もわかる気がし た。 ちなみに Part2は J.シュトラウス 美しき青きドナウ カプア ベリサリエリマーチ カーペンターズ イエスタデディワンスモア C.フランソワ&J.ルヴォー マイウェイ カプア オーソレミオ P.F.ウェブスター&S.フェイン 慕情 V.フェラーリ 歌劇「マドンナの宝石」間奏曲 新井満 千の風になって でした。 秋川さんの歌、千の風になってがやっぱり一番良かったです。 オケに声が消されて良く聞こえない曲がいくつもあり、彼の歌が悪いのかオケが悪い のか良くわからないけどバランスイマイチでした。 ちなみに、指揮者は橘直貴という方で、遠目でみると立ち振る舞いやしゃべり方が カールスモーキー石井みたいでした。(顔は違うけど派手目な感じ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.26 23:59:27
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