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カテゴリ:通勤電車
相変わらず仕事で帰りは毎日遅い。
遅い電車の窓に写る自分の姿を見て、いつも感じる。 口を真一文字というよりへの字に結び、目はトロンとして いかにも疲れたサラリーマン風のおじさんだ。 見るたびに自分の顔に嫌悪を感じる。 気持ちが貧しいから、心にゆとりがないから、心のうちが表情に表れるのだろう。 もっと年相応のいい表情はできないのだろうか。気がつくたびに繕ってみる。 笑みを浮かべてみた。目をパッチリ見開いてみた。でもいい表情にはならない。 その場凌ぎの身繕いだけでは何にも変わらない。 心を磨き、気持ちを豊に持たなければ、自然な形での中年を表現できないようだ。 周りには同じサラリーマン風のおじさんでも、いい表情をしている人を見かける。 柔和で笑みが漏れ、輝いている。風格があり、自分の人生に自信を持って生きている。 同じくらいの年齢層なのにどうしてこんなにも格差があるのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 30, 2007 01:25:48 PM
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