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カテゴリ:生活つれづれ
母には脱帽です! 40年以上父の経営する薬局を手伝っていましたが、薬事法の改正などに伴い、無資格者の店番がグレーになってしまい、新しい資格を取らなければならなくなりました。 登録販売者といって都道府県の資格で、薬剤師と比べるとずっとハードルは低く、薬局などでの実務経験2年以上の実績があれば試験を受ける資格があるとのことです。 とはいっても、幅広い薬の知識が必要で勉強しなくても取得できる資格ではないみたいです。(問題見せてもらいましたが私には全く理解できませんでした。) 7月から講習会に通い朝は4時、5時に起きて勉強、夜も夜中まで。 模試の結果は正解率60%ほどで合格は無理かと思われていました。(合格には70%以上の正解率) 「勉強してもこの年になると覚えきれないのよ~」と半べそ状態でしたが、母!根性あります。 ちゃんと75%以上正解して合格しました! つくづくえらいなあと思いました。 しかしながら、世の中うまくいかないものです。 新しい仕組みに伴い、レセプトの電子化などの導入の費用や、長引く売り上げ減少、父の体調不良など…悪いことが重なってしまい、近々店をたたむ事になってしまいました。 せっかく取った資格なので生かした仕事が出来ればいいのにと思ったけれど、世の中甘くないですね。もうすぐ71歳になる母が働ける口はなかなかなさそうです。 普通のサラリーマンなら年金で暮らしていけますが、国民年金のみ、店をたたむ費用で貯蓄0かマイナス。自営業は結構大変です。
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