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今年4月亡くなった兄の初盆を迎えるため、
お盆休暇を利用して帰省してきた。 初盆といっても特にいつもの年と変わらないが、 盆飾りに兄の写真と位牌を祀り供養する。 盆の準備が済んだ13日の夜は迎え火だ。 初めて迎える故人のお盆に、42本のローソクを立て供養する。 しかし、年寄りだけのお盆は寂しいもんだ。 子供たちがいれば花火をあかし、賑やかな迎え盆になるのだが。 自分も子供の頃は、線香花火や鼠花火、落下傘花火などに 興じたものだった。 あの頃が懐かしく思い出される。 14日の早朝はお墓参りに行って来た。 この地方の慣わしなのかもしれないが、ご飯、お菓子、お茶、 水などを供え、先祖の墓参りを終えると、 最後にお寺に祀られている故人の位牌を供養するまでの道なりに、 数件の親戚の墓参りも兼ねて帰る。 それにしても山の中腹に建てられた墓地にある それぞれの先祖の墓参りに、朝早くから我を競って墓詣でする 人々は異様に映る。 時間にして僅か30分の墓参りなのだが、皆車で出掛けるものだから 少ない無料の駐車場がすぐに満杯になってしまう。 日中は近所の人たちや親戚の方々が、お線香をあげに来訪してくる。 通常の年なら自分も墓参りの後、親戚に挨拶回りするところなのだが、 初盆の家は自宅から出られないそうだ。喪中だからなのだろうか。 それにしても多忙を極めた初盆だったが、 兄はやすらぎを感じてくれただろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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