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カテゴリ:通勤電車
家路を急ぐビジネス街で深くもこけてしまった。
皆の視線が降り注ぐ中、恥ずかしいやら、体力の限界を感じるやら……。 仕事を終え、電車を乗り継ぐ大崎駅での出来事だった。 山手線と湘南新宿ラインの電車が同時に駅に入った。 山手線から乗り継ぐためには、構内の連絡通路を走らなければまにあわない。 体力の衰えを忘れていた自分は、懸命に走った。 しかし、思い浮かべているほど体力はついてこない。 途中、足首が伸びきってしまったかのように硬直してしまった。 「あっ」と思うまま宙を飛び、身体を整える間もなく 左肩から地面につんのめってしまった。 身体は、そのままの勢いでPタイルの地面を1メートルほど滑る。 脳裏では「止まれ」「頼むから止まってくれ」と願うのだが、 気持ちとは裏腹に滑り台を滑るようにして滑走する。 バッグは片手に握り、メガネはかろうじて地面に打ちつけながらもそのままキープできた。 止まった瞬間、周りの視線が気になる。 「どうしよう、どうしよう」皆が好奇心を持って見ている。 「格好悪う」「恥ずかしい」早くこの場から逃れたい。 でも怪我はないか、さっきの足首はどうなってるんだろう。 足首を捻挫したように見せかけ、うずくまろうか。 でもやっぱり頭の中は、恥ずかしさが先にたつ。 そそくさと立ち上がり、怪我の確認もそこそこに走るように逃げ去った。 目撃者がいなくなった辺りまで走り去り、改めて怪我の具合を調べた。 幸いにも足首は何事もなく、左手にかすり傷を負っただけだ。 良かった~。顔は擦りむいてないようだし。 でも当然のように電車の乗り継ぎは間に合わなかった。 あらためてこけたシーンを思い返してみると、身体がポッポッと熱くなってくる。 若いときのように華麗に走れなくなった。もう年を隠せない。 電車の乗り継ぎは無理をしない。次の電車を待つこと。 これが教訓かな。反省、反省。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 30, 2007 01:32:07 PM
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