お花見スポット
桜の木って、すごいよね。たった1週間程度咲くだけのために1年間がんばっているんだものね。そういうキレイな姿をたくさんの人に見てもらえて、桜も幸せなんじゃないかな。日本はどうしてお花見が大好きなんでしょうね。というわけでちょっと調べました古事記、日本書紀に書いてあるイザナギ、イザナミの命や天照大神,大国主命等の神様の時代より、更に前の古代日本における「サ神信仰」に由来するのだそうです。古代の日本人は「サ神様」と言う山の神様を信仰していました。サガミ、サヌキ、サツマ、トサ、サド、カズサ、シモフサ、ワカサの国などサがついている地名が沢山あるのはその名残りだそうです。で古代の日本人が農耕民族になった頃、そのサ神様は田の神様にもなり、田植えの頃里に降りてきて終わったら山へ帰ったということです。サクラのサはサ神様からきており、クラは座(神座)の意味で、サ神様の依るサクラ(サ座・桜)の木の下でサ神様にサケ(酒)サカナ(サケ菜・肴・魚)をササゲテ(捧げて)(神様は志だけ受け取られて実際は食べないので)人々がオサガリをいただくという風習があったのです。つまり、サ神様のおわしますサクラの木の下でサ神様に野の幸(酒、サカ菜)や海の幸(サカナ・魚)をそなえて、お祈りし、そのオサガリをいただきながらお祭りをするわけなのです。(元々は神事でお祭りだったのです、だから今もお祭り騒ぎしても当たり前かな)日本人のDNAの中にサ神信仰が染み付いているんでしょう。 だから春になり桜の花を見ると血が騒ぐのでしょうかね。この話の出所は 大田区郷土博物館の西岡秀雄さんの説です。 (-酒と桜の民族-より) また違う説によると、桜の木の下だと何故うきうきして騒ぎたくなるのか?についてはピンクの色が関係しています。ピンクの色は心うきうきする色だそうです。人間の皮膚が色を感じるのだそうです。(科学的にはルーダメントと言うそうです。)もう一つの説は桜の花から藤原紀香みたいなフェロモン(みたいなもの)が出ているんだそうです。実際はフェロモンではなくジャスミンと何とかいう物質らしいですけど(この部分メモとり損ねました)、それらを嗅ぐとうかれやすくなるのだそうです。え~!そんな深い意味があったのか。DNAかぁ。日本全国の桜を見て回っていらっしゃる方も多いでしょう。うらやましいですね。今年は三春の滝桜をみてこようと思ってます。私の地元には「日和山」というお花見スポットがあります。とても景色がいいので、ぜひ皆さんにみていただきたいですね~