From クルンテープ

日本滞在振り返り日記です。

今回の一時帰国のテーマのひとつが「鉄道」だったことは
3月30日の日記にも書いたとおりですが、

今回最大の目玉はコレ。

ＳＬ「ばんえつ物語号」乗車です！

ばんえつ物語号は、新潟～会津若松を結ぶ磐越西線を走るＳＬ。

現役を引退し、新潟県新津市の小学校の校庭に保存されていた
「Ｃ５７」型（通称シゴナナ）のＳＬが、1999年に「ＳＬばんえつ物語号」として復活。

4月から11月ごろまでの週末の他、ゴールデンウィーク・お盆などの時期に運行されています。

以前から存在はなんとなく知っていたのですが、今回はたと思い当って運行スケジュールを確認。

今年度の運行スタートから2日目の4月6日に乗ってきました。

まずは電車に乗って出発駅のＪＲ新潟駅へ。

ばんえつ物語号の発車までは結構時間があるな～と思っていたけれど、
早めにホームに入線したので、写真をとったりする時間がたっぷりあったので
丁度良かったです。

最初ホームではごく数人の「鉄っちゃん」たちがカメラを構えているだけでしたが、

シュッシュッと蒸気をはきながら異彩をはなっているＳＬの姿にひきつけられるように、
しだいに、乗車する人もしない人もわらわらとホームに集まり、大変な人気。

うちみたいな小さい子供連れも多く、しかもその子たちの持っているカバンやリュックを
見ると「機関車トーマス」や「しんかんせん」のキャラ比率が非常に高かったのが、
なんだか笑えました。

このばんえつ物語号、ファンサービスにも力を入れていて、
出発するまでの間、順番に「運転台」の見学ができたり、

車掌さんが、写真撮影する子供たちに車掌さんの帽子をかぶせてくれたり、
一緒に写真におさまってくれたり。

たっくんも帽子をかぶせてもらったのに、なぜかすごく緊張したらしく固まってました。。。。

車掌さんの制服もそうだったけど、車内もちょっとレトロ調。

９時４３分、いよいよ発車です。

プォーーーーーーーッ

豪快な汽笛。
よっ、待ってました～

この日は快晴。気温もぐっと上がって、暖かな春の日。

今年度の運行が始まってからまだ２日目ということもあってか、
駅のホームはもちろん、沿線でもたくさんの人たちがＳＬを見に出てきていて、
手を振ってくれるのが楽しかったです。

地元の歓迎ムードをひしひしと感じたものの、
これは期間限定、週末限定だからこそなんだろうなあとも思ったり。

なんせ、やっぱり機関車のはく煙ってすごい。

私たちは３号車に乗ってたので、機関車のすぐ後ろってわけでもないのに、
窓のすきまから結構煙が入り込んできて・・・・

慣れれば大したことないけど、それなりに煙のにおいもあるし。
もしもこのＳＬが毎日何本も走っていたら・・・・・・沿線住民は大変かも。

ばんえつ物語号は約２０分で最初の停車駅、新津駅に到着。

ここでまた１０分ほど停車して、写真撮影タイム。

こんな感じでのんびりとＳＬの旅は続き、会津若松まで約４時間かけて走ります。

が、残念ながら私たちはこの最初の駅で下車
あっというまの旅でした。

うーむ、もうひと駅ぐらい乗れば良かったか・・・・

この磐越西線っていうのも結構なローカル線なので、あまり遠くまでいっちゃうと、
帰りの電車の本数がめちゃくちゃ少なくなる恐れがあったので、最初の駅までにしたんだけど・・・

ちょっとあっけなさすぎでした

次回乗るチャンスがあれば、会津若松まで行って１泊してくるとか、
その手前の喜多方あたりで降りてラーメン食べて帰ってくるとかしてもいいかなあ。

その時まで、ばんえつ物語号、がんばって現役でいてください。