お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい
お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい楽天ブックスもアマゾンもセブンアンドワイもbk1も……かなりの品薄です。今夜のドラマでそれだけ感銘を受けた人が多いんでしょうね。楽天ダウンロードならすぐに読めますよ~。お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい実は私も脳性マヒ児の母親です。長男が養護学校の中学部、長女は普通小学校の健常児です。で、この原作も読みました……途中まで。泣いてしまってどうしても全部は読めませんでした~共感はね、実はそんなにしなかったのです。うちの息子さん、手足に麻痺があって言語障害もあって知的にもやっぱり遅れがあるけれど、普通に生意気だし(笑)、何より我が家で一番の健康体。障害者のいる家庭は「不幸」だとか「暗い」だとか「必死」「頑張ってる」……そんなイメージがあるかもしれませんが、うちはそうでもないです。家族全員O型で大らか…というか能天気?(笑)確かに障害があることで、本人は思うように動けなかったり訓練を頑張ったり大変ですが、家族もサポートや行政的な手続きも健常者に比べて多くて面倒ですが。まぁ、健常児でも、成績が良くなるように勉強を頑張ったり、足が速くなるように練習したりするわけだし。健常児の親でも、自分の子供がより良い生活を送るためにサポートするわけだし。そんなわけで、うちの場合は負担的には一般家庭と対して変わらないかな~なんて思います。進学先を決めるときだけは確かに大変でしたが……。他は、ぶっちゃけ長女のデキが良くなくて、そっちのほうが大変だったりします。(笑)でもうちがこんなに能天気でいられるのも、多分息子の体が丈夫なおかげなんだろうな。いろんな病気を併発しているお子さんの親御さんは大変だと思います……。さて、うちの事情は置いといて。今回のやっちゃん役の男の子、渡辺直樹くん――上手いね最初は本当に脳性マヒの子かと思ってビックリしました。そのうちに元気に走る回想(じゃなくて空想)シーンがあって、ああ元気な子なのか、と。しかし演技が上手いよー発音なんかも上手い時々「あら綺麗な発音」と思うところもあったけれど、あれだけ出来れば上出来でしょうあとは……金魚を埋めるシーン、あれだけ車椅子の子がいるのに先生が一人だけっておかしいよね、どうやって全員の車椅子を押して教室に戻るのかしら、と思ってみたり。(笑)イヤな見方をしてゴメンナサイそれから……石井めぐみさんが出演されていましたね。無理心中を図ってしまったお母さんの役。彼女は本物の障害児のお母様です。残念ながら彼女のお子さんは亡くなられましたが……。笑ってよ、ゆっぴいこれも読みました。出産時の様子がうちより軽いのに、うちより重い障害を持ってしまわれたことに驚きました……。話を元に戻して――。「お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい」は、今よりもっともっと障害に対しての理解がなかった頃の実話です。障害に関心のある人もない人も、是非読んでほしいです。私も最後まで読みたいな……まだ無理かな