奈々の徒然雑感

虫歯の治療で通院している。
以前虫歯で穴のあいた歯に詰め物をしたものが取れてしまったからだ。
取れてからも特に違和感はなかったので、しばらく放置しておいた。
進行は早いもので、真ん中の腐食部分が大きくなり、
今では回りの部分が欠けてしまった。
欠けた部分の角が舌にあたって痛い。
身をよじるような痛みを感じる。食事をしていても味わえない。

勤務中は医者に行く暇がないと、週1回の土曜休暇を利用し、
自宅近くの歯医者に通いだした。
それから約1ヶ月半、昨日やっと治療を終えた。
堅いものも噛める、食べかすが歯に残る事もない。爽快だ。
こんな事なら詰め物が抜けた直後に行けば良かったとも反省している。

歯医者を嫌う皆も同じような事を思ってるかもしれない。
大きく開けた口に、研磨機でガーガーと治療するのには恐怖を感じる。
ピンセットみたいなもので、ガリッガリッと歯垢を削られるのが嫌だ。
身がちじまるというのか、体が硬直するというのか、思わず飛び上がってしまう。
全身に戦りつが走り、終わった頃には全身に冷や汗がほとばしる。
先生の「終わりましたよ。うがいをしてください」の言葉に、ほっとする。

でも今は調子いい。気を使わずに何でも食べ物を口に出来る。
美味しい料理は美味しく、まずい料理もそれなりに食せる。
歯の痛みというのはつらい。思考能力も、集中力にも欠けてしまう。
歯も大切だが、何に対しても健康は大事だ。自分たちの年齢になると、必ずどこかに異常が生じてくる。
今のところ大きな病気もせず健康を維持しているが、いつ発症するかわからないからな～。