すっかりワールド系なのかしら
日が空いちゃったので、特に衝撃を受けたライブをいくつか。10/31 佐藤通弘バンド@音や金時佐藤通弘(津軽三味線)、太田恵資(バイオリン)、吉見征樹(タブラ)ずっと見たかった津軽三味線バンド。佐藤さんは東京出身の方ですが、弘前の山田千里に師事してお名前もいただいたそうです。数々の賞をいただいており、ジョン・ゾーンと共演もしているそう。いやーこれが予想してたよりすごく激しい~!!最初の調弦のところからビリビリくる三味線の音。まずは、佐藤さんだけで二曲。やっぱりプロの音は違うだ…どうしよう。もう泣きそう。そしてお二方登場!太田さんと吉見さんはサポート的な役割かなあと思ってたら、太田さん!凄い!怒涛の弦対決じゃないかあ!素晴らしい…その前の週の"彼岸の此岸"ではどちらかというと優しい音だったんだけどこちらでは火花が散ってる!津軽三味線とバイオリンて相性どうなんだろうと思ってたけどこれは凄いです。3G並の衝撃ですよ。とにかく凄まじい昇華感を味わえます。あと太田さんのホーミー聴けた。嬉しい(^^)しかしこんなに素晴らしい演奏なのに、超お笑いトリオなMCなのだwことあるごとにケのネタをふるドSな吉見さんwそして佐藤さんテンションたっかー太田さん曰く「吉見さんの弊害…」11/14 NADA@音や金時吉見征樹(タブラ)、鬼怒無月(ギター)、佐藤芳明(アコーディオン) インド古典音楽やアラブの伝統曲を踏まえたインドフュージョンバンド。鬼怒さんは音を合わした状態が非常によく、思わずオリジナルも作ったとか。こちらはやはりインド専門wの吉見さんリーダー(と本人は思っていなかった…wまあ普通にセッションバンドのつもりだったのでしょうか。)しかし予想以上のモンスターユニットです。インド系の音を出される鬼怒さんのギターにニヤニヤwなんせマクラフリンファンの方ですからねえ。ある意味原点ぽいとこもあるんじゃないでしょうか。吉見さんも専売特許!手の平から自由にリズムをかなでます。インド音楽て即興演奏が基本みたい。そして、輪廻転生的発想というか、リズムが次々に繋がれて延々に音が続く感じ。トランス~この二人に佐藤さんのアコーディオンが!いやーソロが熱いわ~!体温上がる!ファンになっちゃったわメガネ王子!アコーディオンが入るとなんだかラテンの色が混ざって不思議なの…。終演後、佐藤さんに「お二方を見てニコニコされてましたね~」というと、「だってものすごいことがステージで起きてるんだよ!?」とキラキラの目を更に輝かせておっしゃいました。いやいや聴いてる方もグッタリするほど物凄い音のパワー。音に圧倒されるってこれなんだと実感。頭の中がウヮンウヮンと回ってる感じなんだよなあ。でもMCは破壊的に笑いが進みますwあっ、どっちも吉見さんがいるからか。関西人のおっちゃんやからなーw音や金時は民族調の素敵なライブハウスですよ~メニューはネパール料理がメイン。いつもラムカレーとエビスビールを頼んでまったりしてしまいます。