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カテゴリ:思いやり
先日、後輩の若い社員とノミニケーションしてきました。
彼は定年を迎える自分の後任として、業務を引継ぐために着任。企画の仕事は経験も無く、引継ぎをしながら彼の育成をまかされたのです。明るい性格で、ある意味素直さを持って仕事を覚えようとする彼の積極性によって、引継ぎも順調にすすんでいます。 企画の仕事は会社全体の業務を理解していないと、なかなか難しいものです。詳しい業務の理解には少々不安があるものの、独自のバイタリティで乗り越えている感じです。 最近の若者は覇気がないとか、指示されたことしかしない、仕事への協調性に欠けるなどと、揶揄されていますが、彼に限っては今のところそのようなかけらは見受けられません。自分の指示は素直に受け入れ、自身の独自性を編み出し、対外交渉も積極的に行っています。 身内という甘い評価、甘い見方かもしれませんが、やる気の無い若者とは思えません。順調に育ってくれれば、将来はリーダーシップを取れる人材として成長してくれるかもしれません。 世間で言われているような「ひ弱な若者」ではなく、人材に恵まれたほうだと感謝しております。安心して会社を定年卒業していけると感じました。 ただ不安なことの1つに、自分が抜けた後、彼の業務を適切に指導、指示していく上司がいないことです。 折角、1年かけて成長してきた彼の才能、能力をついばんでしまいそうな環境が、夢を追求しようとする彼の気持ちを変えてしまうことです。 取り越し苦労であればいいのですが。彼自身頑張ってほしいし、会社も彼のフォローを大切に考えて欲しいものです。 彼の気持ちが認識できた酒席でもありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 13, 2008 12:32:13 PM
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