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ピアノサークルの発表会に出てきました。
今回は、バッハフランス組曲1番に挑戦。 チェンバロを習い始めて1年半、ようやく楽譜を見る楽しみを味わいつつあるところ に来たと言う感じ。 ベートーベンソナタでも、沢山の発見があったけど、バッハは盛りだくさんすぎて未 だ曲を自分のものにし切れないもどかしさはあります。 発表会は、どの曲も聴いていて楽しく勉強になりました。 ピアノの音に対する好みはもともとこだわりがあるほうだと思うけれど、バッハを弾 くようになってから、耳が良くなったような気がします。 本当に耳が良くなってはおらずどちらかと言うと、年とともに耳は悪くなっているの だけれど、曲を聴いていて、フレーズ、和音の意味を考えるようになりました。 もちろん、多くの場合心地よい音楽に身をゆだねるだけなのだけれど… 今までだったらあまり好んで聴かなかった近代ものもかなり興味を持って聴けまし た。(演奏が魅力的だったからなんだけど) ある人が弾いた曲について、自分が聴いて感じた感想が、後でその方に聴いてみると その通りだったり。今まであまり付き合いはなかったけれど、曲を聴いて、なんとな くこの人の演奏いいなあ好きだなあとおもう演奏をする方は、向こうもそう思ってく れたりと、そんな相思相愛的な出会いもあり、とてもうれしかったです。 自分の演奏は、いつもどおりとはやはり行かず、緊張や相変わらず失敗も多かったと 思います。 ただ、自分の中でバッハをこういう風に弾きたいと思っていたところのいくつかは弾 けたような気がします。 間違えが如実に出てしまったこのバッハの曲は決して良く弾けたとはいえなかったけ ど、古典、バロックの怖さを知っている(私から見ると雲のうえのような)玄人のひ とが「よかったよ」と言ってくれてすごくうれしかったです。 その方から連弾のお誘いも受けてしまい、(うれしくてお受けしたものの…)レベル 感が違いすぎて大丈夫なのだろうか~。と思いつつ幸せな発表会でした。 来年は、バラード3番と、チェンバロ発表会はフランス組曲3番。 組曲はこれからがんばって譜読みします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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