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交響曲第1番といいましてもブラームスでもベートーベンでもございません。
2月11日の朝日新聞の記事を読みはじめて知った佐村河内 守さんの半生を書いた書 籍です。 佐村河内さんは40代半ばの作曲家で有名な曲としては、ゲーム鬼武者のサウンドト ラック ちょうど、ピアノムシでもゲーム系音楽がブームなものですからこちらの本早速購入 して読んでみました。 彼の特徴として作曲の勉強は独学であること。 広島原爆被爆二世であること。 そのせいもあってか、体と心がずいぶん繊細なこと。 何よりすごいのが、ベートーベンと同じ、全聾であること。 そして、代表作の多くは全く聴こえなくなってから作った作品であること。 本の内容の大半は病気との闘いについて書いてあります。 特に耳鳴り、心の病… 読んでいて思ったことは、なかなか読みやすい本ではあったのですが、使命感にも似 た自信が彼にはあることですね。 個人的には、神経質でナルシストで好きなタイプではないのだけれど音楽への執念は すごいと思いました。 これでなくっちゃ音楽で生きていけないんだろうなあというぐらいの執念。 所々に自分の経験してきた苦労や奇跡をツラツラ書く部分が誇らしげに書いているよ うに感じられ大変な思いをしたイコール選ばれし者とでもいいたいような風で少々鼻 に付く。 しかし、音のない世界で音を作る絶対音感があるからなせる業とは書いているけれ ど、やはり選ばれし者であることは間違いないですね。 絶対音感があったって音楽を膨らませ形を作ることは普通の人には出来ません。 特に交響曲ともなればなおさら。 どんな音楽を書いてるのかなあと興味を持ち鬼武者の音楽探したけど売り切れでし た。 ネットで視聴が出来たので聞いて見ました。 う~ん、男の子が好きなアニメ音楽風?オーケストラの編成だけどアクションのある 映画やアニメっぽい。 全部聴いていないからわからないけど、是非交響曲第1番も聴いて見なければ... そうそう、同時に手塚漫画の遺作。未完の作品ルード・ウィヒBも購入。 こちらは、ベートーベンを題材にした漫画です。 今度コメント書きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.21 22:55:07
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