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カテゴリ:思いやり
先日の日本テレビ「行列のできる法律相談」をご覧になった方は多くいるでしょう。
島田紳助の歯に衣を着せぬ毒舌は、見ていて楽しい番組の一つでもあります。 その番組内で“いい事しようプロジェクト第2弾”父親から「おめでとう」と言われたいという特別企画を放送しておりました。 結婚する娘の父に祝福の言葉をかけてもらえない。結婚は認めていながらおめでとう、幸せになの言葉もない。父の気持ちが分からなくなったという娘が番組に応募し、ぜひ父に祝福してもらいたいという花嫁の願いを、行列メンバーがお手伝いするというストーリーでした。 実際の結婚式の収録で、腫瘍が見つかり左側の甲状腺を全摘出した木山裕策が特別出演。ライブで持ち歌「ホーム」を熱唱しました。実生活でも4人の子供を持つ木山は、自分の気持ちを子供たちにうまく伝えれない、でも君たちは私にとって大切なかけがえのない子供なんだ、という父親としての心情を淡々と歌いました。 花嫁の父は感動し、涙ぐみ、結婚した二人に「おめでとう」と声をかけたのです。おそらく父親としては、歌詞に自分と愛する娘をダブらせ、勇気を振り絞って祝福したのでしょう。子供の幸せを願いながらも、自分のもとを離れていく悲しみは、娘がいない私でも分かるような気がします。 番組の狙いは視聴者の感動を求めたシナリオだったと思いますが、思わず局の狙い通り、見ていて涙を流してしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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