今さらながら『トリツカレ男』…。
う~む…今年はがっつり「師走」を体感
しています。
なかなか評価されにくいことばかりで、
この忙しさの本意は伝わりにくいなぁと
感じることが多いのですが、この経験は
やがて血となり肉となるはず…!?
でもって、クリスマスイヴも出社する様
な状況の中、何とか三連休中に演劇集団
キャラメルボックスのクリスマスツアー
『トリツカレ男』を観てきました!
今回は最悪、観に行けないかも…という
感じだったので、あまり前評判を聞かず
にいて、どんなストーリーなのかも
分からないまま、当日券に並びました。
いつもなら多少のキャンセルが出ていた
はず…と勝手に賭けに出て、すぐに席を
選ばず、ギリギリまでキャンセル待ちを
待つことにしたのですが、ちと失敗…。
最終的には二階の後方通路席でどうにか
こうにか劇場内へ。とは言え、腰が痛く
なったものの、思いのほか観やすくて、
舞台全体も見渡せました。
今回は、タイトルと同名でいしいしんじ
さん原作の小説を舞台化。(その小説は
これから読もうと思っていますが…)
主人公はとある田舎に住む、ジュゼッペ
という少年。彼はふとした拍子に様々な
ことにトリツカレます。
時には三段跳びだったり、時には舞踏会
で身につける仮面作りだったり…。
しかし、このトリツカレ方が半端なく、
三段跳びなら、カフェで働いているの
ですが、その仕事も忘れて没頭して、
世界記録も狙えてしまうくらいに。
そんな彼がペチカという異国から来た
女の子に出会いトリツカレてしまう…。
でもそのペチカには辛い背景があって、
それを知ったジュゼッペは…。
切なくも心がジンと温まる、キャラメル
ボックスらしい舞台でした。もう少し
早く観ていたら、何度か観に行っていた
かもしれません…もちろん時間が取れた
なら…ですが。
最近はユーチューブにダイジェスト映像
がアップされていますので、ご興味の
ある方は『トリツカレ男』で検索して
みることをオススメします。
ちなみにこの劇団はサポーターズクラブ
という名のファンクラブのような仕組み
があるのですが、毎年このクリスマス
ツアーのタイミングで更新していて、
今回の更新でいよいよ15年目に。
今までいくつの公演を観たのか、近い内
に数えてみたいと思いますが、こうして
年に何本かは新作を世に送り出し、再演
にしても新たなキャスト、演出で公演
している様は、いろいろな意味で見習い
たいと感じます。
この年末年始は少し時間を作って、過去
の作品をDVDで観直してみようかなぁと。
来年も楽しみな公演が目白押し、しかも
久しぶりにあの男も戻ってくるので、
目が離せそうにありません♪
さぁ、2007年も最終コーナーに。最後の
最後までイベントが目白押しですが、
楽しんでがんばりたいと思います~。
ではっ!