タッチ 長澤まさみ、斉藤祥太&慶太
マイペースな落ちこぼれの上杉達也と、スポーツ万能・成績優秀の和也は双子の兄弟。幼なじみの南も含め、3人は生まれた時から大の仲良しだった。やがて3人は高校生になり、南は自分たちの通う明青学園が、甲子園に出場することを夢見るようになる。和也が、想いを寄せる南のために野球部のエースとして活躍する一方、達也も心の中では南のことを想っていた。そんな南は和也からの好意を知りながらも、ひそかに達也の方に惹かれていく。だが、野球に燃えていた和也が交通事故で他界。和也の遺志を、兄の達也が受け継ぐことになったのだが…。「週刊少年サンデー」に連載された、あだち充のさわやか青春漫画「タッチ」。名作として名高いこの作品を、 「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心監督が完全映画化。高校生たちの揺れ動く心をみすみずしく描き、そのピュアで切ない恋心をスクリーンいっぱいに映し出している。ヒロインを演じるのは、「世界の中心で、愛をさけぶ」の長澤まさみ。物語の軸となる双子の兄弟を、斉藤祥太と斉藤慶太が好演している。イメージに合ったキャストだったと思います。タッチのストーリーを知らない人にみてもらいたい作品ですねぇ。最近思うのですが、やっぱり2時間じゃ伝えきれない作品ってあると思うんですよ。電車男も、セカチューも、コレも。どうせだったら、ドラマ化してもらいたかったなぁと思いました。