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テーマ:映画館で観た映画(8561)
カテゴリ:音楽・本・TV・映画
お休みの木曜日。 予定があったけれど雨で流れたので 思いがけず時間ができて、映画館へ。 「悪人」を見てきました。 本屋で見たときから、気になってはいたのです。このタイトル。 だけど上下巻あって長そうだったし なんとなく手が出ずにいました。 実は以前、吉田修一さんの本で タイトルに惹かれて読んだらがっかり、 ということがあったんですよねぇ・・・。 (何の本かは、書かないでおきましょう)。 それも手が出なかった原因のひとつ。 そうそう、吉田修一さんって、私と同い年なのですね。 もっと年上の人かと思ってました。 さて、映画。 好き嫌いが分かれる作品・・・とは思います。 私はどうか?好きか?といわれると、 好き!とは言い切れないし、 人にお薦めすることもないと思うし、 感動とか涙とか、そういうのとは違う・・・。 なんだか胸の奥がざわざわするような作品でした。 深津絵里さんが主演女優賞をとったけれど、 私はそれよりも、妻夫木君に圧倒されました。 これは本当に妻夫木君なのか? もしも、何も知らずに見ていたら 最後まで妻夫木君とは気づかなかったかも・・・。 妻夫木君ではなくて 清水祐一(役)そのものでしたね。 押し殺した演技の中に、一瞬みせる感情の揺れ動き。 ラストの深津さんの首を絞めるときの表情なんて 頭から離れません・・。 で、その、終わり方をどう解釈したらいいのか、 祐一は光代を本当に殺そうとしたのか それとも光代を共犯者と思わせないための行動だったのか どちらとも捉えられるのですが その辺が原作ではどんななのかとても気になって。 帰りに文庫本を買って帰ろうと思ったら売り切れでした どちらなのかわからないけど 光代を庇うための行動であってほしい・・・ と思っている自分がいます。 あと、岡田将生さんと満島ひかりさんの、 嫌悪感あふれる(!?)演技もすごく気になりました。 特に、岡田将生さん・・・最近妙に気になります。 「告白」は結局見逃してしまったけれど本は読んでいるので そちらもどんな演技だったのかすごく気になります~。 「悪人」と相通じるものがありそうな気がするし。 「告白」はもう公開終わっちゃったしな・・・。 「告白」も「悪人」も暗いお話ですが 両方見た人に、どちらがより救いようのない話か聞いてみたいな~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/09/17 05:29:53 PM
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