お友達の入院
上の子と保育園で仲のいい女の子Aちゃんが、たまたま私の勤めている病院に入院してきた。Aちゃんのママは、出産したてで、下の子どもにも手がかかる。またパパは家の事が全くできないらしい。ママはすごく疲れて見えた。面会時間は19時までだけどこれからパパのお弁当を作らなくてはいけない!といって、15時ごろ帰っていった。Aちゃんの傍にはおばあちゃんが残った。18時ごろ病室にいった。ママがいた頃とは別人になっているAちゃんがいた。元気がなかった。19時ごろ病室にいった。おばあちゃんが丁度帰ろうとしたところで、Aちゃんは一生懸命涙をこらえていた。けれどおばあちゃんが『かえるね。がんばれ!』といったとたん、抑えていた気持ちがあふれたのだろう声を出して泣きじゃくっていた。『私に何ができるであろうか?』一生懸命考えてみた。入院初日のAちゃん。明日は手術である。できるだけママがそばにいた方がいいに決まっている。けれどママは忙しく、そばにいれない。さびしいだろうに、ママの前ではその姿をみせないAちゃん。きっと、『ママが頑張っている』のを肌身で感じ取っているのだと思う。なるべくママが傍にいれるように・・・明日もう一度、Aちゃんのママに、『できるかな?』とおもったことを提案してみようと思う。またママがこれない時間は、少しの時間でも楽しくすごせるようにうちの絵本を持っていこうかな。子どもは子どもで頑張っている。ママもしっかりそのことを忘れないように一瞬一瞬を一生懸命に・・・と改めて感じさせられた出来事でした。