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カテゴリ:治療
昨日会社の健康保険を利用して、半日の人間ドッグに行ってきました。半日といっても検査時間は正味2時間なんです。クリニック指定の診察衣に着替え、検診室に入ると数十人の受検者が順番を待っていました。高齢の方々ばかりと思ってましたが、老若男女入り乱れているんです。若い人も健康には注意してるんですね。
検査内容は身長、体重、血圧、視力、聴力、採尿は勿論ですが、血液検査、超脳波検査、レントゲン、さらに事前に採取してあった検便や検査の中で一番嫌な胃のバリウム検査などです。 このバリウムは検査直前、炭酸とともにコップ1杯の白いバリウムを飲まなければなりません。胃の検査をする際、炭酸で胃を膨らませ、バリウムを入れて検査するらしいのです。そのほうがX線を投射したとき異常が発見しやすいそうです。 バリウムを飲まされた受診者は、前後左右に自在のベッドみたいなものに寝かされ、横になったり、うつ伏せになったり、寝たまま1回転させられたりとさっき飲んだ炭酸が逆戻りし、ゲップが出てしまいます。炭酸が体外に放出される事で胃が小さくなり、検査が不可能になると、もう一度最初からやり直しということもあるそうです。バリウムをまた飲まされるのを嫌って、受診者はゲップが出ないよう耐え続けます。 その間5分もかかりませんが、必死でした。飲んだときの白いバリウムが口元から滴り落ちています。赤ちゃんがよだれをたらしているようです。こんな姿は知っている人には見せられません。羞恥心が薄れてきたおじさんとはいえ、恥ずかしいです。 最後は内科検診です。問診、触診、聴音器での診査のあと、これまでの検査結果を教えてもらえます。検査に時間のかかる血液以外は異常なし、健康体ですと折り紙つきでした。 血液検査の結果はのちほど、郵便で送られてきますから、これでひとまずは安心というところですかね。朝食抜きの身体には、最後に出されたサービスのコーヒーが身にしみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 15, 2007 12:35:24 PM
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