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2011年04月04日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
怒涛の3月が終わり、新しい月、そして(日本の)新年度を迎えました。

3月は個人的にも毎日が綱渡り!という忙しい月でしたが、

それに加えて、
あの大震災が起こった後はひたすらテレビやネットのニュースを追ってばかり。

物理的にも、気力的にもブログに向かうことができませんでした。


今回の大震災では、二人の祖母と親戚一同が、津波で壊滅的な被害を受けた
沿岸都市の隣町に住んでおり、しばらく連絡がとれなかったために
だいぶ心配しました。

津波の心配はない地域なので、自宅にさえいてくれれば大丈夫だとは
思っていましたが、病院もまとまった買い物も、その沿岸の都市まで
出ていくことが多いので・・・・

結局、震災から1週間近くたって無事が確認できましたが、
のちに携帯が通じるようになってから、母方の叔父叔母たちは地震発生時に
やはりその沿岸都市まで出かけていたのだと聞きました。

かなり高台にある場所を訪問中だったので大丈夫だったとのこと。 

しかし、津波が襲ってくる様子がそこからも見えたそうで、
危ないところでした。

連絡がとれて、ホッとしましたが、
周りには震災直後にご家族を亡くした友人や、
危険な場所で体を張って作業にあたっている友人もおり、

また何よりも今だに増え続ける死者・行方不明者数を見るにつけ、
手放しで喜べない気持ちです。

でも今回の大震災の後、

世界中で日本の被災地への支援の輪が広がっていること、
各国の友人たちから安否確認・お見舞いのメールが届いたことは
本当にうれしく、気落ちした心に大きな励ましとなりました。

一時は、ほんの些細なこと、
例えば「いのち」という言葉を聞いたり、
我が家の子供たちがシャワーしながら無邪気に歌う声を聴いただけでも
涙があふれてくるような状態で、

被災地でも、関東でもない、海外にいる私がこんなんでどうする!と
自分が情けないような、もどかしいような気持ちでしたが、

個人的には最近ようやくプチ鬱状態から脱しつつあります。

しかし、被災地では復興はまだまだ始まったばかり。

今でこそ世界各地から、かつてない規模での支援が届いていますが、
被災地の道のりは果てしなく長い。

一過性の支援にとどまることなく、息の長い支援をしていかなければ・・
と思います。

そして感謝。

今与えられている命、人の温かさ、今日のごはんが食べられること・・・に感謝。

それから反省。

便利な生活を支えている仕組みについて無知であったこと。

「自分も何かしたい」という気持ちとともに、
これらの思いも「喉元すぎれば」ではなくて、忘れずにずっと持ち続けたい。

というわけで、うまくまとまらない文章ですが、ここに書き記しておきます。


明日の夜から2週間と少し、家族で日本へ一時帰国します。

まずは、全然手がついていないパッキング作業、がんばりまっす。





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Last updated  2011年04月04日 05時15分45秒
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