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昨日、伴奏付けについての概略を書いたのですが、(ヤマハ5級学習中レベルで)
伴奏付けするにはまずそのメロディが何調を判定します。 手順として(それほど難しいことはないです) その曲に♯(若しくは♭)がいくつ付いているかを見ます。 そうすれば、2種類の音階に絞ることが出来ます。 次に終止形でまず8割がた調判定が出来ます。(5級レベルで) まず、終止形はその調の根音(か根音を含む和音)で終わります。 本当は終止形を見るより、ソルフェージュの力で曲の雰囲気をつかんで長調か短調か 判断するのが正しいとも思いますが…そうやって調を判定します。 具体的にまず長調の判定は簡単です。 まず、♯系の音階。 こちらは、ファ、ド、ソ、レ、ラ、ミ、シの順番でシャープが増えていきます。 (フラットの場合は逆で、シ、ミ、ラ、レ、ソ、ド、ファ、ですがら、イメージとし てこの順番を覚えたら輪にしてファを始点にして右回りが♯の順番、シを始点にして 左回りが♭とでも覚えて置いてください) さてさて、音階にシャープがいくつ付いているか見つけられたら、最後の♯の一つ上 の音、これを根音にして音階が作られます。 例えば、シャープが二つの場合。 ファ、ドが♯だから、ドの次ぎのレが根音の音階。二長調になります。 もう一つ例題、シャープが4つの場合。 ファ、ド、ソ、レ、に♯。レの一つ上のミが根音の音階ホ長調。 ♭系の長調場合。 最後に付いた♭の一つ前の♭の音が根音になります。 例えば、フラット一つ。シに付いた場合。シの前のフラット?先ほど説明したように フラットの順番を輪にしました。ですから、シ一つ前のフラットはファ。 ファが根音のへ長調。 フラット四つの長調の音階。シ、ミ、ラ、レ。最後の♭の一つ前のフラットから始ま るからラから始まる音階。イ長調と思いきや・・・ 根音のラにフラットが付きます。 フラットが根音につく場合、変という言葉が付きます。 なので、変イ長調。 ちなみに、シャープが根音に付く場合は、嬰という言葉が付きます。 次に、短調。長調と短調の関係は常に一定です。 同じ数の♯(♭)のある平行調の短調は、長調の根音から短3度下がった位置から音 階が始まります。 ♯の長調。ニ長調の平行調。 同じ調合(同じ数の♯をもつ)短調は、短3度下のロ短調になります。 気をつけるのは短調の場合(和声的短音階という奴で)導音が半音あがります。 導音とは7番目の音でこの場合ラに臨時記号♯が付きます。 ホ長調の平行調は嬰ハ短調。 同じ調合+シに♯ ♭、ヘ長調の平行調。ニ短調。導音ドに♯ 変イ長調の平行調。ヘ短調。導音ミが半音あがりますがもともとミ♭のため、ミ(ナ チュラル)になります。 文章にするとさっぱりわからないのですが… 嬰や、変、が付くか付かないかはその音階の根音に♯、♭が付いているか確認すれば 良いのです。 実際の曲は転調、移調を繰り返しているのでソルフェージュの力がないと調判定もか なり困難です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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