From クルンテープ

ベトナム・ホーチミンに来て5日目になりました。

バンコクでは雨季が明けたというニュースを耳にしましたが、
こちらはまだ雨季が終わらず、今も模様です。


ホーチミンには去年の6月にも来ているのですが、
この1年4か月の間に国際線の空港が新しくなっていて、そのきれいさにビックリ！

なんといっても入国審査の窓口の数がほぼ倍増？！っていうぐらいに多くなっていて、
いつも長々と待たされていた審査待ちの行列が一気に短くなり、
さくっと入国できたのには感動でした

他にも、
観光客が多く行きかう街の中心部以外の場所でさえ、こぎれいな内装＆外観のお店が
増えていたり、
新しくてきれいなタクシーがあちこちで走っていたり、
道を走る車がぐっと増えていたり（でもまだバイクが主流）と、経済的「発展」による変化を、
あちこちで感じます。

一方で、

夕方や休日に限りなくパジャマに近い服を着て出歩く女性たちや、
天秤棒で食べ物を売り歩くおばさんたち、自転車に計量用の秤とかごをつんで
家々をまわる、有価ごみ（古紙、ビン・カン等）買取のおばさんたち・・・等等、

私が初めてベトナムを訪れた頃（ほんの５年前だけど）から変わらない光景を見るとホッとします。

さて。

到着した翌日の土曜日から、たっくんの現地保育園生活もスタートしました。
今日で登園3日目。

初日は友人（ママ）とその娘ちゃん2人、それからたっくんと私の5人で園に到着。
門の外からも見える遊び場においてある車の遊具につられ、私の腕からもがいて
抜け出し、自分から園の中に入っていたたっくんですが・・・・・・

私と友人が立ち去ろうとるすのを見るやいなや、案の定大泣き・・・
ま、仕方ないですな。初日だし。

それでも夕方にお迎えに行くと、前回のように「ママー！！」と絶叫して泣きながら
駆け寄ってくることもなく、「あ、来たの？」ってな感じで車の遊具に乗り続けていたのでした。
あれ？　意外と大丈夫？！

ところが週末をはさんでの2日目の朝は、「Ｃちゃん（友人の娘ちゃん）のようちえん、
ヤなの！　バンコクのようちえん　いく！」と言い続け、

3日目は「ママとバスに乗っていくの！」。
バスはないよと言うと、今度は「タクシーでいく！！　ママと！！」と絶叫しながら、
友人（パパのほう）が運転するバイクで登園していきました。。。。

ううう。つらいなあ

こんなに泣かれると、正直なところ、たっくんにこんな思いをさせてまで
私がココに来る必要があったのだろうか・・・という思いにかられるのだけれど、
今さら途中で投げ出すわけにはいかないし、来た以上は精いっぱいやれることをやるしかない。

ま、まだ3日目だしね。。。

とはいえ、たっくんに対する後ろめたさから、週末にはねだれられてもいないのについ、
市内のデパートで見つけた「ト○カ」のミニカーを２つ買ってあげてしまいました。

だってね、1台２万ドンだったんです。日本円にしたら１５０円くらいかな？

もしかして偽物？と思ったけど、その割にはパッケージ裏面の製品説明がちゃんとしていて、本物っぽい。
確かにつくりが何となーく手抜きっぽい感じはするけれど・・・
アジア諸国向けの廉価版バージョンでもあるんでしょうか？！

でもオモチャとしてはこれで十分。
たっくんも「これ、たっくんががんばってるから、ママからのプレゼント」と言って渡したら、
満面の笑みでワイをしながら「ありがと！」

でも、なぜかその直後に「これ、サンタさんにもらったの？」なんて口走っていたけど・・
・？？

車をあげたときの心から嬉しそうな笑顔にとろ～ん＆
慣れない環境に放り込んでしまった後ろめたさにどよ～ん、で
ついつい財布の紐がゆるくなってしまいそうです。